深い呼吸を意識することで潜在意識をきれいにしてみませんか?
正しく呼吸ができると、心が変わると加藤俊明さんは言います。
呼吸法の第一人者です。
呼吸の基本は「吐いて、吸う」。
「吸って、吐く」ではありません。
湯船に入ると、「はぁー」と大きく息を吐くことがありますよね?
おなかか息をちゃんと吐くと、心までリラックスすることができるのです。
医学的にみると、呼吸は自律神経を整える働きがあります。
あなたの心の状態は、いわば潜在意識が作り出しています。
潜在意識はこれまでのあなたの人生で蓄積したさまざまなデータが詰まっているところです。
潜在意識にたまった不要なごみや汚れはきれいにしなければ、心がきれいになるわけがありません。
悪知恵や悪習慣が出るばかりになってしまいます。
ですから、「生まれ変わりたい」「新しい自分になりたい」と思うなら、まず息を吐いて、潜在意識をきれいにすることから。
心がきれいになったところに、新しく素直な気持ちで願いを届ける。
すると、人生うまくいき始めます。
意識の仕組みと呼吸の関係
先にも書きました通り、息を「吐く」ことで、自律神経が整います。
自律神経は交感神経と副交感神経からなります。
その2つのバランスがうまく調和していると人は健やかでいられます。
イライラ、不安、心配、緊張がある状態は、そのバランスが崩れているからです。
そういうときの呼吸は浅く、吐くより、吸う方がメインになっています。
だから、まず腹から「吐く」ことが大切になります。
実践 今の呼吸法をチェックしてみませんか?
1分間の呼吸数を数えてみましょう
①楽な姿勢で座ります
床でも椅子でも構いません。
「吐いて、吸う」で1回。呼吸に集中して1分間。
アラームをかけると正確です。
②いくつだったでしょう?
1分間に20回以上の人は、ストレスが溜まっている状態だそうです。
ストレスの高い状態だと、あなたの本来の力を発揮できません。
引き寄せ力も下がってしまいます。
次に紹介する基本の呼吸①~④を一緒にやってみませんか?
願いが叶う引き寄せ呼吸
①~③は基本呼吸。
これを習慣にするだけで、心も身体もどんどん整っていきます。
願いごとがある人は、①~③のあとに、宣言をしてみることを著者は勧めています。
①呼吸に意識を向ける
仙骨を立てて座り、後頭部からお尻までがまっすぐ一直線になるように姿勢を正します。
床でも椅子でも構いません。
肩の力を抜いて、目を閉じてみいいです。
1分ほど、今あなたが行っている自然な呼吸に意識を向けます。
仙骨は赤い点です
②腹を意識する
①の状態で腹に意識を向けます。
呼吸は鼻で行います。
息を吐くときはおなかをスムーズにへこませて、力を抜いてください。
あなたのペースで1分ほど繰り返します。
③丹田を意識する
②の状態からへそ下3寸(約9センチ)にある丹田に意識を向けます。
息を吐くときは丹田を背中側に引き寄せ、力を抜きます。
自分のペースで1分ほど繰り返します。
気持ちよく行うことがポイント。
がんばりません。
④願い事をする
③の状態で、丹田に意識を向け、息を吐きながら、たとえば「新車が欲しい」と声に出して言います。
次に「新車に乗れた」とすでに願いが叶ったように言います。
楽しく願いが叶った気持ちで言いましょう。
潜在意識には、あなたが繰り返し思っていることが願いとして届きます。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。