本著のテーマは「自尊心をどう高めるか」ということ。
自尊心とは、自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を想像するに値するに人間だと信じる気持ちのことだと著者は言います。
自尊心。
それは、あなたの人生のほとんどすべての局面に大きな影響を与えます。
たとえば、人間関係、自信の度合い、職業の選択、幸福、心の平安、成功。
あなたのこうしたもののすべては自尊心と密接な関係があります。
どうして私たちは、自尊心の欠如に苦しむのでしょうか。
だれしも成長の過程で、自分に対して悪感情を抱きたくなる経験と言うものをするものです。
そして、その経験があまりに多いと、心の中に次の3つの信念が出来上がります。
(1)私は自分の人生を切り拓くことができない弱虫だ
(2)私は不完全な人間だ。みんなより劣っている
(3)私は生まれつき欠点だらけの人間だ
自尊心を修正するのはそんなに難しいことではないと著者は言います。
要は、自分に対する考え方を修正すればいいだけです。
自分に対する間違った認知を修正するのです。
そのためには、あなたの人生はあなたで想像できることを確信すること。
あなたは生まれつき持っているあなた自身の価値に目を向けること。
走することにより、先の3つの間違った思い込みは簡単に外すことができます。
自信を身に着け、素晴らしい人間関係を身に着けろことで、あなたは楽天的な人間になれます。
そして新しいセルフ・イメージ(自分についてい抱いているイメージ)を手に入れることができます。
そのとき、あなたは人間的に大きく成長し、はるかに幸せなあなたに変身しているのだと著者は断言します。
本著の提案するいくつか項目を紹介するのですが、週に1項目ずつ、1年間にわたって取り組んでいくのもよし。
また、あなたの状況にあった項目を見つけて取り組むのでもオッケーだとか。
これらの提案を実行に移す前に、それがあなたの人生にどのような影響を与えるかをじっくり考え、楽しみにすることで、より効果的だそうです。
では、本日のお題。
自分を許す
ミスをしてもあなた自身を責めることをやめること。
「自分はなんてバカなんだ」とののしったり、あなたを批判してはいけないのです。
そんなことをすると、自分は何でも間違ってしまっているのではないかと言う気持ちになって、さらにミスを繰り返してしまいます。
その反対に、あなたがミスをしても「大丈夫、たいしたことはない」と心のなかであなたに優しく声をかけましょう。
すると、プレッシャーが軽くなって、ミスを繰り返しにくくなります。
自分にやさしくすると、もっといいことああります。
気持ちに余裕が生まれ、自分がなぜ間違った選択をしたのか、考える対策を立てられるようになるんです!
誰だってミスはします。
わざとじゃないです。
もしも次にミスをしたら、ミスをするのは正常なことであることを肝に命じる練習にしましょう。
もちろん、重大なミスもふくめてです!
ミスをしたら自分にやさしくすることが、未来のあなたのミスを避けることができる手段なのですから。
今週もお疲れ様でした!
ゆっくり休んで、素敵な夢が見られますように!
では、また。