自分自身が楽しい気持ちやモチベーションが高いとき、あなたは鏡を見ると自分の瞳が輝き、肌もつやっとしていることに気づくことがあると思います。
メンタルの安定があると、自然と肌や身の回りのお手入れにも気を遣うようになります。
身体にジャンクフードのような毒を入れ続けることもしませんし、暴飲暴食にも走りにくい。
外見を整えることは、メンタルケアと身体のお手入れをする、その両面が必要です。
35歳から人間は、坂を転がり落ちるようにどんどん外見が変わってきます。
でも、手をかければすぐに効果が出るのが、外見のいいところなのです。
押し寄せてくる年齢をあきらめととらえるのではなく、上手に折り合いをつけながら、手入れをできる部分は手入れして、自分を磨いていけたら、とても素敵ではないでししょうか。
自分のことを好きになれない人はとても多いですし、自信のない人もたくさんいます。
ワタシもそうです!
でも、そんなに難しい手法を使わなくても、毎日の習慣で自分を変えることがでると著者は言います。
早速やってみましょう!
きれいでかっこよくて、さらに性格のいい人が多いのはなぜ?
「認められたい症候群」を脱出する方法
心の土台の部分を整えることから、本著では提案しています。
自信が失われていると、人から褒められても素直に受け止められなかったりします。
人間の一般的な傾向として、他人から承認されることで自分の価値を判断する、というものがあります。
これは良いとか悪いとかではなく、一般傾向です。
もっと褒められたくなり、もっと認めてもらいたくなる。
この承認欲求が著しく強く、人に認められることで自分の存在意義を感じる、そのような人を著者は「認められたい症候群」と呼んでいます。
この中には矛盾した特徴を持った人もいて、その人たちは、褒められたり認められたりしたときに、すんなり受け取れないのです。
「それって本心じゃないでしょ?口だけでしょ?」と考えてしまうのです。
しかし、「認められたい」と思うのは、すべての人に共通する自然な欲求です。
自分を好きになるチャンスを増やす方法
しかし、他者からの評価のだけで自分の価値を決めていると、他者からのよい評価がもらえないときに、まるで自分が価値のない人間に感じられてしまいかねません。
そこで提案なのは、自分で自分を認めるクセをつけることです。
自分い認められるところがないと思っている人でも、ハードルをすごく下げて小さなことから自分を認めてあげましょう。
◎今日も1日仕事を頑張った(当たり前のことではありません)!
◎疲れていたけど、デスク回りや自分の部屋をかたづけた
◎会社では笑顔で過ごした
◎自分の心を養う読書をしている
・・・・などなど、ハードルは10センチくらいの低いもので、自分で自分を認める習慣をつけてみること。
ここで、自己肯定ができるようになると、たとえほかの人に褒められなくても心が折れるようなことはありません。
褒められた時にはうれしい気持ちになりつつも、前ほど大きい反応を示さなくなります。
つまり、人に左右されない安定した心が手に入るのです。
潜在意識から美意識を上げる方法
「一人時間」こそ注意!
私たちは日常生活のほとんどを無意識で行動しています。
たとえば、何かの本を読んで「よし!自分も口角を上げて過ごそう!」と思っても、次の瞬間には忘れてしまいますよね。
始めたばかりのときは意識して生活していても、テレビを見ているとき、家族とリラックスしているときは、過去の表情のまま。
新しい習慣を身につけるには、相当の回数を意識しないと、行動を変化させるまでにはなかなかいたりません。
パンツスタイルになれている女性が、用事があって急にスカートをはいていると、足を開いて座ってしまったり、ガツガツ大股で歩いてしまっているのを目にすることがあります。
振る舞いがパンツスタイルで定着しているのです。
無意識に定着していないことは、体も言うことを聞いてくれません。
著者も口角を上げることや姿勢を正すこと、自分の歩く目の前に架空の線を一本引き、それに沿って歩くことを意識しています。
全体で言えば、3割もできているかどうか・・・。
でも、3割できていれば、以前よりも3割増しで確実に美人度が増したと思っている(笑)と書いています。
「自分の理想の美」を明確にする
そこで最初の段階では、美に対して何を意識したいのか?どんな自分になりたいのか?という目指したい方向を明確にすることから始めることを著者は提案しています。
著者はコーチングのセッションをしていて、クライアントから「美」をテーマに挙げられることは多くあるそうです。
そんなときクライアントに明確にしてもらうのは、
「美に関して何を目指したいのか?」
「あなたの思う美しさとは何か?」
という点。
つまり、最初の段階としては、美に関しての自分なりのゴールを明確にすることから始めます。
ちなみに著者の目指す美は、「真の美しさ」。
内面、外面両方から輝くこと。
特に内面は、長期にわたって外見に大きく影響するので、寧面を養うために、自分の尊敬する女性たちに関する本を定期的に読んでいるそうです。
晩年のオードリー・ヘプバーンやマザー・テレサの活動を見ると、心穏やかになれ、顔が柔和になるのが自分でもわかるそうです。
そして、「オードリー・ヘプバーンならこの場面でどう言うだろうか?」「マザー・テレサなら、どう行動するだろう?」と自問することで、自分の理想に近い美を追い求める気持ちを持つことができます。
また、外面の美の目指すゴールが明確になったら、そこに到達するメニューを考えるのもいいでしょう。
「くびれたウエストになる」というゴールなら、仕事の休憩時に必ず椅子に座りながらウエストを20回ひねるとか、バスタイムには湯船につかりながら20回ひねると決めて実行する。
また、ゴールが「ダンディな男性になる」「エレガントな女性になる」というものなら、自分が目指すエレガントな芸能人や俳優をピックアップし、その人をロールモデルにして、自分はどこを手掛けたらいいのか考えるのです。
ヘアスタイル?メイク?ファッション路線を少し変える?
できるところから、手掛けてみることが大事です。
そのように、何かやっている自分、変化している自分、素敵になって言っている自分になることで、不思議と内面も美しくなります。
外見と内面の両方からアプローチすることで、理想の美を手に入れることができるのです。
気持ちは、びっくりするくらい表情と美醜を左右するんですよね。
うっかり落ち込んだ顔のままでいて、鏡の前に立って、「わっ!誰よこの疲れた人!?」となることもしばしば。
自分基準で自分を上げていければ、「向上しているジブン」がうれしくて、もっとご機嫌になれそうですよね。
今週もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夜を楽しくお過ごしくださいね。
では、また。