フツーに生きておりますが、どうも緊張しやすい性格です。
初めて出会った人と親しく話をしたり、馴れない場所の人混みにさらされたり、
職場などが変わったり。
そんなかことでも、何だか影響があるようで、布団に入ってからも一時間以上寝られません。
マジな睡眠障害を改善していく中での、失敗と挑戦について、書きたいと思います。
睡眠障害になっていった頃のこと
10年くらい前は、ちゃんと寝られていました。
もう、疲れはてて、ばったりと。
そのあと大きい仕事を任せてもらえるようになってから、どうも睡眠が崩れだしたようでした。
やってもやっても仕事が追い付かず(ワタシの勝手な抱え込みによるもの)、いつも焦り続ける精神状態になりました。
「アレをやらなきゃ」
「コレが終わってない」
と、いつも追いたてられるウチに、夜寝ていても、気になって仕方なくなるように。
やがて、夜中に「あれ、やってない!」と、ガバリと起き出すようになりました。
そうなると眠れなくなり、夜中に仕事を始め、朝まで。
そして、そのまま仕事へ。
そんなことをしていると、だんだん疲れと眠気のセンサーが壊れてきます。
調子が悪くなり、医者に睡眠改善薬を処方してもらうことに。
改善薬が無いと眠れなくなる
「しばらく、睡眠改善薬を飲み続けて、睡眠リズムを作りましょう」
そう言われて飲み始めました。
1年を過ぎてリズムまも整いました。
すると、処方が変わりました。
「必要な時だけ飲んでください」というタイプになりました 。
ところがどっこい。
無いと眠れない。
たくさん走った日などは眠れますが、ふだんの日、「睡眠不足で仕事に行くのが怖いから」と、つい毎日飲んでしまう。
依存症ってやつです。
医者にも、「毎日飲んでいるんですか?」と、聞き返されます。何とかしなくちゃ!
眠るための儀式を探せ!!
いっちょ、頑張るかー!と、トライしてみました。
人によっては効果があると思いますが、世間で言われる物でも、合わなかったり。
たとえば、
ホットミルクを飲む。
あまり効果がない。
体重が翌朝増えているから、朝からウンザリするので、却下。
寝酒にトライ。
翌日身体が重くなるだけで、なんか夜はハイになって眠れない。
養○酒は、5000円もしたけれど、味に癖があり、ほとんどムダに(涙)。
ヨガ。
気持ち良いですが、眠くはならない。
未熟者なので、屍のポーズ(上向きに寝転がる)でも、煩悩でいっぱいになってしまいます。
大好きなアロマオイルの「眠くなる系」。
「良い夢が見られる」という効果はありました。
でも、「ぐぐっと眠りに誘う」というパワーはワタシにはなかったような。
ラベンダーもサンダルウッドも1000円もしたのに!チクショウ。
この「眠るぞ!!」というその気合いこそが、どうやら安眠の一番の敵!!と安眠のための本にもありました。
うー、だって、明日のために早く「出来れば薬なしで」寝たいんだもの!!
あれこれトライして、何とか有効かな?という手段を見つけました。
1 毎晩ゆっくり湯船に浸かる
湯船に本やスマホを毎日持ち込んで、「うえーい、今日のお疲れさま会だあ!」と、一時間近く籠ることもよくあります。
湯船のヘリに座って足湯にしているだけでも、慣れてくると発汗がめちゃめちゃ良くなりました。
毎日サウナに通ってるぐらいの汗を出せるので、気持ちいいです。
2 風呂から上がったら、スマホは見ない
暗闇でスマホをつけてみると、そのライトの強さにびっくりしますよね。
寝る前のスマホを本に置き換えるのは、非常に有効でした。
でも、スマホ並みに楽しい紙媒体の準備を万端にしなければ、退屈でついスマホを見てしまう!
ブックオフにずいぶんお世話になりました。
3 早めにベッドルームのライトを暗めにする
ベッドルームのライトを小さくするのは、効きました。
ベッドサイドのランプの光とか、ちょっとこだわるとさらに楽しそう。
予算が付いたら、黄色っぽいベッド用のライトを購入したいと思っています。
4 昼間、まめに歩くよう心がける
身体を動かす、と言っても「こまめに歩く」だけでも、実は違うので、「できる範囲で」心掛けることが、かえって大切でした。
疲れる日は、「安眠にはサイコー」の日にカウントすると、ちょっとハッピーですもんね。
5 夕方からカフェインを極力減らす
夕方からの疲れをとりたくて、夕方にドリンク剤を飲んでいたころもありました。
でも、夕方に疲れているって、自然なこと。
珈琲ジャンキーなワタシですが、夕方からのコーヒーを減らしたら、「疲れセンサー」がよく働くようになりました。
ちなみに昨日はうっかりカフェのコーヒー3杯飲んでしまい、薬を使っても5時間しか眠れないことに!
休みの日なのに朝4時から目が覚めて、このブログを直しています・・・。
6 枕回りにお気にいりのグッズをちりばめる
眠る寸前に目に入るものは、やはり一番のお気に入りを。
アロマオイルは、気に入りのものを「火を使わない」グッズで使うことで、うまくいきました。
これ、見た目はヨクワカラナイ感じですが、暗闇でほどよい明りをつけながら電池を使って、アロマを焚いてくれる優れもの。
あとは、アロマポット。陶器に1、2滴垂らすだけ。経済的!
7 寝る前に読むのもは、ハッピーエンドなもの
眠る前はことさらにハッピーエンドを。
いい夢が見られます。
8 早い時間に布団に入る
2時間くらい布団でごろごろしているのも、実は必要な時間です。
もしもできるなら、ライトを少しでも暗めにして、のんびりタイムを。
9 スマホには「睡眠アプリ」を入れる
さまざまなアプリが出ていますね。
「おやすみ」設定にすると、スマホが使えなくなる、というのがこのアプリの一番すばらしいところではないか!?と使った実感です。
スマホいじりが一切できなくなるので、うっかり「調べ物だけだから」何て言ってスマホを目にしてしまう、なんてこともなくなりました。
それがないだけでも、眠りにつける時間は大きく変わります!!
「睡眠アプリ」は、ナニをどうやって計測しているのか知りませんが、「アナタの本日の睡眠の度合いは75%」などという数値を出してくれます。
しかも、それって寝起きの体の軽さとちゃんと比例してます。
朝、これを見るのが楽しみになります。
10 安眠系の音楽を聴く
同じ部屋で寝ている人が、遅い時間までテレビをつけている、という比較的つらい環境で生きております。
テレビの音は、本当につらい。
だから、イヤホンで別の音を強引に聞く。
そして、アイマスクをかける。
睡眠不足を解消すると、毎日がハッピーに
気持ちよく深い眠りが毎日できると、目覚めの気分が違いました。
「ああ、もう朝か。仕事だ。嫌だなぁ」
と起き出してきていたのが、
「よし、今日はキッチンでコーヒー飲むぞ」
と思って起きるくらいにはポジティブ(?)なかんじに。
そんなのも、ちょっとした楽しみにしながら、睡眠薬の依存症から何とか抜け出せてきたようです。
今夜はお気にいりの本を枕の下に潜ませて眠ってみようと思います。
今日もお疲れ様でした。
ゆっくり休んで、素敵な夢を。
たでは、また。