敬語をきちんと使えなければ、社会で生きていけません。
しかし、敬語も使いすぎると、じつは害を及ぼしませんか?
敬語の使いすぎが、相手と自分との間に「壁」を作ってしまう。
もっと親しくなれるのに、もっと心地よい時間を過ごせるのに。
あるいは親友や、恋人同士になれるのに。
それを阻んでしまうのです。
つまり、互いに、相手に一歩踏み込むことを遠慮する言葉と言えます。
ワタシ、「敬語を外す」のが、超苦手です!
相手がタメぐちをきいてくれているのに、まだ敬語を使ってしまうことすらあります・・・。
もう、自分の「壁」の高さにうんざりです。
でも、「失礼にならないかな!?」と思うと、不安で仕方がないのです!!
そんな、「いつ敬語を外すべきか問題」について、今日は勉強します。
「同い年なのに、仕事で出会ったことから敬語が抜けず、プライベートでもそれほど仲良くなれなかった」
「パーティで出会った異性とのデートで敬語が抜けず、恋愛の甘い雰囲気に至ることができなかった」
「会話の盛り上がりのクライマックスを敬語にしてしまった井出、いまいち大きな笑いにつながらなかった」
そんな経験が誰にでもあると思います。
多少年上でも、会話のところどころから、「敬語」を外してみましょう。
たとえば、「~ですよね!」ではなく、「~でしょ?」。
あるいは、「~したんですか?」ではなく、「~したの?」。
縦割りになれていたり、体育会系だったりする人には、多少勇気が必要な行為かもしれません。
しかし、思い切って、お酒の力などを借りてやってみると、とたんに人間関係がスムーズになります。
相手も楽しいし、自分も楽しいのです。
さらに、年下にも紳士的に敬語を使う人も多くいます。
もちろん、取引先や社外の人、ビジネスタイムはそうした方が断然いい。
でも、気を許せるプライベートな関係になってまで完全な敬語を用いてほしいという年下は、ほぼいません。
著者にも経験があります。
プライベートの遊びの際、年上の人に完全な敬語を使われていたので、なんだかとても居心地が悪かったのです。
「敬語を使わないでください!名前も呼び捨てにしてください」
そのようにお願いしてしまったほどでした。
本音で接してくれていない。
そんな気分になり寂しく感じたのを覚えているそうです。
年下とは仲良くなるにしたがって敬語を取り去っていく、そのほうが年下の人も気が楽なのです。
人生の様々な場面でさらに1割から2割、ワタシと一緒に敬語を減らしてみませんか?
あなたがやるのは、敬語の破壊です。
特に40代50代になれば、この「敬語外し」は、親し気な空気を作るために必要な教養の一つとも言えます。
「敬語の使い方」と同時にしっかり学んでほしい、と著者は述べています。
家の中で育てたくて買ってきたジャスミン。
しかしお店の人が言う通り、室内だと元気が無くなりました。
外に出したらとたんに元気になり、つぼみが上を向くようになりました。
2度の台風で、風に当たり、心配でした。
しかしかえってそうした自然の刺激を受けることって、大事だそうですね。
つぼみが膨らみ、花が咲きました!
家の中で(買ったときに咲きかけていた花が)咲いたときには、においがほとんど無かったのです。
しかし、外で咲くとみごとな香りがいっぱいです。
外にいるべき花たちは、家で過保護にしたからと言ってシアワセにはならないんですね。
人間と同じだなぁ。
今日も、お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、素敵な夢を。
では、また。