成功する人は「時間」と「場所」を選んでいる。
学歴や職歴以上に、「成功者」と言われる人の特徴の一つとして「時間」「場所」を選んでいるということは、さまざまなビジネス書でも書かれていますね。
器用にに短期間で成長できる仕事というのは、結局のところありません。
高い目標に至る道のひとつとして、「大勢とは同じではない時間に動く」というやり方があります。
成功する時間の使い方
実は本著で紹介されている成功した人たちが使っている時間帯は、正直まちまちです。
ブログに書きにくくてしょうがないです。
ただ、ひとつ共通しているのは、「その人が成し遂げたいと思っていることが、クリアである」ということと、「その人が最も使いやすいように(周囲の事情よりも優先して)時間を使っている」ということ。
クリエイティブなことを生業にしている人は、ことさらその傾向があるようです。
ヒットメーカーの秋元康氏は、打ち合わせなどの仕事を終えて帰宅するのが午前2~3時。
それから一人の時間を使って作詞や原稿執筆。
眠るのは6~7時。
正午ごろに起きて、午後から仕事に出かけるという生活パターンを送っているといいます。
ちなみに執筆作業中はお酒を飲んで仕事をするわけにいかないから、それなりにストイックな生活を強いられているそうです。
世間で売れっ子と言われる作家や脚本家、クリエイターほどストイックな日常を過ごしているそうです。
起業家でも、事業を立ち上げる際は、昼も夜もないそうです。
ハードワークにつぐハードワークの日々。
楽天の三木谷浩史氏は、創業して1年半の間、毎日2時間しか寝なかったそうです。
肉体的には疲労していましたが、精神的にアクティブでないと、道は開けません。
仕事のできるビジネスマンでも、土日もなく仕事をしている人も多くいます。
人より一歩先に出るには、みんなと同じ使い方をすべきではないと著者は言います。
社長はなぜ朝が好きなのか
社長になるタイプの人はせっかちな人が少なくありません。
やることがたくさんあるからです。
会社では、クレーム対応から、社員への叱咤激励、資金繰り対策など
考えて実行することは山のようにあります。
朝令暮改も多くあります。
話がコロコロ変わるのは、考えていることが多いからで、仕方のないことです。
社長たちは、時間は限られたものだと考えています。
時間を無駄にするのを一番嫌います。
朝自宅を出て、夕方の退社、夜の会合までほぼ毎日埋まっています。
一人で使える時間は早朝と深夜しかありませんから、時間の使い方にこだわります。
朝型の社長が多いのも、アポの入らない朝こそ、比較的自由に時間が使えるから。
極端な話、早朝3時に起きて、出勤する7時までの4時間をジョギングや読書などから度と頭のメンテナンスに使っている人もいます。
最も有効なのは朝風呂で、寝ぼけた頭を一気に活性化させますし、前日のお酒も抜けます。
プールよりも、朝時間を有効に使うには、より現実的。
現在のホテルオークラや大成建設の礎を作った大倉財閥の創始者である大倉喜八郎も、朝風呂を習慣としていました。
不規則な生活であるならば、可能ならば自宅を職場の近くにしていくことも、仕事ができる人たちがしていることです。
ホリエモンこと堀江貴文氏が全盛のころも、六本木ヒルズに住んでいましたが、それは贅沢のためばかりでなく、緊急時にすぐ駆け付けなければならないことを考えるならば、合理的なことでした。
当時のライブドアは社員にも会社の近隣に住めるよう家賃補助を設定していました。
サイバーエージェントにも会社に近いところに住めば家賃の補助が出る「2駅ルール」などの制度が存在します。
職場が少しでも近くなったり、通勤のストレスが減ったりすると、本当に仕事へのパワーが出ますよね。
今週もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。