新しいスタートを切った4月のうちに、考え方をもっとフレキシブルに変化させられたら、もっと楽しい1年になります。
先日読んだ『人生が変わる!1%の法則』では、
・51対49でいい
・マイナスの現象を好都合ととらえる
・うまくいなかないことを教訓として捉える
・「昔の自分」と今の自分は違う
・過去の成功体験を思い出す
などのことについて読みました。
今日は、人生は「1%から動き出す」ことについて読んでいきます。
悩まなくてもいいことで悩まない
考え方を変えるクセをつければ運命も変わる
「ロジカルシンキング」と「ラテラルシンキング」という言葉があります。
ロジカルシンキングとは、1つの物事を深く掘り下げ、理論的に考えるものです。
ラテラルシンキングとは、枠組み(フレーム)にとらわれず、思考の幅を広げ、直感を大切にしながら、柔軟に物事を考えることができます。
発明王トーマス・エジソンやアメリカの実業家で自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードなどは、後者の発想法、つまりラテラルシンキングを身につけていたおかげで、成功することができたといわれています。
ニューソートでは、人間はその人が1日中考えているところのものだし、「心の中の思いが私たちを作っている」と説いています。
その運命を良い方向に転じるためには”善”を見つめる楽天思考と並行して、ラテラルシンキングで物事を考える習慣をつけるといいと思います。
別の手立てを考えるクセをつける
人生において悩みや困ったことはつきものです。
そういうときにはアメリカの自己啓発作家でもあるポール・マイヤーの次の言葉を指針にするといいと思います。
「先入観や偏見から自分を解放してあげよう」
たとえば、バケツの中に水が入っていないとします。
しかし水道から水が出ないとします。
これは、バケツの水を必要としている人にとって、一見すると困った状況です。
しかい、それは「水は水道から調達するもの」という先入観や偏見、すなわち固定概念がそうさせているだけのことです。
水道から水が出なくても、雨が降っていれば、バケツを庭に出せば、雨水をためることができます。
また、コンビニに行けばいくらでもペットボトルの水は調達できるし、お金が無ければ、最悪、隣人に頼めば、水くらいは無償で提供してもらうことができます。
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このように1つの方法にとらわれることなく、別の選択肢に目を向ければ、問題を解決するための新たな可能性を見つけ出すことができます。
それによって、悩みや困ったことは、希望へと切り替わるようになるのです。
「このほうが幸せになれる」と考える
神様に対して「助けよう」「幸福になってもらおう」と願っています。
そのため、時には「このほうが幸せになれる」と考え、人生の軌道修正を計ってくれることがしばしばあります。
「神のプランは、あなたの考えているよりプランは、あなたの考えているプランよりもはるかに素晴らしいものがある」
これはジョセフ・マーフィの言葉ですが、仕事や生き方を変えることによって、人生が飛躍・発展していく場合があるのです。
たとえば、プロレスラーだったジャイアント馬場です。
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女優のオードリー・ヘップバーンも同じです。
彼女は元々プロのバレリーナを夢見ていました。
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したがって、何か1つのことをやりつづけて、どうしてもうまくいかないときは、「別の道に転身を図った方が幸せになれるかもしれない」といいかもしれません。
神様のプランは、人間の創造をはるかに超えた素晴らしいものがあるからです。
不運はデトックスである
美容・健康療法の1つに「大腸デトックス」というものがあります。
大腸の中に宿便があると、それが肩こりや腰痛の原因になったら位、新陳代謝が悪くなるため、肌荒れ、ニキビ、吹き出物といった肌の深い症状が現れるようになります。
こうした症状を消滅させるためには、大腸の中の宿便を排泄するのが一番です。
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「やることなすことうまくいかなくなり、人生のどん底に陥ってしまった」
そういうとき、ニューソートの指導者たちは、異口同音に「人生のデトックスが起きた証拠である」と説いています。
マイナスのことを思い続けていると、それが心の中に蓄積されていきます。
しかし、何かのはずみによって、それが心の外に排出されるとき、マイナスの感情が形になって現れるため、大きな災難に見舞われたり、悪い現象が立て続けに起こることがあります。
それが「人生のデトックス」であるというのです。
しかし、それによって心がクリーンな状態になれば、あとは良くなるいっぽうです。
つまり、明るい未来がその人を歓迎してくれるようになるのです。
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。