猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「腹を割る」回数が増えるほど、夢が現実に近づく~『「自分の壁」の壊し方』潮凪洋介

腹を割って話す・・・。

苦手です。昨日の「敬語を外す」と同じく、苦手。

だって、腹を割って話したって、相手が否定してきたらどーするの?

もう、立ち直れないじゃん。

馬鹿みたいに高い夢を語って、嫌な気持ちを感じる人だっているかも。

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著者は30代のころ、友人と「本当にやってみたいこと」を話し合う場を設けようとしました。

「もう30歳だし、そろそろ遊びだけじゃなくて、いつも考えている将来への展望や仕事に関する野望など、いつもと違ったマジメな話をしてみないか?」

ふと、こんな言葉をかけてみました。

 

ただ、この提案はとても勇気がいる行動でした。

「おかしなヤツだと思われないかな?」

「何か怪しい活動でも始めたのかと思われないだろうか?」

「そんなの今更恥ずかしいだけだよ、と言われるかも・・・」

「将来やりたいことや夢を持たないヤツもいる。彼らが疎外感を感じないだろうか?」

そんな心配も伴いました。

しかし、これらもまた、著者自身が勝手に作った妄想にすぎませんでした。

実際に声をかけてみると、思いのほか多くの人が賛同してくれました。

 

そして、毎週木曜日の21時にみんなで集まり、実際に「やってみたいこと」をマジメに発表しあいました。

笑いと興奮に満ちた、実に愉快な時間でした。

 

このとき、昔からの友人がひそかに抱いていた夢を初めて耳にしました。

「畑を借りて、その横にバーベキュー場を作り、きゃんぷもできるようにしたい」

「実は小さなバーをやりたくて・・・」

「モバイルコンテンツビジネスで社内ベンチャーを考えているんだ」

 

これまでに遊びを通じて培った友情の上に、この時を境に「夢」で結ばれた絆が生まれました。

 

「否定厳禁」のルールのもと、「こうしたらもっとうまくいく」といった会話が交わされるので、発表者もすこぶる気持ちがいいのです。

最初は照れていた人も、次第に殻が破れていき、自分が本当にやってみたいことを次々と口に出し始めました。

 

それから十数年がたち、参加者のほとんどが「なりたい人生」を手に入れたそうです。

著者が脱サラをして今の仕事を得られたのも、勇気を出して「友人の前で夢を語った」からです。

そして「この会をやろう!」とみなに持ち掛けたからにほかなりません。

 

もし、あのとき、この会をやらなかったら、この本ももちろん出版されていない、と著者は言います。

現在この会は「潮凪洋介の自由人生塾」として、全国で毎月1回、第3日曜日に定期開催されているそうです。

参加者の多くが自分の殻を破り、夢を宣言して、「なりたい自分」「自分流の人生」を語り、作り上げようとしています。

 

あなたがやるべきは、夢を語ることは恥ずかしいという固定観念破壊です。

ロマンを語り、有言実行で理想に近づきましょう。

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お疲れさまでした!

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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