多くの人は自分がまちがいや失敗をするという事実を認めるのが難しくなるものです。
その理由は、自分を責める気持ちにもういやというほど苦しめられているからです。
もう、これ以上苦しめられたくないからです。
自分がまちがっていることを知ると、どうしても心の奥底で苦痛を感じるのはそのせいです。
自分のまちがいは堂々と認めると、自分の価値が上がる
心の奥底で苦痛を感じてしまう。
そこで、もう苦痛を感じなくても済むように、自分はいつも正しいと自分で思い込み、他人にもそう思ってもらおうとしてしまったりするものです。
しかし、そんなに肩ひじ張って生きる必要はないのかもしれません。
自分が間違っていたら、それを堂々と認めてしまうとよいのです。
いつも正しい必要はないのですから。
しょっちゅう失敗するからと言って、世間から追放されることはありません。
あなたの周りを見回してみても「いつも正しい人がより優れた人」ということにはなりませんよね?
それと同じで、失敗しても人間的に劣っているということにはならないのです。
まちがいを犯すということは、人間的に劣っているということではないのです。
人間的である、ということです。
自分が犯したまちがいを進んで認められるならば、人間的に円熟している証拠です。
そしてそれが健全な自尊心の尺度でもあります。
正しくてもまちがっていても、あなたは常に価値のある人間です。
仕事を楽しむと、仕事をするに値する人間として自分を認められる
大嫌いな仕事をするのは一種の拷問です。
朝から、なんとか仕事を乗り切るだけで精一杯になりますよね。
仕事を忘れようと、週末や休暇とか、給料を何に使おうかとか、そんなことばかり考えてしまうことになります。
なぜ、こんな夢も希望もない生活を続けてしまうのでしょうか?
転職するにも、家族のことや収入のことなども絡んでくるでしょう。
でも、だからといって、将来のために準備しなくていいということにはなりません。
では、何から始めたらいいのでしょうか?
第一に、軌道修正するために必要なことは何であれ絶対に始めると決意すること。
次に、目標を選び、実行可能な計画を立てて段階的に実行すること。
この2つです。
あなたが仕事を愛すれば、周囲のみんなのためになります。
あなたは自分の仕事を楽しんでいるから幸せな気分だし、いっしょにいても楽しい存在になります。
また、あなたが提供するものを手に入れる人たちは、愛情のこもった製品やサービスを受けることができるようになるのです。
何があっても、好きな仕事に戻ってやるぞと心に決めました。
今日もお疲れさまでした。
がんばった分、ゆっくり休んでくださいね。
では、また。