昨日は、あなたの時間を取り戻すために、
①「忙しい」と口にするのをやめる
②「今、この瞬間」に集中する
ということが大事であるということを読みました。
今日は、
・身の回りのモノを減らす
・やるべきことを減らす
について。
習慣3.身のまわりのモノを減らす
あなたも経験があると思います。
少ないモノで暮らしている人と話していると、一様にその物腰がゆったりしていませんか?
そういう人は、必ず相手の眼を見て話しています。
勢いよくぺちゃくちゃしゃべり、それでいていつも上の空だった、というような人ではないと思います。(バブルのころは、よく居たタイプです)
モノが少なくなると、空間は広々とした印象になるので、相対的にゆっくり時間がながれるように感じるのは、当然のことかもしれません。
モノで時間を節約する、とばかりに巷には便利グッズがあふれています。
しかし気づくと、私たちの家の中やデスクの上は、そんな便利グッズが場所を占領してしまいがちです。
もしも捨てられないと自任するタイプであっても、ごみを分別したりいらない資料は整理できます。
どんな人でも整理してみると、「どうしてこんなもの、とってあるんだろう」とあきれるものが、山ほど出てくるものです。
静かな空間ができたことにより、あなたが得られる最大の効用は
「考えることができるようになる」
ということです。
習慣4.やるべきことを減らす
ワタシのとって最大の難所です!「やるべきことを減らす」・・・・!
そこで、自分に質問するという課題が本著では出ているので、ご紹介します。
ここで大事なのは、書き入れる言葉を「愛」「夢」といった抽象的な言葉にしないこと。
「〇〇になる」「××をやり遂げる」「△△をして有名になる」「子どもの名前」「事業の名前」など、ごく具体的に書くことです。
質問
・わたしは( )のために生きている。
・私が一番好きなことは、( )だ。
・( )がなかったら、生きていてもしょうがない。
・人生の置いて、いちばん重要なのは、( )だ。
・( )さえあれば、幸せになれる。
・( )のない人生は、みじめだ。
・( )がなかったら、頑張れない。
・No,( )、No life。
あなたは、()の中に、どんな言葉が入りましたか?
それがあなたの「価値観の最大公約数」です。
その答えが、あなたが本当に人生で望んでいたことです。
あなたの余命があと6か月だと、今認定しましょう。
それなら、何をやっておきたいですか?
今やっていることが、本当にやりたいことでないならば、基本的に人生において何の意味もないことです。
今日ほんの一歩だけ、あなたの人生の本当の目的に少しでもつながることをしてみませんか?
やるべきことを減らすには?
人生に限りがあることが見えてきたところで、さあ、これからあなたの人生を無駄なくまっずぐやりたいことに突き進ませるためにも、やるべきことを減らさなければなりません。
それには、やはりこの大きな3つで対処するのが早いと思います。
①人に頼る
頭を下げること。
後輩に任せること。
周囲に頼ることは、時にとても勇気が必要です。
しかし、周りを育てることにもなり、あなた一人が抱え込むよりも、将来的な組織の成長を考えるならばよい結果が出たりするものです。
②お金に頼る
「家事」「育児」でお金を使うことは、日本人の美徳感からちょっと苦手意識を持つ人も(ワタシを含めて)多くあります。
しかし、「無理して手作りにこだわらず、宅配や総菜をうまく活用する」などのことで、あなたが笑顔でいられるなら、家族にとっても一番うれしいことです。
仕事の上でのことなどでラクができる場面ではお金で解決することもできます。
「疲れたら無理せずタクシー」も、必要経費です。
③やらずに済ます
私たちはつい「やることリスト」を長々と書いてしまいます。
そのスパイラルを断ち切るために、ここでやってみてほしいことが、
「後から、やることリストを検証する」
です。
実は、そもそもやる必要のなかったこともたくさん入っているものです。
やらなかったからといって、自分の評価がちょっと下がるだけ、ちょっぴり損するだけ、その程度のものが結構あるもの。
そんなやることリストは、視界の端っこに置くにとどめ、ほったらかしておくことも大切です。
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。