今回の痛ましい最期となってしまった10歳の女の子の事件。
児童相談所の職員の数や人手と人材不足は、もう目をおおうほどのものですね。
一人で50件とか。
しかも素人集団とか。
今、公的機関の人たちが、本当に人手不足に悩まされていますね。
役場の職員さんは、今臨時雇用の方々ばかりで、夜遅くまで正規雇用の方がいるから、夜の10時に直通電話しても繋がります。
知りあいが臨時雇用の教員に募集したら、夜の9時半に面接があったそうです。
わが子の小学校のクラスでも、妊娠した先生の産休補助の先生が来なくて、結果管理職の先生が、急きょ担任してました。
そのクラスにクレイマーで有名なママがいて、マラソン大会でわが子の順位がおかしいと、校長室に怒鳴りこんでいってたりして、モンスターベアレントって本当にいるんだなぁ、なんて驚いたり。
ご主人も連れて乗り込んだそうで、証拠のビデオもあるから、訴えると言ったら、順位が変わったと他のママから聞きました。
とりあえず、そのママの子とは関わってくれるな!と思ってるけど、子どもには言えませんし。
でも、その子がまた、弱いものいじめをやって、うちの子も大変でした。
虐待という難しい家庭の事情。
それを一人で50組も担当するなんて、尋常ではないです。
もちろん、やむにやまれぬ事情で、わが子を傷つけ自らを責めている人もいます。
そうならざるを得ない苦しい方もいっぱいいます。
そのフォローが足りないだけで、マスコミがこぞって柏児童相談所を叩くのは、ドウナンデショカ。
いっそ虐待を疑ったら警察に連絡するのもいいですよね。
50件とか、本当にムリ。
ワタシも顧客に損害を与えてしまい、訴えると言われたことがありますが、あれは本当に病みます!
睡眠不足で働いていると、思考力が落ちてるから、みんなして「ことなかれ主義」に走った。
忙しい職場の人あるある。
でも、子どもの命を預かる場では、あってはならないこと。
ならば、人手とお金が必要ですよね。
でも、なり手がいないだろうなー。
ワタシも恫喝だの訴えるだのは、たった1件でしたけど、すごく消耗しました。
実はそのクレイマーな顧客さんは、あちこちで「訴える!」と恫喝をあちこちでしてらっしゃってたと後で判明。
やる方は、手慣れたものです。
が、やられる方はマジできついです。
企業と違って、訴えられても地方自治体がどこまで職員を守ってくれるかは、かなり不透明だとか。
児童相談所の所長さんの目を見ていると、どんだけ疲れているんだろうこの人って思います。
市町村で弁護士を持ってる訳じゃないから、恫喝されて負けちゃうんですよね。
とりあえず、次のふるさと納税は、やめます。
がんばれ、うちの地方自治体。