ゆるい生き方を手に入れるためには、環境づくりが欠かせません。
特に大切なのは、自分の家をどれだけ快適で居心地のいい空間にできるか。
ここに投資を惜しむべきではないと著者は断言します。
自宅が極上のリラックス空間になれば、それだけで日々の生活が豊かになります。
著者はアメリカ留学中にホームステイ先で、なぜこの家は居心地がいいのか、と思った経験が何度かありました。
その理由を考えてみると、感じのいい家の共通点は、その家の照明にあることに気づきました。
蛍光灯を少しずつ減らしていく
五感をゆるくしていくことで、リラックス効果を手に入れられるのはよく聞きますね。
特に影響が大きいのは視覚です。
家の明かりを見直してみましょう。
家の中の電球が切れたときに、蛍光灯から白熱灯などの柔らかい光にチェンジするのも素敵な方法です。
また、フロアスタンドやテーブルランプを壁に向けて間接照明にするのも、あなたの感覚をゆるめてくれます。
蛍光灯は明るいのですが、どうしても目が疲れやすくてストレスになるという欠点も持っています。
例えば蛍光灯の下の室内で写真を撮ったときに色がおかしくなった経験はありませんか?
これは蛍光灯が電源の周波数に応じて細かく点滅しているため。
写真の世界では「フリッカー現象」と呼ばれています。
肉眼でとらえきれないためいん、自覚症状はないけれど、蛍光灯はそれだけストレスがかかり、構造の問題から紫外線や電磁波も発生しています。
白熱灯は点滅も少なく、目に優しい光源です。
蛍光灯に比べると消費電力や発熱量、それに光が暗かったり暖色系が強くなりますが、むしろその雰囲気が楽しめたりするのです。
白熱灯を使うなら、フロアスタンドやテーブルランプなどが中心となるでしょうが、これらはすべて間接照明になるよう配置しましょう。
食事のテーブルにキャンドルがひとつあるだけでも、落ち着いた雰囲気になります。
また、好きな香りのアロマキャンドルと焚きながら入浴すると、日ごろのストレスも吹き飛びます。
照明をちょっと変えると、ゆるい雰囲気になり効果は絶大です
五感のすべてをゆるくする方法
今度は照明による視覚だけではく、聴覚や嗅覚にもゆるさを取り入れてみましょう。
聴覚からゆるめる
著者は仕事をするときは、ダンス系なアップテンポの音楽を聴くようにしています。
走することで気分が盛り上がり、仕事のテンポも早くなるからです。
一方仕事以外の時にテンポの速い曲は聴きません。
むしろテンポのゆっくりした曲を聴きます。
著者のおすすめはハワイアンレゲエ。
これはジャマイカ生まれのレゲエとハワイアンの融合で「ジャワイアン」とも呼ばれるハワイではポピュラーなもの。
おそらく日本で想像するハワイアンとは全然違うとのことです。
香りでゆるめる
香りについてはいろいろあり、お好みがあるでしょう。
著者のおすすめはブルメリアを使ったディフューザー。
ランプやキャンドルの熱を使って拡散させるアロマポットではなく、熱を使わないので 精油本体の香りを長期間にわたって愉しむことができます。
過度なストレスでなければ、ストレスは私たちの生活に必要な味方になりますが、夜と休日はその緊張感を上手にゆるめていきたいですね。
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。