自尊心は、あなたを幸せにしていくための根幹の部分です。
しかし、これが実はとても低い人が多くいます。
多くの人は、小さい頃からの環境によって自尊心が育ちます。
しかし、自尊心が育ちにくい環境のなかで歯をくいしばって生きてきた人は、どうにもならない寂しさという自覚のなか、自尊心控え目です。
しかし、大人になってからでも「自分で」自尊心を育てることができます。
今回は、健全な自尊心をはぐくむ4つの練習について読んでいきます。
自尊心をしっかり持っている人の行動特性を真似していくのです!
自尊心の高い人の4つの特性
自尊心の高い人は、どんなふうにものを考え、行動しているのでしょう。
あなたの周りの自尊心の高い人も、このような傾向があるのではないでしょうか。
これらの特性を真似してみることで、少しずつあなた自身の自尊心は育つのです。
1.限度を決める
自尊心が高い人は、自分に合わないとか、適切でないと感じることには、「ノー」と言えていませんか。
そして、自尊心が弱い人は、いつも「イエス」。
つまり、自分の権限を放棄して他人に限度を示してもらうのを、少しずつ止めてみること。
自分で限度を決めることを選択する練習をしていきましょう。
2.あらゆるものを批判しないと決める
自尊心のない、本当はオドオドした心を隠して持っている人ほど、いつも誰かを非難していませんか?
批判は洞察力の表れともいえます。
が、誰かを批判するとき、人は必ず相手の中に、自分にもある気に入らない部分を見つけて、そこを批判するものです。
つまり、批判のすべては実は自己批判であるのです。
他人を愛せるようになれば、自分を愛することができるようになるのです。
他人にたいしておおらかな評価を心がけることで、あなたの自尊心が着実に育ちます。
3.心の声を注意深く聞いてみる
心の中の会話、つまり心の声。
これは、私たちが起きている間ずっと、1分間に150語から300語、1日の思考の数にすると4万5000から5万個の思考を生み出しています。
そして、すべての思考は「祈り」として潜在意識に受け入れられます。
あなたは一日中何を祈っているでしょう?
自尊心の高い人は、自分の感情が良い方に向くようにすることで、ますます良いことを引き寄せています。
せっかくたくさん考えるなら、周りの憂鬱になる雑音に流されるのではなく、楽しいことを考えちゃいましょう。
4.自分は人にしてあげる価値も、してもらう価値もある
一般的に自尊心の低い人は「他人を喜ばせたい」と感じやすく、自分の欲求を口にして断られるのを恐れるあまり、人に尽くしすぎる傾向があります。
子どもの頃、自分の欲を口にするとろくなことがない、と学習せざるを得ない環境にいたのかもしれません。
実は、人を(自尊心の低さから)喜ばせたがるこうした傾向な人々が、人からしてもらうことを自分自身に対して肯定できる唯一の方法があります。
「病気になる」や「事故にあう」。
そういう状況なら、大切にされたりいつくしまれることを受け入れられるからです。
そんなのは、自分がかわいそうすぎます!
自尊心の高い人々は、自分は人からしてもらう価値も、人にしてあげる価値もある人間だと信じています。
たまには自分にごほうびをあげましょう。
誰かに親切にしてもらったら、「すみません」ではなく、「ありがとう」と受けとりましょう。
この4つは、どれも自分で意識的に調整することができます。
心の声を注意深く見守り、心から人のために尽くし、自分のことも他人のことも、批判せずにあなた自身をいつくしみましょう。
「わたしの人生は、これくらいだ」と思っていませんか?
自分の限界を決める否定的な思考こそ、私たちが対決しなくてはならない真の敵です。
それらは私たちの元気を奪い、心をくじき、自分という感覚や自分自身への評価を、つまりは自尊心を傷つけるのです。
あなたは、もっともっと幸せになるべき!
今日は少しは休めましたか?
のんびり過ごして、明日からの1週間がすてきな毎日になりますように。
では、また。