猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる』池本克之

「仕事とプライベートの切り替えが重要」

「オンとオフのメリハリが大切」

と言われますが、本当にそうでしょうか。

著者はビジネスキャリアを積み重ねて、経営コンサルタントを務めてきましたが、

ずば抜けて仕事が仕事ができる人は、「切り替え」「メリハリ」の認識を持っていない人が多いそうです。

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たとえば、休日の午後にランチを食べに行って、

「リーズナブルでおいしかった!」

と満足する人と、

「なぜこの値段で、このクオリティの料理が提供できるんだろう?」

と考える人がいます。

どちら仕事ができる人なのかは、説明するまでもありません。

 

生涯年収は、日々の食べもので決まる

「無事これ名馬」という格言もあります。

これはビジネスパーソンも同じ。

まず、健康管理ができていること=フィジカル・マネジメントは、ビジネスパーソンには不可欠です。

忙しいからこそ食べ物にこだわる

そのために第一に考えるものは、身体に取り入れるものの選択です。

「あなたは、あなたの食べたもので、できている」

味の素のCMで使われたキャッチセールスです。

「身体に害のあるものを食べない」ことは、フィジカル・マネジメントの基本。

あなたの食のマイルールは何でしょうか?

 

・水を大量に飲む

・カフェイン、アルコールを飲まない

・添加物をさける

たんぱく質を摂る

・糖質を避ける

・夜8時以降は食べない

 

たとえば著者は、朝フルーツだけ食べるのですが、ホテルの朝食にフルーツがついているとは限らないので、出張は「いいスーパー探し」から始まるそうです。

いいスーパーが見つかったら、その近くでホテルを探すこともあるくらいです。

5年後、10年後のあなたの健康のために、目の前の食を考えるのも、素敵ですね。

毎日鏡で自分の全身を見る

著者は13年前あともう一歩で100㎏の大台になるほど太っていました。

夜中の食事、毎晩の大酒、甘いものをガンガン食べる生活だったのです。

ロサンゼルス出張からの帰りの飛行機で、「これではいけない」と気づきました。

アメリカでは一人分のボリュームが半端ではないなか、ついつい食べ過ぎて出張中を過ごした著者。

帰国の飛行機の中、パンツのウエストが突っ張って座れない。

仕方なくベルトをゆるめ、ファスナーを少し下げて座ったら、今度はファスナーが全部下りて閉まらなくなりました。

 

慌てて毛布で隠しましたが、

「俺の身体、どうなっているんだ」

と、イメージの中で俯瞰しました。

バーチャル幽体離脱のような感じです。

「誰だよ、この無様な男は・・・」

 

すると、いろいろ思い当たる節が出てきました。

確かに仕事をしていてもすぐ眠くなるし、疲れやすいし、すぐ息が切れるし、判断力も鈍っている気がする・・・。

当時著者はドクターシーラボの社長を務めていて、会社は絶好調でしたが、油断していたと反省。

健康と美を扱う会社の社長がこんな体型では、顧客や取引先への説得力も何もないので、すぐにダイエットを始めたのでした。

 

食事改善と、運動を始めました。

途中で辞めないように、都内のマラソン大会にも申し込みました。

やるしかない、と月に走る目標を立てて実行しました。

9か月で90㎏の体重が57㎏まで落とすことができました。

 

著者がやってみて、何よりも大事なことは「気づくこと」。

そして「始めること」。

「今の自分」を見つめなおすことが、健康な体を作る第一歩だと実感しています。

簡単なのは、鏡を見ることです。

全身が映る大きな鏡で、自分の姿を毎日見る。

それだけでも、自分の身体の状態についての「気づき」を得ることができるのです。

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今日は少しは休めましたか?

お盆くらいは、休んでくださいね。

素敵な夢が見られますように。

では、また。

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