猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

あなたをご機嫌にする習慣~『ご機嫌な習慣』松浦弥太郎

著者はセレクトブックストアを立ち上げ、「暮らしの手帳」の編集長をし、「くらしのきほん」編集長を歴任してきました。

そんな著者が50代になって、今まで人生に感じなかった「限り」を感じるようになりました。

それは人生の長さとか、体力とか。

 

でも、ひとつ確かに思うのは、ここでいろいろなことを「無理無理」とあきらめたり、守りに入ると、一気にふけこむのではないかということです。

攻めのスタンスを持つには、体力的にも午前中の使い方を大切にすること。

そして、午後はのんびりしながら、明日の用意をしたり、人とのふれあいを大切にしたりすることでした。

あきらめず、無理せず、一歩一歩。

 

そんな著者の、「基本」です。

じっくり丁寧に暮らす著者の生き方を教えてもらおうと思います。

 

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シンプルという学び

子どものころ、「普通」という言葉を嫌っていた著者。

目立ちたいがために、人と違うふるまいや、こうしなさいという言葉に逆らってみて、できるだけ「普通」ではない自分を作ろうとしたりしていたそう。

 

でも、おとなになって、改めて考えてみると、「普通」にはささやかな美しさと安らぎを感じるようになりました。

辞書で引きと、

「ありふれたもの、あたりまえなこと」

と書かれています。

 

そして、美しくあるものの原典もしくは基本は、「普通」から発進されているともいえるのです。

 

著者なりに「普通」を言い換えるなら、「シンプル」。

その概念には、美しさや深さがひそんでいます。

早寝早起きのための「減らす」

健康のために著者がしていることは早寝早起きがあります。

夜10時にベッドに入り、朝5時に目が覚めるようになって20年だそうです。

暮らしと仕事においてポテンシャル(潜在能力)。

いろいろなものに向き合う集中力や気力と言ったメンタル。

それらに、体がしっかりついてくるようにという理由から、自然とそうなっていったのです。

 

めったに風邪を引いたり病気をせず、50歳を過ぎてもすこぶる元気。

 

早寝早起きをするためにすることは、「何かをするというよりも、していくことを減らす」のがポイントだそうです。

たとえば夜の会食は、何も考えずにいると週3回は入りますが、これを週1と決めました。

こればかりはストレス発散にもなるから辛いのですが、まぁ我慢。

 

減らすことではないけれど、夕食は夜7時半とも決めています。

実はこの食事の時間が早寝早起きの1番のポイントで、これがズレると寝る時間もずれます。

休日でもこの習慣は変えない。

 

夕方から夜にかけての行動の調整をするということ。

一度、何をどんなふうにして過ごしているのか、定期的に洗い出してみると、いいのかもしれません。

「すごい」の感度

著者の大好きな友達の話です。

同い年の50歳。

でも天真爛漫なのが魅力。

時にハラハラさせるのは、誰に対してもタメ語というか、言葉遣いが軽々しい。

しかし、不思議と怒る人はひとりもいないのです。

 

面白いのは、いつ挨拶しても、何を語り掛けても、彼の最初の返事は、「すげー!」なのです。

要するに、何を言っても、彼は思い切り感動してくれるのです。

笑顔たっぷりの「すげー!」は、人を全行程する最強の言葉なのかもしれません。

しかも、口癖ではなく、本気で感動と感激をしているから、言葉遣いがどうであろうと、そういわれた本人はうれしくなってしまうのです。

 

彼と一緒にいると1分間に10回を超えてくるのではないかと思うほどに「すげー!」を言われるので、なんだか自信がわいて元気になるそう。

だから、彼の周りにはいつもたくさんの人が集まっていて、わいわいがやがやと笑顔でいっぱいなのです。

 

彼は人気のクリエイターですが、そんな風に日々たくさんの感動をしているから、それがアイデアのもとになって、たくさんの人に「すげー!」という感動を与えているのでしょう。

著者は今日、彼のように「すげー!」と感動できたかどうか、振り返ります。

年齢とともに、心や井用の感度を落としたりしたくないですね。

しかし、「すげー!」って、本当にすごい言葉なのです。

旅のお供に

旅行や長めの出張で、必ず著者が持っていくものの1つが、お気に入りのお茶。

ホテルでも備え付けがあるだろうけれど、ハーブティや中国茶、抹茶など、すべて小さな袋に入ったものです。

部屋に戻って寝る前に、いつものお茶を淹れてゆっくり味わうと、気持ちがすっと落ち着くのだそうです。

朝起きた時に熱いお茶が飲めるのもうれしいものですよね。

 

お茶とセットで、お気に入りのマグカップも持っていくのだとか。

おいしいお茶とお気に入りのマグカップがあると、旅先でもほっとするそうです。

飛行機の機内でも新幹線の車内でも、買ったお茶を自分のマグカップに入れ替えて味わうと、仲間はみんなうらやましがるそうです。

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お気に入りのマイボトルでも、いけるかもしれないですね。

ちゃんと包めば、持ち歩いてもマグはそうそう割れないそうです。

今日もお疲れさまでした。

お盆の時期は、かえって疲れることもあったりします。

上手に充電できる人は素敵です。

今日はひとつでも「すげー!」を探してみたいと思います。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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