猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

ダメだったときは「方法がわかった」と切り替える~『1分間でイヤなことを忘れる技術』石井貴士

うまくいかなかったときに、

「自分がダメだからだ」

と自分を責める人がいます。ワタシもまさにそうです。

そうではなく、

「方法がわかった」

という発見の機会である、と考える習慣を持っていくことで、イヤなことをすぐに忘れることができます。

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ここでわかったことは?

エジソンは電球を発明するときに、1万通り以上の材質をタメに、失敗を失敗ととらえずに、

「この材料ではうまくいかないことがわかった」

ととらえました。

プレゼンで企画が通らなかったら、

「プレゼンの仕方が悪かったからか、企画そのものが悪かったか、両方で悪かったのか、いずれかがわかった」

と考えれば、自分の弱点に対して、発見の機会があったことになります。

 

著者は編集者と書籍の企画会議に、100冊分のタイトルを印刷して持っていくそうです。

「この中で、どのタイトル化を選んでいただければ、それを書きますし、ここにないものであっても、言っていただければ書きます」と提示するそうです。

すると、たいていの編集者のパターンは3つ。

①100タイトルの中から、編集者がピンとくるものがある

②100タイトルを見て、それをもとに、別のタイトルを編集者が思いつく

③100タイトル見ても、編集者がピンとこない

 

③のときも、著者はイヤな気持ちにはならないそうです。

「そうか。この編集者がほしかったタイトルは、この中にはなかったのか」

と分かっただけだからだそうです。

 

プランBを用意しておく

著者はひっきりなしに出版社のオファーが来ていると言われがちです。

しかし、この本を書いている時点であと2冊分のオファーがある状態。

多い時でも、5冊分のオファーがあるくらいです。

しかし、書くペースが格段に速いので、書くスピードがオファーを追い抜く場合もあります。

そのときには、「オファーの来ないダメ作家だ」と落ち込んだりしません。

「よし、ここで書きたい本のストック原稿を書くチャンスだ」と思って、本を書いています。

 

①執筆依頼がないとき→書きたい原稿を書くチャンス

②執筆依頼があるとき→本を出版してもらえるチャンス

としておくことで、どちらの場合も正解にできます。

 

イヤだなぁと落ち込む原因というのは、「Aでなければダメだ」と思い込んでいるからです。

AでダメなときはプランBを、プランBもダメならプランCを用意しておけば、落ち込むことはなくなります。

「執筆依頼があり、出版社の企画会議も通kして、完成原稿を書いたのに、そのあとにボツになる」という場合もあるそうです。

「がんばって書いたのに、すべてがムダになってしまった」

と考えたら、イヤな気持ちになります。

しかし、

「ストック原稿ができただけだ」

とフラットに考えられると、すぐに次の仕事に移ることができます。

 

「人生の苦難は、執着することから生まれる」

そうお釈迦様は言います。

リストラして落ち込むのは、勤めている会社に対する執着があるからです。

離婚して落ち込むのは、妻(夫)への執着があるからです。

執着を減らしていくためには、プランBやプランCがあればいいわけです。

 

著者が言うには、ですが・・・いまの妻(夫)と別れたら、Bさんと結婚する。

Bさんと別れたら、Cさんと結婚するという、すでに決まった相手がいたとしたら、落ち込まないはずです。

そりゃそうだ(笑)

会社をリストラされても、B社からもC社からも好条件のスカウトがあれば、落ち込みません。

大学受験でも、第一志望に落ちても、第二志望に受かっていれば、その差がそれほど大きくなければ落ち込みません。

 

常に、プランBやプランCを用意しておくことで(恋人の用意は、どうかと思います)、執着を減らして、イヤなことをすぐに忘れることができるのです。

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

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