猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「悩む時間」を「考える時間」に変える~『「自分の壁」の崩し方』潮凪洋介

「クヨクヨ悩む時間を過ごすのは、不毛だ」とは、わかりきったこと。

でも、どうしても抜け出せなかったり。

著者に言わせると、ただ心をジクジクと痛める行為は、”心の自殺”でしかないそうです。

もし、クヨクヨ悩み、心をジクジク痛める時間が10分でもあるならば、その時間を「状況を打破するためのアイデア」を出す時間に費やした方がいいのです。

そして、1つでも2つでも行動に移した方が、事態は必ずよいほうに動きます。

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ピンチを1ミリでもいいので、よい方向に動かす

「ピンチを1ミリでもいいので、よい方向に動かす」

これこそが人生の醍醐味です。

ダメな結果でもよいのです。

スポーツで言うところの、「負けはしたものの、最期まであきらめずによい試合をした」という実績が残ります。

これが大きな自信になります。

スポーツなら、そういう試合こそが「ベストバウト賞となり、硝酸と賞金が与えられ、周囲からも期待されます。

 

ただ、クヨクヨと悩み続け、突破のアイデアを1つも出すことができない人。

彼らは無駄に、ただ悩み、自虐するための時間は膨大です。

年間にすれば、何百時間にもなります。

一生で言ったらもう、想像を絶する時間数です。

時間とは命そのもの。

これは命を無駄に使うことに等しくなります。

きわめて不毛で、痛々しい行動です。

 

「あ~まずい、また憂鬱になってきた。悩みだした」

そう思ったら、紙とペンを用意すること。

そしてタイマーを10分にセット。

状況を打破するアイデアをひたすら書くのです

ジクジク痛む心を抱えながら、手を動かす。

すると、アイデアが1つ生まれ、2つ生まれ、紙が次第に文字で覆われだします。

紙に並んだ具体策が視界に飛び込んできます。

 

あなたに「安堵の風」「希望の風」が吹き抜けます。

なす術もなく、ただ悶々と自虐的こころを痛めている状態ではなく、「対策」と「行動指針」が頭に浮かび、それにかけてみようという興奮が生まれてきます。

 

著者も独立直後、まだ売り上げもあまりないころ、ピンチのたびにアイデアを紙に書き出しました。

毎日がピンチの連続だったので、眠りに落ちる寸前まで、枕にノートを広げておイデアを書き出しました。

 

今でも大きなヤマを越える際には必ず実践しているそうです。

これにより「ただ悩むだけの自分」を一瞬で壊し、「想像し突破する自分」に変えてきたのです。

強くなれるかどうかは、この「あきらめずに考える、そして行動に出る」を継続してできるかどうかにかかっています。

それはとても大事なことだと著者は言います。

それはあなたの前には、「問題」と「解決策」と「結果」。

この3つしか存在しないから。

その他は何もないのです。

 

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