ワタシは人並み外れるレベルでの忘れっぽい性格なので、仕事バックは大きめです!
仕事バッグは「秘書」であり「戦友」であり、「一番の仕事仲間」みたいなもの。
ドラえもんの4次元ポケットか?というほど、書類や持ち物で詰まりまくる時期もあります。
でも、休日のおでかけや「ちょっとそこまで」の買い物の時には、小さいバックを愛用するようになりました。
この本に出会ってからです。
肩にずしりとクるでかバッグは、うっかりさんにとっては「安心の証」ではあります。
でも肩こりさえ引き起こしがちな重さをウイークデーに感じているからこそ、ちょっとしたときに、「小さなバッグ」を使うのは空を飛ぶような軽快な気分です。
そのために、今年は軽い手帳とか、小さい財布とか用意しちゃうくらい。
バッグの重さを変えることは、人生を「ミニマムリッチ」な方向に転換させていきます。
もちろん、常時「ミニマムリッチ」は無理です。
でも、「今日はどこに旅行に行くの?」と同僚に笑われるほどに、「常態」で「重い」バッグを持つことからは解放されました。
著者はグッチの販売スタッフを務めたのち、キャリアカウンセラーとして12年で述べ3000人の働く女性と会ってきました。
悩めるキャリア女性たちと会う中で気づいたことは、「がんばりすぎる女性は、バッグが大きい人が多い」ということです。
パソコン、書類などの仕事に必要なものから、のど飴や折り畳み傘、カーディガンやエコバッグなど、万一のものをすべてそろえていないと、なんとなく心配だったり。
かつての著者もそうでした。
まわりに「がんばり屋だね」と評価されるほど、ばっぐ はどんどん大きく重くなり、肩にかかる重みは増していきました。
それでも走り続け、結果は出ましたが、部下にも自分と同じだけ励むことを求めてしまい、「かわいげがない」「あなたは一人で大丈夫だから」と言われるようになりました。
バッグが大きくなるにつれ、孤独感を抱えるようになりました。
ある日、上司とお客様宅へ訪問するとき、パスケースが見当たらないという事態になりました。
電車に乗り遅れ、せっかちな上司に冷や汗をかきながらも、1時間に2本しかない電車に乗りそこないました。
これがもし、小さいバッグだったら、人を待たせることもなかったし、自分が焦ることもなかったでしょう。
持ちすぎる不幸
当時著者は、衝動買いで仕事のストレスを発散し、毎シーズン大量のお金をファッションにつぎ込んでいました。
クローゼットも服でパンパン。
特に靴が大好きで、下駄箱に入りきらない靴は狭い玄関を埋め尽くしました。
それでもお構いなし。
当然、いざとういうときに着た衣服はなかなか見つからず、奥の方から引っ張り出して着ようとしても、ハンガーからずり落ちてしわしわ。
靴も手入れができていないので、履いてみると雨ジミがのこったまま。
パスケースが見つからず電車を逃したのは、こんな生活の積み重ねだったのです。
シンプルに暮らすことは、これからの時代に必須の言葉と言えます。
バッグを軽くする方法
著者は、日ごろのバッグを軽くする方法として、次の4つを挙げています。
①家に帰ったら、いったんすべてのものを取り出す習慣をつける
②出かける前に、「今日は何をする日?」と考える
③「ちょっと保留期間」を作る
もしも、の時に備える充電器やマイボトルの類は多いものですが、それらの重さがあなたの足かせになることも多いのが事実。1週間だけ自宅で置いてみる。
④詰め込まずに、「分ける」こと。
女性はトートバッグとショルダーバッグなどの2個持ちをする人も増えています。うまいやり方として著者も賞賛しています。
・・・・すみません。私は、うっかり者なので、
①帰ったらいったんすべてのものを出す
をやって、忘れ物が発生しました・・・・。
②今日は何をする日か考える
なども、著しく苦手です。
ですから、③と④を再スタートしようと思います。
マイボトル3本持ち、というもう笑っちゃう事態なので、そこから始めます。
小さなバッグは限りある貴重なあなたの人生の時間
バッグをちょこっとでも片づけていくと気づくのが、「必要と思っていたけれど、いらなかったもの」が多いこと。
人生の限りある時間は、まさに小さなバッグです。
何もかも持とうとして、結局は何も持てないということがあります。
だから、
それがあなたが確実に、価値あるものと向き合い、長く続く関「自分の限りある時間をかけて愛したいのは、これだけ」とはっきり決めてしまうこと。係を築いていく秘訣です。
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。