27歳の若さで亡くなりました。
自由奔放に生きた高杉の有名な辞世の句です。
「おもしろき こともなき世を おもしろく」
「おもしろきこともなき世をおもしろく・・・・・」
ですが、途中で息苦しくなった彼は言葉を継げなくなります。
すると枕もとにいた女性、野村望東尼(もとに)が下の句を続けました。
「すみなすものは心なりけり」
これは、「おもしろく感じられるかは心次第だ」という意味ですが、それを聞いた高杉は「おもしろいのぅ」と満足げな顔で息を引き取ったといいます。
人生を楽しくしようと行動すること。
そして、今を楽しいと感じること。
人生を楽しむための、欠かせない両輪ですよね。
「もし、今日が自分の最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」
「人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔の方が深く残る」
トーマス・ギロビッチ(アメリカの心理学者)
「長生きしても人は満足しないかもしれないが、充実した人生には満足する」
ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家)
枠からはみだせ
黄熱病の研究で知られる野口英世ですが、アメリカに留学したときに最初に与えられた研究テーマは「蛇の毒」でした。
当時、アメリカ人研究者は危険を恐れて毒の粉末を使っていました。
しかし野口は生きている蛇の首をつかんで自ら毒を採取したそうです。
他にも、人が嫌がることに積極的にかかわり、危険な伝染病の細菌を研究し、三度のノーベル賞候補になるまでに至りました。
他人がやらないことをやるからこそ、人とは違う結果を生むことができるのです。
「たまには踏み鳴らされた道から外れて、森の中に踏み込んでみるといいでしょう。
そうすれば、いままで観たこともないものが発見できるに違いありません」
「開発するモノによっては、袋小路を出られない場合がある。
しかし、それは常識のワクの中だけで考えているためである場合が多い」
「人類史上の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって、達成された」
身だしなみはひとなみ以上に
ビル・クリントンがアーカンソー州知事に落選したときに、妻のヒラリーは責任を感じていました。
名門女子大を卒業後、弁護士として働いていた彼女はヘアバンドに角縁眼鏡(分厚いレンズ)という地味な外見をしていたために、地元民からあまり好意を持たれていなかったのです。
彼女は外見を変えるために、すぐに友人や専門家を集め、新しい服装や髪形をいろいろ試しました。
そして、それまで「楽だから」という理由で愛用していたヘアバンドもやめて、明るい印象に映るよう努めたのです。
結果、ビルは次の州知事選で当選し、のち42代目大統領に。
彼女はファーストレディーを経て、女性初の大統領候補にまでなりました。
華美に飾る必要はありませんが、見た目を軽視してはいけません。
「帽子をきちんとかぶらず、行き届いていないのは、ずぼらな思考の表れである」
レイ・クロック(マクドナルドコーポレーション創業者)
「不潔な向上に善良な職工なし」
ヘンリー・フォード(アメリカの実業家・フォードモーター創業者)
「服装とは生き方である」
イヴ・サンローラン(フランスのファッションデザイナー)
「ラクだから!」とオシャレに手を抜いていたことに反省し、今週はがんばりたいな、と思います。(続くかは、わからないです)
寒くなってきましたね。
あたたかくして、ゆっくり素敵な夢がみられますように。
今週も、あなたにたくさんの幸運がありますように。
では、また。