猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『成功ハックス 仕事がうまくいく人の35の必勝パターン』大橋悦夫

「成功本」がはらむこととして、よくあるのが「読んだだけで終わってしまう」という問題がありますね~。

知りえた知識で満足してしまい、行動に移す第一歩を踏み出さないまま踏みとどまってしまう。

 

そこで本著では、成功するための2つのルールを作っています。

 

ルール① 自分にとって楽に実践可能な方法を採用する

ルール② 効果が出るまで楽しく継続する

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特に大事なのはルール①です。

 

そして、方法論とともに、自分が何を目指しているか、すなわち「目標」を明確にしておく必要があります。

これがないと、たくさんの「成功本」の中で迷走する、という事態が始まってしまうのだと著者は言います。

 

「ハックス」は「ライフハックス」という言葉からきています。

ライフハックスは、「生活や仕事において、気の利いた手段で、もっと快適に楽をして効率よくと言う方法を追求していく」という意味です。

 

あなたのやりたいこと、目指したいものに対して、ナビゲートしていく、そんな手段を1つでも見つけてもらえたらうれしいです。

成功本から学ぶべきポイント

成功本は、冷静に読むべきである、と著者は言います。

それは、その成功本の著者の成功体験を追体験することで、どうしても気分が高揚してしまって気持ちよく読み終わってしまうから。

自分のゴールを見定めたうえで成功本を読んでいく必要があります。

 

冷静に成功本を読むことで、次の3つが得られます。

①「何をすればいいか」の方法論が明確になる

②迷わず行動を起こすことができる

③最後まで走り続けることができるようになる

 

成功本を1つのエンターテイメントとしての楽しみにとどめるか、あるいは意図的に行間を探ることによって、あなたなりに方法論を引き出してやる必要があります。

そのためにはこの3つを念頭に置きながら、成功本を読み進めることです。

 

①その方法は自分にもできそうか?

②いつからそれを始めるか?

③どうすれば最後まで続けられるか?

 

成功本を読むとき、読者は主人公を自らと重ね合わせます。

そこまでくれば、あともう一歩。

「自分が同じ立場だったらどうするか?」を考えるようにします。

 

成功本は「読む」というより「使う」ためのものなのですが、そのあまりの完成度ゆえに、ついつい魅入られてしまうものです。

車の運転でも、カーナビにあまりにも気に取られていては、運転に支障がでてしまうのです。

 

成功に近づく「楽しさ」を知る

あなたが成功に近づいていく道筋は、ドライブのようなもの。

ここから、あなたの楽しいドライブが始まるのです。

ですから、目的地に着くまでのプロセスもまた楽しいものであるはずです。

もっと言えば、目的地に着くことが目的ではなく、むしろ手段です。

カーナビに最初に目的地を指示するのは、とりあえず出発するために必要だから。

あなたの目的地というゴールがあるからこそ、走り出すことができるのです。

 

目標ハックス~1日5分の「書き出し作業」で最適なゴールが見つかる

毎日5分だけ「やりたくないこと」「やりたいこと」を書く

準備するもの:いつも持っている手帳やノート、そしてタイマー。

手順:タイマーをセットし、手帳などに「やりたくないこと」「やりたいこと」を箇条書きし、1週間に1度振り返る

サンプル

〇やりたくないこと

・時間拘束が多い仕事

・営業の仕事

〇やりたいこと

・ブログを通して、自分にしか書けない実践を送ること

・毎日ブログを書くこと

・自らの過去を堂々と語れる人間になる

・一生を通じて追いかけたい目標を立て、日々エネルギッシュに生きる

・いつ死んでも後悔しない毎日を過ごす

 

ここで、解説です。

頭では目標の重要性が分かっていても、具体的な目標まで本当に落とし込むには、3つの条件があったのです。

①あなたが、やらずにはいられないこと

②あなたが、やらずに死んだら後悔すること

③あなたが、心からやりたいと願っていること

 

この照合作業は、やっているうちに習熟するので、数をこなすことが実は重要。

「書き出し」の作業と「読み返し」を行うだけに専念。

そして、「やりたくないこと」を明確化することは、本当にやりたいことを、あなたの潜在意識から引き出してくれます。

世間体や周囲の期待や常識、そんな手あかのついた「やりたいこと」ではなく、あなたが本当に「やりたいこと」。

そこに、光を当てることができるのです。

ネガティブパワーを推進力に変える方法

準備するもの:紙とペン、タイマー

手順

①3分タイマーをかける

②「できればやらずに済ませたいもの」を箇条書きで書く

③タイマーがなったら、やめる

④「最もイヤなこと」を1つ決める

⑤その最大の理由を1つ書く

⑥それを克服するために思いつく限りの方法を箇条書きで書く

⑦書き出したうち、一番手っとり早くできるものに今すぐとりかかる

サンプル

〇やりたくないこと

・オフィスの大掃除

〇理由

・時間がかかる(ほかにやりたいことがある)

〇克服する方法

・時間を作る

・仕事を早く終わらせる

・大掃除を終えてスッキリしたところをイメージしてにやにやする

・大掃除をしたら、好きなDVDを観てもよいことにする(家族に宣言して、大掃除が終わるまで観られないようにする)

・大掃除を業者に任せた場合を見積もり、自分の時間単価と比べる

 (自分の単価より安かったら、業者へ)

・毎日5分だけ片づける

・5日連続して「5分清掃」ができたら、好きなDVDを観ても良いことにする

〇一番手っ取り場合方法

・毎日5分だけ片づける

 

ここで解説です。

ここでは、ネガティブパワーを利用しています。

人がエネルギッシュに動けるときと言うのは、自分のやりたいことを思い切りやれているか、逆にやりたくないことから逃れようと必死になっているときのいずれか。

やりたくないことから逃げたいというネガティブパワーも、実はかなりの推進力。

ポジティブパワーとの違いは、「よりよくいきたい!」か「死にたく何!」かの方向性の差です。

実は、思いを異なる視点から表現しているだけで、何かを目指すという点では同じなのです。

 

 

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今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、など。

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