猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

トップアスリートの睡眠ルール5~『40歳を過ぎて最高の結果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方』葛西紀明

著者の朝の目覚めはいつも最高で、遠征時の時差ボケ期間以外は、だるさも頭のぼーっとした感じもないそうです!

羨ましい!

睡眠平均時間は6時間と若干短めながら、十分に体の疲れをとれているそうです。

ちなみに、著者の睡眠は「布団に入ったら、すぐに熟睡体制に入れる」そうです。

そのコツを今日は(できるところから)まねしてみようかな、と思います。

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5つのコツで睡眠の質を高める~3つの習慣をやめる

睡眠導入と深い眠りに導く5つのポイント

①部屋は真っ暗にする

部屋の明かりをつけたままにする人は多いのですが、真っ暗にしてみるのを著者は勧めています。

特にスマホの光はもってのほか。

脳が活動時間と勘違いして、寝付くまでに時間がかかるからです。

 

著者は1年の半分をホテルや旅館で宿泊しますが、ホテルによっては薄いカーテンしかついていないため、「自分でマイカーテンを持っていこうか」と思うほどだそうです。

部屋の暗さは睡眠の質を大きく変えます。

②起きる時間を厳守。二度寝はしない

平日と休日の起きる時間をあまりかえないこと。

多少はもちろん前後しますが、「毎日同じ時間に起きること」「なるべく早く起きること」そして、「二度寝はしない」を気を付けているそうです。

起きてすぐ朝日を浴びると脳が働きだします。

スキージャンプは郊外大会が多く、時差を感じつつ協議に臨まなければならないことも多いそうです。

「まだ布団に入っていたい」と思っても、しっかり窓を開けて朝の太陽光を体に取り入れることで体内時計を調整するそうです。

出張が多かったり、時間が不規則になる人ほど、起きたら太陽光、がおすすめ。

寝る時間はとくに気にしなくてもいいと著者は言います(過剰な夜更かしはNG)。

著者も寝る時間を無理に決めてストレスをためたりしないようにしています。

決まった時間に早く起きる癖があれば、あくびが出たタイミングや目をこすったタイミングなど、自然と決まった時間に眠くなる行動が生まれます。

③楽しいことを考える

どうしてもうまく眠れない日もあります。

そういう場合は、「何か楽しいことを考える」。

「休みが取れたら、旅行に行こうか」「もし、宝くじが当たったら車を買おうか」など、著者は考えました。

すると、いつの間にか「がんばったら車を買おう」とか「どの車種を買おう」まで変化していきました。

(結果、宝くじは当たりませんでしたが、車を実際購入しました)

 

ただし、「明日のプレゼンを成功させる」など、プラスでも仕事のことを考えるのは厳禁。

脳が活性化してしまう可能性があるからです。

④昼寝はしない。しても30分まで

夜、眠れなくなる理由の最たるものが昼寝。

著者も高校生から海外を転戦していたので、時差のつらさから昼寝をすることがありました。

いまになって思うと、昼寝で体力を回復しても、大会までのリズムが狂ってしまっていたそうです。

ちょっとだけ(30分以内)なら大丈夫と言うのが著者の実感です。

それ以上は、夜にも仕事のリズムにも影響があります。

⑤寝具にこだわる

寝具にお金をかける人と、安くても大丈夫と言う人がいますが、著者は徹底的にこだわっています。

マットと枕はいつも遠征先、移動先に持参するのだとか。

自分に合った寝具に変えることで「睡眠の質」はぐんと上がると感じているそうです。

睡眠の質を下げる「3つの習慣」とは?

睡眠の質を下げてしまう習慣と言うのもあります。

著者がプロとして必ず気を付けているのは、次の3つです。

①寝る直前の食事

就寝の2~3時間前に夕食を済ませるといい、と聞いたことがあるかもしれません。

睡眠を邪魔する要因として「消化にエネルギーを使うから」です。

著者もトレーニングをしっかりやる日は遅めの食事になることがあります。

その場合も、目る時間から逆算して、食事をとっていいか、それとも抜くべきかを決めることもあるそうです。

 

というのも、消化活動は思っている以上にエネルギーを消費し、脳は眠っていてもいは動いていては、体は完全に休まりません。

1食抜いたところで筋力の低下はありません。

就寝時間に近くなってしまったら、温かいスープや温野菜など消化にいい食べ物をチョイスするようにしているそうです。

②布団に入ってからのスマホやテレビ

眠れない最大の敵は、寝る前に布団でスマホをいじったり、テレビをつけたりすること。

著者自身、テレビを見ながら、だらだら過ごすことが悪い習慣になっていましたが、それを断ち切ることで、自分自身のペースで睡眠できるようになったと実感できたそうです。

③寝室以外でウトウト睡眠

②と同じ理由です。

寝る場所以外の睡眠は浅くなりがち。

例えば酔っ払って気絶するように眠ってしまった、ソファーで仮眠などのケースがありますね。

これは、疲れの蓄積につながります。

「質の良い睡眠」は、寝るためだけの服装に着替え、寝ることだけが目的という状態で得られます。

うっかりソファーで寝てしまうことが多い人は、寝るべき場所までたどり着くことを習慣づければ、驚くほど睡眠の「質」が上がります。

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いい睡眠がとれた日は最高ですね。

布団でスマホ!こいつを断捨離しなければ。

 

 

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

 

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