猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

プレッシャーに弱い自分を何とかする方法~『ストレスを右から左へ受け流す方法 心がすりきれる前に読む本』鴨下一郎

オリンピックで金メダルを期待されていた選手の失敗。

そんなとき、テレビで見ている私たちは

「ああ、大舞台で日本人の期待を一身に背負って、さぞものすごいプレッシャーだろう」と思います。

反対に、大舞台で見事にいつも以上の力を発揮する選手に「プレッシャーに強いな」と思います。

 

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負荷はちょっとずつ上げる

できるものなら、プレッシャーに弱い自分よりも、強い自分になりたいもんです。

そのほうが、人生いろいろ楽しそうです。

でも、「プレッシャーに強くなりたい」と思っている人というのは、プレッシャーに強くなってから大きなことに挑戦しよう、と思っているものだと著者は言います。

まさに、ワタシもその通りです。

「自分はまだプレッシャーに弱いから、あまりプレッシャーになることはやめておこう」としり込みしてしまうのです。

 

もちろん、自分の能力の分を知っていることは大切です。

10キロのバーベルしか持ち上げられない人が、いきなり100キロのバーベルに挑戦しようとすると、筋肉の断裂を起こしてしまいますからね。

けれどもまた、「これくらいなら大丈夫」と8キロくらいでのトレーニングばかりでいても、プレッシャーに強くはなれないのです。

 

ちょっとずつ負荷を上げていく。

自分にできる範囲の少し上を目指す。

これがプレッシャーに強くなっていくコツです。

選手たちが海外遠征で大きな舞台を踏んで経験を上げてこそ、オリンピックの舞台で実力を発揮できるのと同じです。

あなた自身をオリンピック選手を育てるかののように、ちょっとずつ経験値や成功体験を重ねていくことで、プレッシャーに強くなっていくのではないでしょうか。

 

”人のために”がんばる

じつは人間が一番がんばりやすいのは、自分のために何かをやっているときよりも、「人のために」やっているとき。

たとえば、マラソンの個人レースで、自分のためにいい記録を出そうと思って必死に走るとします。

でも、30キロくらいまできたらもうヨレヨレで、「まぁいいや、妥協しちゃおう」と歩いてしまう人も出てきてしまいます。

ところが、それが駅伝で、次のランナーにつながなければならないとしたら?

「つらいなぁ、もうやめたい。でも、あいつが待っている」

そう思うと、簡単にやめられません。

一緒に練習して苦しんできた仲間に迷惑をかけてしまう。

さらにもうひと頑張りして力が出ることでしょう。

 

人は、誰かが待っている、誰かにつながなければならない、そういう気持ちがあると、俄然頑張れます。

逆に、誰かが待っているということはプレッシャーでもあります。

自分の行動が、チームのみんなに迷惑をかけるというのは、プレッシャーです。

そのプレッシャーがあるからこそ、力が湧いてくる。

プレッシャーとは、必ずしも力を出せない要因ではなく、逆に力を与えてくれるものでもあるのです。

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今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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