猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

幸福と不幸に境目はない。~『「もっと」を捨てればウソのように心が軽くなる』菅原圭

著者自身、以前より今が文句なしにしあわせだそうです。

最近は、つまらないなあとか、キツイなと思うことがほとんどないとか。

依然といまと、何かが大きく変わったから・・・ではありません。

現実には、年齢を積み重ねた分、疲れやすく、記憶力もなくなってきました。

仕事を取り巻く環境も厳しさを増しています。

日本全体が厳しさを増しているのですから、どの世界にも厳しさがしのびよってきているのは当然です。

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ところが、そうしたなかで、著者なりに幸せなのです。

幸福感がどんどん深まっていくのを実感しています。

開き直りじゃないか、という人もいるかもしれません。

でも、しあわせは自分で感じるもの。

誰がどう思おうと、自分がいいと思えばそれでいい。

しあわせは、そういうものでしょう。

大いに開き直って、自分なりにしあわせになってしまえばいいのだ、と思っているのです。

 

なぜ、著者がそんな心境になったのかといえば、いまの現実をどんなにイヤだと思ったところで、現実は簡単に変えることができないのだと気づいたから。

現実を変えるたったひとつの方法は、現実の見方を変えること。

それしかないのです。

 

イヤだ。つらい。みじめ。不幸だ。

そうした思いはツタのようにからみついてきて、事態が多少好転したくらいでは、イヤだとかつらい思いは一向に変わりません。

 

ところが、いまのままで十分満足だと思っていると、ほんのすこし現実が好転したりすれば、なんてラッキーなのだとうれしさが倍増するのです。

どう考えても、現状のまましあわせだと感じられる方がトク、そしてラクです。

 

現実には、幸福と不幸の境目はありません。

それをイヤだの、つらいだのと思ってしまえば、その瞬間に現実は重さを増し、つらいものになってしまいます。

そのうえ、嫌な思いもつらい気持ちもどんどん増してくるのです。

 

これ現実なのだと受け流していると、まぁ、こんなものかと思えてきて、さらにそのうち、これでまぁ十分じゃないかと思えてきます。

 

年々、幸福感が増してくると感じているのは、「これでいい」と思い込むことがだんだん早く、うまくできるようになってきたからでしょう。

現実が変われば幸せになれる、ではないのです。

自分が変われば、いまのままでも十分しあわせ。

それに気づくことが、しあわせになる、たったひとつの方法です。

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↑これを、「めっちゃくちゃな植え方だな」と思うか、「おしゃれな寄せ植えだ」と思うかは、自分次第なのかな。

今の人生を肯定する。

それって結構なスキルかもしれませんね。

「そこで成長が止まっちゃいそう」な気がしてしまいます。

が、「現実をありのままに肯定する」ってのも、大事。

特に仕事をしていく上では、まず肯定していくって大切ですよね。

人生も、同じなのかも。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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