猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

日中の強い緊張や興奮、集中力の乱れは副交感神経を整えて治す~『ゆっくり生きれば、遠くまでいける』小林弘幸

自律神経が乱れやすい人は、交感神経と副交感神経のバランスを整えると効果があるそうです。

緊張状態が必要以上に長い人。

興奮状態が日中続きやすい人。

集中力がうまく持続しない人。

そんな人は自律神経の乱れが原因かもしれません。

ワタシは、もろにそのタイプ。

もう、目の前がクルクルしている感覚さえあります。

 

そして現代社会を生きる私たちは、とにかく忙しい。

時間的、物理的なものだけでなく、「あれが心配だ」「こんな悩みがある」「気がかりなことが無くならない」など、精神的にも落ち着くことがありません。

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「病気でない=健康」ではない

本当の健康状態とは、風邪をひいていないとか、病気になっていない、というふうに考えるのが普通です。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか。

著者が考える本当の健康は、「消失な血液が細胞の1つひとつに十分に届いている状態」。

あらゆる病気は、血液の流れの悪さがもとになっています。

そして、人間関係についても同じです。

「怒り」などの感情も血液の質を落とし、血管の収縮と、血流も悪くさせます。

一方で、人は安心しているとき、適度に欠陥が拡張し、スムーズに血流が流れる状態になってきます。

まさに、ゆっくり生きれば、それだけ健康に近づくのです。

脳にも十分な血液が届き、集中でき、判断の質も上がります。

病気にならないのはもちろん、対人関係をよくするためにも、仕事や家事でのパフォーマンスを向上させるためにも、「本当の健康状態」を作ることはとても大切。

そのポイントが「ゆっくり生きること」なのです。

自律神経がすべてのカギ

ゆっくり生きれば、自律神経が整います。

自律神経が整うと、病気になりやすく、仕事のパフォーマンスも上がり、対人関係もよくなりやすくなります。

 

血液の質はそもそもどこで決まるのかというと、「腸」です。

栄養素を吸収し、血液の質を決定します。

美容関係の本では、繰り返し「腸内環境」と叫ばれていますが、いろんな意味で本当のことなのです。

 

その腸の働きをコントロールするのは、自律神経。

なかでも、副交感神経の働きが大きく影響しています。

腸をはじめとする内臓の各機関が活発に働くのは、副交感神経が優位のとき。

激しいスポーツをしているとき(つまり交感神経が優位のとき)に、「内臓が活発に働いているな」と感じる人はいません。

食事の後、寝る前など、心も体もリラックスしているとき(つまりは副交感神経が優位のとき)に、内臓はか発に動き始めます。

血管にとって、もっともよくないのは「細くなりすぎる」こと

血管の収縮・拡張をコントロールしているのは自律神経です。

血管は交感神経優位のときに収縮し、副交感神経優位のときに拡張する性質を持っています。

ですから、副交感神経のレベルが下がったままだと、血管が拡張せず、狭い範囲を血液が無理やり流れることになります。

血管の内壁を傷つけ、炎症を起こし、血栓のリスクも上がります。

年齢を重ねたら、「ゆっくり生きる意識」が必要

年齢を少しずつ重ねていくうちに、黙っていても血液の質が下がります。

そして、家庭でも職場でも立場がでてくるにしたがって、プレッシャーも訪れます。

重い責任も課せられてくる。

それが副交感神経を下げてしまう状況です。

やがて、そのまま年齢を重ねると、さまざまな病気を発症しやすくなるのも当然なのです。

50代くらいになると、体の不調を口にする人が多いと感じませんか。

だからこそ私たちはその前に、「本当の健康になるための習慣」を大切にしましょう。言い換えるなら、「副交感神経を上げる」健康習慣。

 

それこそが、生活の中で「ゆっくり」を意識することなのです。

「朝の過ごし方」をしっぱいするとリカバリーできない 

私たちの体は朝、副交感神経優位から交感神経優位に切り替わり

日中ほぼその状態が続きます。

そして、夜になるとまた少しずつ副交感神経が優位になります。

 

つまり、朝をバタバタ過ごし、副交感神経を一気に低下させると、その日のうちに副交感神経を回復するチャンスはなかなか訪れません。

それだけ興奮・緊張状態が続き、血流の悪い1日を過ごすほかなくなります。

当然、集中力も散漫になり、いらいらし、判断力も鈍ります。

そうならないよう、ゆっくりすることを意識することで優雅に朝を過ごして、徐々に

「交感神経」に切り替えることが必要です。

朝の習慣を「1つ」変えると、1日が変わる! 

「朝の1分は昼の30分に相当する」と言われるほど、朝は忙しいものです。

しかし、先にも述べたように自律神経を整えるための大事な時間でもあります。

 

そこで、「1つの行動」だけ、ゆっくりしてみるというのは、現実的で取り組みが可能なのではないでしょうか。

 

たとえば、

・ゆっくり起きだして、ゆっくり顔を洗う

・朝食、トイレ、歯磨き、着替えのどれかをゆっくり

・コーヒーを飲みながら、30分かけてゆっくり新聞を読む

ここでポイントは「くどいくらいの、ゆっくり意識」です。

 

理想は、「朝30分のゆっくりタイム」をとることだそうです。

う~ん、努力目標。

でも、毎日の緊張の強さを何とかしたいから、レッツトライです。

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 よく仏教で「”今、このとき”を味わい・意識しする修行」があると読みますが、それは副交感神経に効くからよいのですね。

「よし、ゆっくりホットミルクを夜のむぞ」

と意気込んでベッドルームでホットミルクを持ち込みましたが、つい貧乏性に。

顔にパックをしつつ漫画を読みながら、ホットミルクを・・・・。

朝の「ゆっくり」。

でも、ワタシは緊張が人一倍強い方で、自律神経も乱れがち。

とりあえず、家族がいるとできないので、ちょっとだけ早起きしてそんな時間をとってみようと思います。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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冬ってナッツとかおいしく感じられます。

でも、素焼きナッツでもつい食べすぎちゃって太ってしまう。

パパっと口にできたり、気分を変えられるモノを身につけておけると、すぐ次に取り掛かれたりするし・・・。

いや、待て待て。

そういうときは、「のんびり」するんだ。

今回その大切さを読んだばかりじゃないか。

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