「今、ここ」に集中するには、そうしようと意識するだけでなく、生活の中でちょっとした訓練をすることでさらに集中を上手にできるようになります。
今日やってみようと思う訓練は
1 食べるときには「食べる」ことに専念すること。
2 1日1回、周りの誰かに心からの「ほめ言葉」を伝えること。
3 姿勢を意識すること。
一緒に試してみませんか
1 食べるときは「食べること」に専念する
「今、ここ」に集中するには、目の前にあるものに専念すること。
食べたり飲んだりしているときに、ほかのことをしないようにします。
きちんと座って、あなたが口にするものをゆっくり楽しみます。
五感のすべてを開放させましょう。
食べ物の色合い、形、表面の様子などを眺め、口に入れて香りや味を味名ます。
食べたり飲んだりするときの音にも注意して聴きます。
著者が勧めるこの訓練のコツは、食事をするテーブルに「食べることに専念」というメモを春などすることです。
うっかりほかのことをしながら、食べちゃいますもんね~。
間食をすることが多い場所にも同じように貼るとよいそうです。
現代人は「ながら行為」の習慣がついているのです。
これで「ながら行為」を排除ずると、ついやっている「食べながらしゃべる」を減らせるようになるそうです。
つい1人の食事だとスマホを見ながら食べてしまうのは、「食べながらしゃべる」が、当たり前になってしまっているからだそうです。
この「マインドフルな食べ方」のワークショップに参加した人の多くが、「とにかく、さっさと食べて仕事に戻りたいと思っていた」と言います。
でも、私たちが毎日仕事する中で一番重要なのは、たった30分でも「その瞬間に意識を置くこと」。
マインドフルに気持ちを込めながら食べると、たとえひと口でも、食べることが豊かで多彩なものになってくるそうです。
訓練2 心からの「ほめ言葉」を伝える
1日1回、家族、友人、同僚など、周りの誰かのことを考え、その人に心からの「ほめ言葉」を伝えます。
子どもや親など、自分に身近な人ほどよいそうです。
(郵便局で会った、見知らぬ人のスカーフをほめることは含まれません)
また、ほめ言葉は、具体的なほど効果的です。
人があなたをほめてくれたら、それをしっかり意識して聴きます。
どうしてほめてくれたかを考え、その言葉が自分に与えた影響についても考えます。
コツは、紙に「ほめる」と書いて、目につくところに貼っておくこと。
はじめは抵抗を感じる人もいます。
心にもないお世辞を言うのかと心配になるのです。
そのうち、ありがたいと感じることは身の回りにいくらでもあることに気づき、実行できるようになります。
訓練3 姿勢を意識する
1日に何度か、姿勢に意識を意識します。
この意識のしかたには2つポイントがあります。
「今、自分がどんな姿勢をしているのか」と「体がそれをどんなふうに感じているか」です。
姿勢を意識するコおは、そのたびに姿勢を正すことにもつながります。
前かがみになっているな、と気づいたら、静かに背筋を伸ばしてください。
一番いいタイミングは食事の時です。
椅子の前方に腰を下ろして、両足をしっかりと床の上に置き、膝を少し話します。
背筋を少しhンします。
背筋をまっすぐにして、できるだけ多くの息が吸い込めるようにします。
ほかには、列に並んでいるとき、運転しているとき、ベッドに横たわっているとき、会議や授業に出ているとき、歩いているときがよいタイミング。
取り組みのコツは、家族や友人に、「姿勢が悪かったら知らせてほしい」と頼んだり、鏡やショーウインドーに映る自分の姿を注意して見るなど。
この練習をすると、たいていの人は、自分の姿勢の悪さに気づいて驚くそうです。
正面から見るとまずまずでも、横から見ると、肩が前かがみになっていてがっかりしたり。
軍人、ダンサー、高貴な人たちなど、特別な訓練を受けている人は一目でわかるのは、明らかに姿勢が違うからです。
スペインには「司祭様は水着を着ていてもわかる」という格言があるそうです。
つまり、精神の姿勢が整っている人は、それが立ち振る舞いにも表れるのです。
姿勢と集中力は関連していると著者は断言します。
気分が落ち込んでいるときは、まず姿勢を正してみることを勧めています。
そのときさらに呼吸に意識を集中sると、本来の心の平静を取り戻すことができるそうです。
心の中の波立つ思考が静まれば、本来の叡智が見いだせます。
リラックスして心を開けば、あなたの本来のやさしさが現れます。
この練習を十分に行うと、そういう心の状態にすぐ到達できるようになり、自信をもってまっすぐに、ゆるぎない生き方ができるようになると著者は言います。
歩いているときは、比較的姿勢がいいつもりだったのですが、このブログを書きながらも3回姿勢が悪いことに気づきました・・・。
何よりも静かに食べるのが、なんとも大変でした。
一人の食事はついスマホを見ながら・・・なんてみっともないこともよくあるワタシなので、それを変えていきたいと思います!
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。