イヤなことを、イヤなことのまま忘れてしまうのは、もったいないのです。
実は、そこには億万長者になれる神様のメッセージが入っていることもあります。
レストランのコールボタンは、「引っ込み思案だから、自分からレストランの店員さんに話しかけたくない。にもかかわらず、レストランの店員が気づいてくれない」というイヤなことがきっかけで、誕生しています。
ポテトチップスは、「フライドポテトがぶ厚すぎて、イヤだ!」という不満を言った人がいて、「それなら薄くします」というところから生まれた発明です。
イヤなことがあったら、アイディアだと考える
万年筆は、アメリカの保険外交員のウォーターマンの発明だそうです。
保険の大口契約の際に、ペンのインクが漏れてしまい、契約書が汚れてしまったのです。
「ひどいペンだ。それなら、自分が作ってやる」と言ってできたのが、万年筆。
このアイディアで、ウォーターマンは億万長者になりました。
イヤな思いをしたら、それは億万長者になるヒントかも?
「一億円の法則」で落ち込まなくなる?
落ち込まなくなるために考え方で、著者が提唱しているのが「一億円の法則」です。
イヤなことがあったとしたら、「もし、いま手元に1億円あったとしても、落ち込むか?」と考えるのです。
たとえば上司からいびられて「お前なんか会社を辞めてしまえ!」と言われたら、普通だったら落ち込みます。
ですが、もし昨日、宝くじで1億円当たって入金されたばかりだとしたら、どうでしょう?
それでも上司は悪者でしょうか?
「え?いいの?
それなら会社都合退職になっちゃうから、退職金もすぐにもらうけど?
1億円あるから、ゆっくり条件のいい会社を探しちゃうよ?」
と考えるはずです。
そう考えると、悪いのは上司ではなく、「1億円の預金がないあなたが悪い」ということになります。
1億円あっても落ち込むことであれば、落ち込むべきです。
ですが、1億円あるなら落ち込まないということなのであれば、悪いのは、自分。
貯金しましょう!
今日も1日、お疲れさまでした。
では、また。