あらゆる持ち物には、それぞれの役割があります。
中でもお財布とバッグは、金運などの運勢を握る重要アイテムです。
お財布は「お金の家」というべき存在です。
著者ははづき虹映さん。
スピリチュアルや自己啓発、運気アップの著書が多い方ですね。
お財布にはお金の神様がいる、と著者は言います。
居心地よく、お金の神様が友達を連れてきたくなるような「家」を整えることが理想です。
もし、モノにあふれてごちゃごちゃの家で、外観もひどかったら、あなたはそんな家に帰りたいと思うでしょうか?
お金も同じです。
言うなら、お財布はお金の一部であり、「玄関」です。
現金、クレジットカードや電子マネー、銀行の貯金、株式証券、土地や建物があなたの財産です。
直接見えなくても、あなたの財産は様々ありますが、お財布はあなたのお金の象徴で、いわば店構え、最初のゲートです。
お店に入るとき、外観や雰囲気、入り口の様子でほぼ決まってしまうものです。
お金にとっても同じなのです。
一方、バッグは「持ち歩ける自分の家」と言えます。
特に女性は財布をバッグに入れて持ち歩くことが多いと思いますが、女性にとってのバッグは、元来、家を守ることや内側をケアする女性性のエネルギーの象徴とされています。
モノたちにとっても、バッグはまさに家のような存在です。
今、自分のバッグに何がどれだけは言っているかわからない人は、自宅の状態はもちろん、生き方が定まらなかったり、といいう傾向があるといえるでしょう。
気を付いてほしいのは、お財布だけをきれいにしても、入るバッグがきたなかったら、せっかくのお財布が持つ金運が逃げてしまいかねないということ。
きれいなお財布の気持ちになってみるとわかりますが、中身がごちゃごちゃのバッグの中に喜んで入りたいと思うでしょうか?
そこで居心地よく過ごせるでしょうか?
金運を底上げするためには、財布とバッグ両セットで、見た目も中身も整えることが、最も効果的な最初のアプローチになります。
お財布
お財布は「生モノ扱い」「鮮度が命」のアイテムです。
ずっと同じ財布を使い続けているということは、お財布のくたびれ度合いに応じて、ジリ貧になっていくことが避けられません。
お財布は自分の金運アップに伴って、1~2年で買い替えて、常にリフレッシュさせることが肝心です。
高級ブランドのものでも同様です。
そもそもお財布に取って、ブランドかノーブランドかは問題ではありません。
分相応という言葉がありますが、すべてはバランスです。
お財布の中身がお財布の値段より多い多いのが鉄則。
ブランドかどうかよりも、色、形、材質、裏地といった機能を重視して選ぶと良いと著者は言います。
ひとつの目安としては、年収の100分の1~1000分の1。
年収500万円なら、5000円~5万円となります。
無理のない予算で買うことが大切です。
こんなお財布がグッド
①財布は1~2年で買い替えます。常に清潔で、汚れがなく、美しいもの
②形は長財布が◎。整理整頓がしやすく、お札が広々過ごせるからです。
③材質のおすすめは牛革。牛は古来、豊かさの象徴とされてきた動物です。
④裏地は家の内装にあたり、お金の居心地の良さを決め手に。手触り、状態のよいもの。
⑤いい感じの見せて、いい感じの人から購入を。特にお店全体に金運がついているような、流行っているお店が◎
⑥お財布は年収の100分の1~1000分の1を目安に購入を。お財布の中身のほうが金額高めが基本です。
札は、札ごとに分け、上段に一万円札。
特に新札はニュートラルなエネルギーがあります。
あなたのところにネガティブなエネルギーを持ったお金が回ってきても、浄化するパワーがるそうです。
バッグ
ほかの人が持っているところを観察してみると、その人の人となりが出てしまっていますよね。
私たちは自分が選んだものにどんどんふさわしい人になっていくものです。
もしも、とてもおしゃれな女性のバッグの底が真っ黒だ足り、パンプスのヒールの川がめくれてボロボロだったら、「実はだらしのない人かも」と思えてしまいませんか?
持ち物からその人の本質が透けて見えると同時に、「私はそんな風に雑に扱われてもいい人間です」と周りの人に訴えてしまうことにもなります。
バッグは「持ち歩ける自分の家」です。
それぞれの力を十分に発揮できるように、夢や安らぎを与える生活の基盤になる使い方、扱い方をする。
そのことが、あなたの運気を左右してくるのです。
こんなバッグがグッド
①バッグの外見は型崩れや汚れがなくきれいなものを
②バッグの中身は何がどこにあるかすぐわかる状態に
③家に帰ったら、バッグの中身はすべて出し、一度空っぽに。エネルギーをニュートラルに戻します
④バッグは地べたに置かないこと。地べたはいわゆる「穢れた地」。置いたら、濡れ布巾で拭いてきれいに
⑤バッグの収納は縦に置くと◎。ほかのバッグと積み重ねると、エネルギーがごちゃ混ぜになります
⑥モノを入れすぎない。幸運の神様は何もない空間に降りてきます。新しいものが入る空間をキープ
名刺入れ
家の表札の役割を持っています。
特に経営者、フリーランサーは安価なものや「とりあえず」選ぶことが無いように。
色や素材、デザインを吟味し、少し奮発してでも気に入ったもので構わないのです。
手帳
自分のテンションが上がるものを選ぶこと。
もしもあなたがより良い知識、情報を求めているなら、グレードアップさせたものを選ぶとよいと著者は言います。
ペン
自分が最高に気に入っているものを選ぶことが大切で、値段やブランドは関係ありません。
言葉のエネルギーで自己表現を担うアイテムですから、字が上手下手にかかわらず、丁寧に書くことで言霊とともに、情熱を表に出す役割があります。
運気を上げたいときは、新品が最強!
モノは持ち主の深層心理を表すと同時に、持ち主の波動の状態も共鳴しています。
長年買っているペットが飼い主に似てくるといわれますが、持ち物も同じです。
モノを大切に使うのは素晴らしいことですが、著者は新品のまっさらなニュートラルな状態が一番エネルギーが高いと考えています。
ポジティブな「思い」があっても「思い」は「重い」ので、長年にわたり思いが込められると劣化します。
新品に越したことはないのですが、現実には難しいので、たとえば、毎日下着やタオル、ハンカチなどを選択したてのものに変えるなど、「新しいもの」を日々の中で取り入れることが、運気をアップグレードさせてくれます。
バッグ・・・。
新しく買ってもまたほしくなってしまう魔物のひとつです。
上の写真を見ただけで、「あ、こんなの欲しいな♡」がわいてくるんだから、業が深い・・・。
おしゃれにバッグを持つには、スペースを空けて持つのが大事ですよね。
いつもパンパンにしてしまうので、反省!
長財布は、確かに使っていて気持ちいいと思いました。
つい見栄を張って、財布の中身よりもちょっとお高いチョイスをしてしまいたくなりますが。
今日もお疲れ様でした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。