猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『鳥さんぽをはじめよう』♪鳥くん(永井真人)

鳥たちのいきいきした姿は、よ~く注目してみると、本当に癒されます。

季節の移り変わりにも敏感になり、野鳥を追いかけていると、スマホの万歩計が2万歩を超えていることもしばしばです。

身近なカラスたちも、よく見ているとこっそり会話しています。

スズメたちの冬の姿は、寒い季節のアイドル的存在。

 

これからの初夏に向けて見られる別の鳥もいます。

でも、子育て中の彼らにむやみに近づいて観察してしまうと、危険と彼らが判断して、ヒナにエサを運んだり卵を抱いたりするのをやめてしまうことがあると著者は言います。

偶然の出会いを期待しながら、今日は本でバードウオッチングを。

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植物の中には、取りに花粉を運んでもらう種類があります。

これは鳥媒花(ちょうばいか)と呼びます。

サクラ、ウメ、モモ、サザンカなどが身近でよく見かける。鳥媒花です。

それらの花の蜜を好むのがメジロヒヨドリ

おいしい蜜をもらうお返しに、花から花へ移動して、嘴の周りや頭の羽毛についた花粉を移動させて、受粉をさせます。

まさに助け合い。

お花見の季節は、鳥と花が織りなす自然界のドラマを見られるチャンスです。

 

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日本の野鳥、とくに小鳥のオスは、春になると求愛のためにさえずり、メスにアピールします。

多くは、枯れ木のてっぺんや枝先、電柱、杭の上など、自分がメスにアピールするのに適した場所(ソーイングポストと呼びます)で繰り返しさえずります。

メスはさえずりを聞いてオスを見つけます。

 

「あら素敵な声」

「あっちでもこっちでも鳴いている!広い縄張りを持っているなんてすごいわ!」

 

メスはそうやってさえずりを聞き、オスを選びます。

 

 

 がんばっているホオジロくん

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今年もツバメがやってきた

去年と同じ場所にツバメがやってくると春を感じ、「待ってました・・・・・!」とうれしい気分になります。

ツバメは人家などの建造物に巣を作るため、身近で子育てを観察できる数少ない野鳥です。

ツバメは、ひと夏で2~3回くらい子育てを繰り返します。

近年は、踏んで汚れるのがイヤ、という人が巣を落としてしまいがちですが、そうならないために、巣を見つけたら、例えばSNS

「〇〇駅でツバメが子育て中です。かわいい!」

などと発信しましょう。

それが話題になれば、建物を管理している人も巣を落とさずに見守るようになってくれるでしょう。

 

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鳥たちが子育てをしているときは、基本的にバードウオッチングはお休みしましょう。

人がむやみに近づいて親鳥を脅かしてしまい、卵を抱いたり、ヒナに食べ物を運んだりすることをやめさせてしまう可能性が高いからです。

でも、わずかな種類ですが子育てを観察することができる鳥もいます。

身近な水辺、公園の池などで繁殖するカイツブリカルガモです。

卵から孵化したカルガモのヒナは、すぐに親鳥のあとをついて自ら採食をします。

カルガモ類の多くはメス親だけで子育てをします。

オスが見張りをする種類もありますが、ほとんど役立たず。

子育てをしないオスが冷たいわけではなく、「船頭はひとり」のほうが子どもが迷わないなど、1羽で子育てをした方が有利な理由があるのでしょう。

 

 

カイツブリの画像を探すと、我が子を背中に乗せたものがたくさんありました。

おんぶしているカイツブリに出会ってみたい!

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カルガモの子連れはたまにニュースにもなっていますが、ほんとうにキュートです。

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サギの美しさは目を引きます。

谷津干潟の観察センターだと、子育てしている様子が見える、と学芸員さんが言っていました。

(でも、素人にはうまく判別できませんでした)

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川沿いのジョギングコースを走っていて、猫がハトらしきものを追いかけているのを見かけたこともありました。

よく太った猫なので、ちょっと邪魔したら目で

「こら!」

と怒られました。

ランニングコースをターンして帰ってきたら、見事に口にハトを加えていて、

「わけてやらないよ」

とすごまれました。

 

ちょっと田園風景がみられる場所では、先日キジを見かけました。

ほんとうに「キジも鳴かずば撃たれまい」の通りで、少し天然すぎる警戒心の足りない生き方をしていて、うっかりすると車にはねられそうな走り方をしています。

 

都内の公園でインコの集団を見かけることがありました。

「こんなに逃げ出すインコっているの!?」

と常々不思議に思っていたのですが。

彼らには理由があるそうです。

 

公園に緑の鳥がいる!?

「公園でお花見をしていたら緑色のインコがいた!」

そんな目撃情報が寄せられることがあります。

その鳥の正体はホカケホンセイインコ。

ペットとして飼われていたものが逃げて野生化し、繁殖・定着したものです(こうした鳥を「かご抜け」といいます)。

東京と周辺のさまざまな場所に生息しているこの鳥ですが、高い場所を好み、警戒心が強い個体が多いのと、すばやく飛翔するため、慣れていないとすぐ近所にいても見つけづらい鳥です。

 

著者のおすすめの鳥散歩スポットは公園です。

実は公園はバードウォッチングにも最適で、多くの公園は植物の種類が豊富で、芝生広場などの開けた場所や木陰のある林などがあり、植生が単一な山(林)よりもさまざまな野鳥を見ることができるそうです。

川沿いや池などの水辺がある公園は、水辺の野鳥もいるので特におすすめだとか。

ちょっとした散歩によいかもしれませんね。

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すごく鳥に会いたくなったので、ちょっと公園に行ってきます。

では、また。

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