猫のメメとモエ

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あなたの縛りを1つ外す方法~『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』古川武士

あなた自身を縛ってしまうものに”自分ルール”があります。

これは、あなたの自己評価が低い原因かもしれません。

あなた自身に寛容になることは、ストレスから解放されること。

あなたに過剰なルールが働いていなか、見直してみませんか。

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自分ルールを見直す

「自分は〇〇であるべきだ」

「自分は〇〇しなければならない」

これらはあなたが無意識で思い込んでいるものですが、強く思考と行動を左右させています。

幼少期(7歳くらいまで)に親に言われ続けた自分ルールは、一見基準で厳格さがあるのが特徴です。

全くない、というのでは人間としての生活に不自由をきたします。

しかし、過剰であると、自己嫌悪に陥りやすいもの。

ストレスもたまりやすくなります。

自分ルールに合わない限り、NGと判断し、自分を過剰に攻めるからです。

 

「自分はダメだ」

「自分は頑張っていない」

「自分は中途半端だ」

という言葉をよくあなたがあなた自身に投げかけているならば、その傾向があるかもしれません。

自己評価が低い人は、極端な自分ルールを数多く持っています。

しかし、過剰な自分ルールが多すぎると、生活も人生も不自由です。

 

ちなみに、自分ルールが厳しい人は同じルールで人にも厳しいものです。

自分のルールをゆるめることで、自分に寛容になることは、他人に寛容になることと同じです。

 

心理学では、自分を駆り立て、そうせざるをえなくなるものとして、「5つのドライバー」という考え方が知られています。

その5つとは、

①「完全であれ」(私は常に完璧を目指すべきだ)

②「他人を喜ばせろ」(私は相手をがっかりさせてはならない)

③「もっと努力せよ」(私は決して怠けてはいけない)

④「急げ」(私はもっと早くするべきだ)

⑤「強くあれ」(私は強くあるべきだ)

自分ルールを見直す方法

 これらの5つのドライバー。

あなたは何個に対して「強く働いているな」と思いましたか??

ワタシは全部です!

がっつり働いております。

そこで、これらを見直す方法です・・・。

 

自分の中にあるルールを数値化する

①完全であれ②他人を喜ばせろ③もっと努力せよ④急げ⑤強くあれ

この5つのうちのどれが強く働いているか、ちょっと考えてみてください。

仕事でもプライベートでも、自分のなかで働いているルールを5つのドライバーを参考に書き出し、それぞれ10点満点中、何点になるかを数値化してみます。

 

ちなみにワタシは

①完全8点②他人を喜ばせろ7点③もっと努力10点④急げ6点⑤強くあれ8点

といったところでした。

 

重いルールの緩め方

点数が高く、あなたにとってストレスになっているルールを選びましょう。

そしてそれをゆるめるように、「~べきだ」という言葉を「~のほうがいい」という新しい言葉に置き換えます。

 

確かに「強くあるべきだ」を「強い方がいい」に置き換えたら、ずいぶんラクになりました。

ぜひともやってみてください。

自分軸をはっきりさせる方法

あなた自身の成長を確認できること。

それができると、等身大のあなた自身を愛せるようになります。

 

2006年トリノオリンピックで金メダルを獲得した荒川静香さんのような一流トップアスリートでさえ、葛藤しながらネガティブな状態に陥るといいます。

常に自己評価は揺れ動くものなのです。

そんな時荒川さんは、他人ではなく昨日の自分に勝とうと考えて心を立て直したそうです。

「他人ではなく、過去の自分と比較する」を実践していたのです。

 

自己評価が低い人は、他人と比べたくなります。

他人との相対的な比較の中でしか自分の存在を認めにくいからです。

社会の基準や他人の価値観で評価され、自己評価を安定させようとしています。

 

しかし、比較するほど他人がすごく見え、自分がダメに見えて劣等感にさいなまされるのです。

社会の価値観や会社の基準で人と比較されることは避けられませんが、自分が自分を評価するときに他人との比較の中だけしか自己評価できなければ、自分らしく生きることはできません。

では、どうすればいいのか?

 

1つの方法は、自分軸を明確にすることです。

あなたが「どんな人になりたい」のか、「何をしたい」のか、「どんな価値観を持っている」のかをハッキリさせることが自分軸を作ることになります。

 

そして、荒川さんのように、過去の自分と比較して少しでも成長し、ありたい姿に1歩1歩近づくことで、等身大のあなたも同時に愛せるようになるのです。

自分軸をはっきりさせる方法

自分の目標を作る

憧れの人がいるなら、その人の何に憧れているのか具体的にしてみましょう。

目標になりたい姿を描くうえで大切なのは、「できるかどうか」をいったんわきに置いて考えることです。

理想とする人がいる場合は、その人の何に憧れているのかを具体的に考えましょう。

 

仕事ぶりなのか?

周りに気づ変える性格なのか?

端正な顔立ちやファッションなのか?

生き方なのか?

具体的にピックアップしてみると、見えてくるものがあります。

 

自分欲求を明確にする

あなたが何をしているとき、一番ワクワクしているかを、ふりかえってみましょう。

自分欲求とは、「自分が何にワクワクするのか」のツボのことです。

過去に自分がワクワクしたことをリストアップすることで、何が自分をワクワクさせたのかを深く追求することができます。

 

プラスの視点で1日を振り返る

その日1日でうまく行ったことや発見したことを思い出しましょう。

1日を振り返り、できたことや成長したこと、学んだことをノートに書き出してみましょう。

その際はまずは反省するのではなくプラスの視点から振り返る習慣をつけましょう。

 

さらに成長するための行動を考える

課題を振り返るときは、自分と向き合い行動志向の質問をしましょう。

1日を振り返って、反省することを見つけるかもしれません。

その時は、「次はどう工夫する?」など行動志向の質問をすることがポイントです。

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このクッキー、珈琲との相性が神がかっていますよね。

 

マイナス思考になりがちなのは、あなたが子どものころ一生懸命周りの期待に応えようとしてきたからかもしれません。

がんばりすぎてしまったあなたのコリが、1つでも緩んでくれることを祈っています。

 

今日もお疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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