またしても、若手向けのビジネス書です。
こんな習慣を若者に先につけられては、ベテランのくせに若手に先を越されてしまいますからね!
最近、職場のお局連盟(ワタシも含め)は、給湯室でダメ出しばかり。
で、具体的な改善策や助け舟を出さなかったりします。
情けない・・・・!
そんなダメ出し地獄(給湯室)から脱出を図るため、今年は自分をポジティブな方向へ向かわせる習慣をつける!必ずつける!
絶対若者に追い抜かれるもんか~い。
新しい提案をガツガツ行ける自分になる
新しい企画を出すのには、何かと不安がつきものだったりします。
しかし!
だからと言って、負けてはいられない時もある!
不安を解消する手っ取り早い方法です。
その「不安という感情を数値化」する。
さらに、「どこまで達成しているか、進捗度合いを数値化」する。
人は不安になると視野が狭くなり、そのことだけしか見えなくなる性質があるそうです。
そんなときは感覚的なものを数値化することで、具体的に扱うことができます。
数値化すると、不安をキレイに解消できるのです。
たとえば、飛行機で事故にあう確率は、0.0009%(アメリカ運輸安全委員会の調査)だそうです。
つまり、100万回に9回。
会社が倒産して無職になる確率は、平均的会社の1年での倒産率は0.56%。
退職まで20年あるとするならば、確率は11.6%。
この数字をどう見るかは考え方次第ですが、確率が分かると不安の本質が変わるのは確かです。
何となくできていない、うまくいっていないと感じる曖昧さは、ストレスの原因です。
そこで、「今、達成度は何%か?」「何合目なのか?」とあなた自身の問いかけてみること。
仮に3合目ならば、進んでいることを実感できるし、残り7に向けてやることが見えてきます。
不安要因を数値化する
不安とか恐怖の感情にも、実は度合いがあります。
言葉で表現してしまうと、比較も変化の測定もできませんが、度合いを数値化することはできます。
たとえば
プレゼンを任されて、不安になったとします。
しかし、その不安の度合い・失敗する確率を数値化してみましょう。
①プレゼンが決まってすぐ。不安度90%
大事なプレゼンを任されて、不安で仕方がない。
②少し準備して、不安度60%
ひとまず資料を作ったことで不安が減る。
③プレゼン直前、不安度10%
リハーサルを繰り返したことで、不安は最小限度に。
その時、抱えている不安や心配が現実になる確率が何%か、数値にしてみましょう。
ちなみに、本日ワタシが今モヤモヤと不安になりつつ抱えている案件は、失敗率がよ~く考えてみると40%。
休日出勤してそれなりに準備したし、大丈夫かも。(この休日出勤スタンスが良くないんですけどね)
モヤモヤしつづけて、損しちゃいました。
達成度、進捗度合いを数値化する
どこまで進んでいるかを数値化して確認することで、今度取るべき行動が分かります。
「今、達成度は何%か?」と自分に問いかけてみることで、進んでいることを実感でき、残りに向けてやることが見えてきます。
問題より解決策に目を向ける
解決策を見つけて行動を始めると、ポジティブになり好循環が生まれます。
問題を分析するのは悪いことではないのです。
しかし、主に「何がダメだったのか」「誰の責任だったのか」「何が足りないのか」を頭の中に繰り返すことになります。
ずっと問題に焦点を当てていると、不安や心配がループしてしまうのです。
解決策や行動プランが不明確なまま、出口が見えない心配と不安があなたを苦しめます。
そんなときは、失敗や悩みをうじうじ考えるのではなく、どうすればいいかと一気に解決策に目を向けてみることが必要です。
その場合、実行できる、実現できる解決策であることが大前提です。
その前提で考えると、解決のアイディアはたくさん出てくるもの。
例えばあなたが病気にかかったとして、その病気の治療方法がないとしたら、あなたは不安と恐怖で苦しむのではないでしょうか。
一方、重大な病気であっても、治療方法があれば、あとは治療に向けて努力しようとするでしょう。
完治するかどうかはわからないにしても、何か行動できることがあるかないかは、大きな違い。
解決策を見つけて行動を始めると、人間は不思議なものでポジティブになれます。
行動することで新しい解決策のヒントが見つかり、さらに行動意欲も高まります。
常にどうしようかと解決策を考える習慣を持つことが大事です。
具体的に問題を書き出す
何となく不安や心配を感じている場合は、不安要因を具体的に紙に書き出してみましょう。
たとえば、
資料作成が間に合わないかもしれない、
進捗を上司に報告したら怒られるかもしれない、
会議の専門的な話についていけるか心配・・・などなど。
解決策を考え、行動プランを立てる
どうすれば不安要因を解決できるかを考え、行動する計画を立てましょう。
解決策を考え、それぞれに優先順位を付けます。
いつ何にどれくらいの時間をかけるのか、具体的に考えてみましょう。
行動プランを作れば曖昧さが消えるため、不安や心配は小さくなってきます。
たとえば、
資料作成の時間を計算して対策を立てる、
上司には滞っている原因と一緒に対策も考えて報告する、
会議中わからなかったところは、隣の先輩にこっそり質問する、などなど。
過去の自分の経験は、時に新しい挑戦をする自分自身の足を引っ張りますよね~。
若い人ほど、その足かせが無いからチャレンジできたりするんです。
そうしたチャレンジ精神のある若い人たちが増えています。
その人たちの伸びしろに、ベテランは負けてはいられません!
失敗経験や成功経験がたくさんあるからこそ、次のチャレンジの時の選択肢が広がるってもんです。
今年はチャレンジの年なので、体調管理を完璧にしつつ、挑戦者の意識を大事にしたいと思います。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。