猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「好き」は見た目、「嫌い」は香りで決まる~『山中教授の自分を変える練習』プレジデントムック

近年、セクハラやパワハラと並ぶハラスメントの一種として台頭してきたのがスメルハラスメント。

先日駅で女子高生が

「帰りの電車の仕事帰りのおじさんってこの季節、すごく臭い。

夏より臭い。

死にそう」

と話し合っていました。

あまり汗をかかなかった冬を超えてきているので、今の時期は確かにどろっとした汗になりがちで、においも気になります。

 

職場でもたばこのヤニの臭いとか、「昨日何食べました?」系とか。

においが気になる、というのはよくあることですよね。

 

もちろんワタシたち「強いオバサン」もそうですね。

「強いオバサン」は、ビタミン剤の香りがすることがあります。

あれはニンニクの臭いっぽいんですよね。

 

実はうちの職場でも更衣室で若い女の子たちが「〇〇さんって、におうよね」と話題にしています。

(いろいろ気をつけているおじさま方は割と大丈夫ですって。

「20代だけど、あいつは夕方から臭う」とも言っていました。

すごい分析です・・・!)

 

においが気になる人は、何となく遠巻きにされたりします。

ひどいよね。

汗かいてがんばった証拠じゃん、とは思いますが、人間関係あってのお仕事。

ですから、まぁ楽しんでスキルを身につけちゃった方がいいかも。

女の子も若くてもストレスがたまるとストレス臭もありますもん。

20代後半からは加齢臭だってありますからね~。

 

においが気になるのは、脳の仕組みが関係しているそうです。

さらに、最近のにおい対策についても読んでいきたいと思います。

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感じが良い人になる練習

見た目が悪いとにおい面でも大損

「におい」は「見た目」とも密接にかかわっています。

「例えば、汗のにおいがして見回した時に、ハンカチで汗を拭いているオジサンがいると、本当はその人のにおいでなくても『あ、あの人がくさいんだ』と勝手に思ってしまうことがあります。

 

実は若い人は代謝が早く、汗もたくさんかき、皮膚に常に存在する常在菌も多いので、とても臭くなります。

しかし、実験をすると、若い人は中年に比べてネガティブな印象を持たれにくい。

これは完全に心理的なもの。

つまり、『くさい』は見た印象で決まるということなのです。

・・・

男性が特に注意したいのが、加齢臭やミドル脂臭。

おしゃれのひとつとして香水を使う人もいるが、万人ウケを狙うなら、無臭でいることがベター。

香りの好き嫌いは人によるからです。

最近は汗拭きシートや制汗スプレーなど、あるいは衣服のにおいを消すものまで、消臭効果のあるも商品が増えてきて、それらを使うのも有効な手。

・・・

食べ物や、体表に存在している菌が原因で体臭が発生することもあります。

この2つに気をつければ、ミドル脂臭を抑えることができます。

食べ物については、油っぽいものを抑えること。

汗に動物の油を含む成分が含まれてしまい、体表の菌がその汗の成分を分解してくさい成分にかわってしまうのです。

対策は必須でも気にしすぎは注意

しかし、体表の菌は消しすぎるのもよくないです。

体表には意味があって菌がいるのです。

やみくもに殺菌し続けてしまうのはやめたほうがいいでしょう。

・・・

また、自己臭恐怖症という精神的な病気があります。

『みんなに避けられているのは、自分がくさいからだ』と考え、においを取らないと、と思い込んでしまう。

本当は表情が硬いなど、におい以外のことが原因で人から避けられているのに、それをにおいのせいにしてしまうというように、実際はくさくない場合もあります。」

 

 体臭を「くさい」から「美しい」に変えるマジカルケア 山川アンク

この方は、メンズ美容家です。

著書は『収入2700万円の差がつく身だしなみ』。

 

「年齢に応じて対策方法を変えるのがポイントです。

というのも、体臭の種類が年代で異なるから。

20代後半から気づき始める『ミドル脂臭』と、40代後半から気になってくる『加齢臭』では、対策も異なります。

・・・

例えば30代が『加齢臭を抑える石鹸』を石鹸使っても、対策を感じにくいです。

・・・

出勤前の体臭対策は、朝シャワーを浴びてサッと寝汗を洗い流し、デオドラントアイテムを使うのがベター。

時間が無ければ、汗拭きシートで、わき、胸、首筋を拭くだけでも変わります。

また、汗を抑えるデオドラントアイテムは、自分の体質に合ったものを使うことがポイント。

体質に合ったアイテムは耳垢の湿り気状態によっておおよそ判断できます。

・・・

①耳垢がカサカサした人は、ふき取りシート、もしくはスプレータイプ。成分は植物性の防臭成分配合のもの。

②耳垢がしっとりした人は、ふき取りシートとスプレータイプを併用。比較的マイルドな抗菌剤であるフェノール配合のものなど。

③耳垢が粘り気のある人は、ふき取りシートと、ロールオンタイプ(直塗り)もしくはクリームタイプを併用。成分は殺菌作用が強い塩化ベンザルコニウム配合のものなど。

・・・

ニオイのもととなる皮脂の傘下に強い身体環境を作ることが重要です。

ニンジンなどに多く含まれるビタミンAや、アーモンドなどに多く含まれるビタミンEは抗酸化作用が強いため、積極的にとりましょう。

汗対策だけではダメ 足と口も防臭を

夏場のように汗の量が増える時期、意外と役立つのが、ズボンの下にステテコを履くこと。

最近では抗菌・防臭効果のある商品も販売されています。

・・・

ニオイは体の汗だけではありません。

山川氏が推奨するのは、靴は最低3足用意し、必ずローテーションさせること。

足は汗を1日200ミリリットルかくため、内部が生乾きの状態で同じ靴を履き続けると足が臭うからです。

・・・

口臭は原因別にアイテムを使い分けるのがベスト。

口臭の主な原因は、「磨き残し」と「ドライマウス」による菌の繁殖。

携帯できる殺菌対策のアイテムとしては「ガム・お口/のど殺菌スプレー」、ドライマウス対策としては和光堂の「オーラルプラス 口腔保湿スプレー うるおいミスト」がおすすめ。

・・・

きっかけは『仕事のため』『職場のエチケット』で十分です。

ニオイケアをはじめとしたメンズ美容は結果が出やすく、どんどん自分がスマートになっていくのがわかるので、自信に直結します。

ぜひ楽しみながら試してみてほしいですね。

そして、成功オーラを身にまとってください。」

 

 この山川氏が最低限行うべきミドル脂臭対策5として、

1 後頭部と背中を丁寧に洗う

2 デオドラントアイテムを使う

3 抗菌作用がある洗濯用洗剤を使う

4 朝の洗顔で「水だけ」はNG

5 食生活の見直しで体質改善

を挙げています。

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楽しみながらニオイ対策をしたいですね~。

 

今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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「今を生きる」と考えてリセットする~『山中教授の自分を変える練習』プレジデントムック

本著では、たくさんの実戦アドバイスが掲載されています。

 

まずは「ごきげんな心の状態をいつでもどこでも自分でつくるための超実践的なスキル」の紹介がされていました。

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実戦アドバイス 

なぜ「ありがとう」と言えば、パフォーマンスが上がるのか 辻秀一

スポーツドクターで『スラムダンク勝利学』などの著書を持つ方です。

 

「人間は脳と心の生き物です」-私のメンタルトレーニングは、これを理解してもらうことから始まります。

脳は「思考」の中枢です。

心はあなたの今の「脳対」です。

心の状態は「不機嫌」な方向へ向かうか、「ご機嫌」な方向へ向かうか、この2つのどちらかしかありません。

不機嫌な時にはイライラしたり、落ち込んだり、ストレスがかかっています。

そこで多くの人が考える解決方法と言えば、ある行動をとることで気分を変えること。

酒を飲む、たばこを吸う、風呂に入るなどといった「行動のルーティン」に頼るわけです。

・・・

なぜ人間が行動のルーティンに頼りたがるのかと言えば、意識しない限り脳は「環境」「出来事」「他人」に関する情報を収集し、行動の内容を考え続けるからです。

・・・

中には「この商品がひっとすれば」などの”結果”によってご機嫌がもたらされると考える人もいるでしょう。

しかし、結果が出るまではストレスがたまるばかりで、心の状態は悪化します。

また、いい結果が得られてご機嫌になっても、それは一過性のもので持続しません。

対して、いつでもどこでも実践できるのが「思考のルーティン」です。

これによってご機嫌な状態をつくりだす脳のスキルを私は「ライフスキル」と呼んでいます。

ライフスキルは従来の脳とは異なる新しい脳の使い方をするので「第2の脳」と言えます。

最初にすべきは「機嫌がいいことの価値を考える」こと。

これを徹底的にトレーニングしてください。

たとえば「機嫌が良ければあなたはどうなりますか?」と自分に問いかけます。

紙とペンを用意し、「何をやっても楽しくなる」「アイデアがわく」「ご飯がおいしくなる」など、思いつくことを書き出すのです。

目的は、ご機嫌な状態にあれば、いいことが次から次へと自分のところによって来ることを確信すること。

日々の習慣としてこれを実践します。

なぜなら、多くの人は意識しないと不機嫌になる”行動”を摂りがちで、PDCAサイクルのように脳をフル稼働させてしまうからです。

すると過去にこだわり、コントロールできない未来を心配するストレスだらけの生活を送るしかありません。

たとえば「今朝、人身事故で電車が2時間も遅れ最悪だった」といった話を午後になっても、帰宅しても引きずる。

営業で顧客を訪問する前から「断られたらどうしよう」と不安に駆られる。

ライフスキルは、このように過去に囚われたり、未来の出来事に妄想している自分に気づくところから始まります。

人間はもともと一生懸命を楽しめる

そして、「今を生きると考え」て、リセットする習慣をつけます。

心をリセットする方法としては、「休日に家族と過ごす」など行動によるイベントが考えられますが、リセットするまでの時間がかかりすぎるという弱点があります。

 

「今に生きる」と考える思考の習慣を持つことによって、いつでもリセットできるようトレーニングする必要があるのです。

 

続いて、「一生懸命が楽しい」と考えます。

仕事を無理やり楽しめと言う意味ではありません。

人間は一生懸命を楽しめる能力を持っています。

子どものころ、どろんこ遊びに夢中になったように。

「一生懸命って楽しいよな」と考えれば、もともと持っている遺伝子がオン化されます。

 

・・・

ここまで学んだライフスキルをさらに磨きましょう。

・・・

まずは自分で自分の心をご機嫌にする力を「社会力」と呼んでいます。

社会力

「自分の心をフローにする脳力」

□仕事をしているときの「楽しこと」をリストアップしてみよう。

そして、「結果に依存している『楽しい』項目に×を、「自分さえいればつくり出せる『(過程の)楽しい』の項目に〇をつけてみよう

□「今」という言葉を意識的に使って、今を選択する思考を鍛えよう。

1日にどのくらい使うのかも自分で決めよう。

例「今に生きる」「過去より今」「今に集中」などを1日30回言う

 

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ご機嫌でいられることで、仕事も人間関係も、プライベートも全部うまくいきますよね。

でも、うっかりするとたった1つの「嫌な出来事」に1日いや、数日も食いつぶされたりします。

実は・・・・、現在数日も前のたった1つの失敗が、ずっと頭を離れないんです。

その間もし「ご機嫌」だったら、もっと楽しい日だったのに!と現在やっと反省。

 

機嫌が良ければ、あなたはどうなりますか?

ワタシが考えたのは、

・職場のスタッフと顧客がみんな笑顔

・仕事がスムーズにかつクリエイティブに進む

・集中力と取捨選択がうまくいくから、退勤時間が早くなる

・料理が楽しくなって、夕飯が美味しくなる

・朝の目覚めがハッピー

・ストレス解消のオヤツが不要になって、スリムになる

・家族の笑い声が聞こえる

などでした。すごいや~!!

 

あなたがご機嫌だったら、どんなことが起きますか?

 

 

 

今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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『山中教授の自分を変える練習』プレジデントムック

本著ではiPS才能でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さんとユニクロを1号店から立ち上げ、フリースブームを作ってきた会長の柳井正さんの対談から始まります。

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山中 私が医学部を卒業した1987年のころ、ガンに関する画期的な発見が相次いでいて、「2000年にはガンが克服されるだろう」という未来予測が信じられていました。

しかし、30年経ったいまでもガンは克服されていない。

予測は完全にはずれです。

・・・

ですから、よくも悪くも10年後、20年後の変化はわからないだろうと思います。

そうした前提に立つと、大切なのは、未来を決めてかからずに、どんなことが起きても対応できるように、「受け皿」を用意しておくことじゃないでしょうか。

僕たちの世界で言うと、アメリカでは変化にぱっと飛びついて機敏に取り入れる人と、もうちょっと慎重にやろうという人が半々です。

一方、日本では様子見をする人が圧倒的に多い。

結果、後手に回ることが多いので、日本でも飛びつき型の人が増えるといいなと思うんです。

柳井うーん。飛びつくことには僕は反対なんです。

僕はこれまで「変化に飛びつく」ことをしてきたわけではなく、世の中がどうなろうともやっていけるように、人間としての普遍的な能力を高めた方がいいだろうという考え方でやってきました。

変化があれば、それなりに困難なことも起きるでしょう。

でも、そんなに大変なことではないはずです。

そもそも困難に挑むのは楽しいことじゃないですか。

自分の能力を高めて変化を楽しむ、困難を楽しむ。

そういう精神が特に日本人には必要だと思います。

・・・

僕は『1勝9敗』という本を書いたけれど、本当は1勝99敗、いや999敗。

でも、その過程を楽しんで続けてきたから、自分自身を発見できたんです。

・・・

エジソンは「99%の汗と1%のひらめき」と言ったけど、99%の汗なしにひらめきは生まれない。

・・・

人生なんて一瞬です。

明日死ぬかもしれないからです。

昔は僕も、時代の大きな流れとは関係なしに、いろいろなことをじくじく考えていましたが、考えても解決できないことを考えても仕方がないんです。

それより今日1日何ができるのか、さらに1週間、1か月、1年と広げていって、結局自分は人生で何をしたいのかと考える。

山中「人生が一瞬」というのはよくわかる考え方です。

・・・

僕自身、10年後、20年後に生きているかどうかわかりません。

そう思うと、先延ばしにするのはやめて、いまできることはとにかく手を付けようという思いがありますね。

 さらに本著では、さまざまな人の「自分を変える方法」が紹介されています。

悩みとストレスを消す練習 茂木健一郎

茂木先生もストレスに振り回されて体調不良も多かった時期があったそうです。

しかし30代を過ぎて脳科学と出会い、ストレスのメカニズムを知ることで、メンタルをだいぶコントロールできるようになったそうです。

 

どうすればストレスをコントロールできるようになるのでしょうか。

最初のキーワードは「メタ認知」です。

僕たちいんげんは、今日来ている服や髪形がどうなっているか、鏡を見て確認することができますよね。

しかし、自分がいまどういう感情を抱き、どのようなことを考えているのかなどの、内面に関することは鏡に映し出すことができません。

そのような状況を、あたかも第三者の視点から眺めるように把握できる能力を「メタ認知」と呼びます。

メタ認知」は前頭前野の働きですが、これが結構難しい。

僕もこれができるようになるまでだいぶかかりました。

子どものころからアインシュタインに憧れ、彼のような立派な学者になりたいと願ってきた僕は、当時の「ありのままの自分」や「何物でもない自分」を認めることができなかったのです。

つまり「こうあるべき」という理想や義務感が強すぎる間は、自分自身を冷静に見つめる「メタ認知」ができないということです。

例えば、本当はほかにやりたいことがあるのに「せっかく大企業に就職できたのだから」と自分い言い聞かせている人もいるかもしれません。

 

人によってストレスを感じる環境は多様で、一概に「忙しい=ストレス」とは限らず、なかには「暇すぎる=ストレス」の人もいるのです。

自分がどのような環境では一番くつろげるのか、「メタ認知」を働かせることができるようになると、自分でも気づかなかった意外な一面が見えてくるかもしれませんよ。

自分勝手に相手をジャッジしない

ストレスで最も多いのは、人間関係に関するものではないでしょうか。

・・・

ヒトなどの霊長類には「ミラーニューロン」という神経細胞があります。

他者の行為をあたかも自分の行為であるかのように脳が捉え、共感能力に発展させる能力です。

さきほどの「メタ認知」を鍛えることで、自分自身を理解できると述べましたが、それを発展させることで、他者への理解力はかなり進みます。

大切なのは、相手のいい面を探すということです。

・・・

「しつこい」人は「粘り強い」人でもあり、「ヘラヘラ軽い」人は「周囲への気配り」をしているのかもしれません。

「口うるさい」人は「努力家」の表れなのではないでしょうか。

相手の長所をフォーカスする練習を積んでから、僕は「苦手なタイプ」がほとんどなくなりました。

もう1つ意をつける点、それは他者をジャッジしないということです。

例えば、どう考えても思考が明晰でない上司、やり方が強引すぎる同僚、何度仕事を教えても覚えない部下に対して、「あいつはアホだ」「強引すぎる」「君はバカか」というのは、あなたの勝手な価値判断(ジャッジ)です。

・・・

相手の人格ではなく、行為に関してのみ言及する、これは人間関係を円滑に行う上での大前提です。

ストレス=悪いことと思いがちですが、実はこれを味方につけることで、高いパフォーマンスを引き出すことができることをご存知ですか。

・・・

うまくアドレナリンを活用することで、仕事や勉強に活かすこともできます。

その好例が「タイムプレッシャー」です。

なぜ私は毎朝1時間走り続けるのか

最後にご紹介したいのは、脳の「デフォルト・モード・ネットワーク」機能を味方につけることです。

私たちの脳は、通常、読み書き、計算などのときに活動しています。

ところが、何もせずにボーッとしているときにこそ活動する回路があることが近年わかってきました。

それが「デフォルト・モード・ネットワーク」です。

これはいわば脳のアイドリング機能で、瞑想や禅を行っているときなどに活発化し、脳のメンテナンスを行うと考えられています。

自分でも意識に上がってこない心の整理をしたり、新しい気付きを得たり、ストレス解消したりと言ったことを行ってくれている、非常に大切な機能なのです。

とはいえ禅などはなかなか日常生活に取り入れることが難しいですよね。

そこで皆さんに提案したいのが、散歩やランニングです。

実際僕も毎朝1時間ほどランニングしているほか、仕事と仕事の間の移動はなるべく歩くようにしています。

公園の緑などを眺めながら無心に歩くと、「あの人の言った意味はこういうことだったのか」「自分の心はこういう感情にあったのだな」ということが、思うともなく整理されていくことだから面白いことです。

現代人はちょっとした隙間時間でもつい携帯電話を取り出しがちですが、ぜひ、日常的にこの「デフォルト・モード・ネットワーク」を働かせることを心がけてみてください。

必ずや、ストレスから解放される心地よさを感じるはずです。

 

 自分自身を「幽体離脱して上から見てみる」ということで、メタ認知を鍛えることができるそうです。

すると、たとえば今まで見えていたのが唯一「怒っている自分」だったのが、気づいていなかった「自分の表情やしぐさ」「他の人の表情、しぐさ」に気づけるようになり、冷静になれるそうです。

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そういえば、確かに昔「ガンはきっと克服できる」という話を聞いたことがあります。

「何となく、こうなっているだろう」なんて考えたりしているんですけど、ホントは未来って読めないんですね~。

 

明日からの1週間が、あなたにとってすてきな毎日になりますように。

では、また。

 

↓ちょっとだけ画像が違います。

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考え方を変えるクセをつければ、人生が変わる!~『人生が変わる!1%の法則』植西聰

新しいスタートを切った4月のうちに、考え方をもっとフレキシブルに変化させられたら、もっと楽しい1年になります。

先日読んだ『人生が変わる!1%の法則』では、

・51対49でいい

・マイナスの現象を好都合ととらえる

・うまくいなかないことを教訓として捉える

・「昔の自分」と今の自分は違う

・過去の成功体験を思い出す

などのことについて読みました。

今日は、人生は「1%から動き出す」ことについて読んでいきます。

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悩まなくてもいいことで悩まない

考え方を変えるクセをつければ運命も変わる

ロジカルシンキング」と「ラテラルシンキング」という言葉があります。

ロジカルシンキングとは、1つの物事を深く掘り下げ、理論的に考えるものです。

ラテラルシンキングとは、枠組み(フレーム)にとらわれず、思考の幅を広げ、直感を大切にしながら、柔軟に物事を考えることができます。

明王トーマス・エジソンアメリカの実業家で自動車王と呼ばれたヘンリー・フォードなどは、後者の発想法、つまりラテラルシンキングを身につけていたおかげで、成功することができたといわれています。

 

ニューソートでは、人間はその人が1日中考えているところのものだし、「心の中の思いが私たちを作っている」と説いています。

その運命を良い方向に転じるためには”善”を見つめる楽天思考と並行して、ラテラルシンキングで物事を考える習慣をつけるといいと思います。

 別の手立てを考えるクセをつける

人生において悩みや困ったことはつきものです。

そういうときにはアメリカの自己啓発作家でもあるポール・マイヤーの次の言葉を指針にするといいと思います。

「先入観や偏見から自分を解放してあげよう」

たとえば、バケツの中に水が入っていないとします。

しかし水道から水が出ないとします。

これは、バケツの水を必要としている人にとって、一見すると困った状況です。

しかい、それは「水は水道から調達するもの」という先入観や偏見、すなわち固定概念がそうさせているだけのことです。

 

水道から水が出なくても、雨が降っていれば、バケツを庭に出せば、雨水をためることができます。

また、コンビニに行けばいくらでもペットボトルの水は調達できるし、お金が無ければ、最悪、隣人に頼めば、水くらいは無償で提供してもらうことができます。

・・・

このように1つの方法にとらわれることなく、別の選択肢に目を向ければ、問題を解決するための新たな可能性を見つけ出すことができます。

それによって、悩みや困ったことは、希望へと切り替わるようになるのです。

 

 「このほうが幸せになれる」と考える

神様に対して「助けよう」「幸福になってもらおう」と願っています。

そのため、時には「このほうが幸せになれる」と考え、人生の軌道修正を計ってくれることがしばしばあります。

「神のプランは、あなたの考えているよりプランは、あなたの考えているプランよりもはるかに素晴らしいものがある」

これはジョセフ・マーフィの言葉ですが、仕事や生き方を変えることによって、人生が飛躍・発展していく場合があるのです。

たとえば、プロレスラーだったジャイアント馬場です。

ジャイアント馬場は、元々、プロ野球選手でした。

・・・

女優のオードリー・ヘップバーンも同じです。

彼女は元々プロのバレリーナを夢見ていました。

・・・

したがって、何か1つのことをやりつづけて、どうしてもうまくいかないときは、「別の道に転身を図った方が幸せになれるかもしれない」といいかもしれません。

神様のプランは、人間の創造をはるかに超えた素晴らしいものがあるからです。

 

不運はデトックスである

美容・健康療法の1つに「大腸デトックス」というものがあります。

大腸の中に宿便があると、それが肩こりや腰痛の原因になったら位、新陳代謝が悪くなるため、肌荒れ、ニキビ、吹き出物といった肌の深い症状が現れるようになります。

こうした症状を消滅させるためには、大腸の中の宿便を排泄するのが一番です。

・・・

「やることなすことうまくいかなくなり、人生のどん底に陥ってしまった」

そういうとき、ニューソートの指導者たちは、異口同音に「人生のデトックスが起きた証拠である」と説いています。

マイナスのことを思い続けていると、それが心の中に蓄積されていきます。

しかし、何かのはずみによって、それが心の外に排出されるとき、マイナスの感情が形になって現れるため、大きな災難に見舞われたり、悪い現象が立て続けに起こることがあります。

それが「人生のデトックス」であるというのです。

しかし、それによって心がクリーンな状態になれば、あとは良くなるいっぽうです。

つまり、明るい未来がその人を歓迎してくれるようになるのです。

 

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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understandlove.hatenablog.com

 

仕事の段取りを整理する手帳術~『仕事のミスが激減する「手帳」「メモ」「ノート」術』鈴木真理子

4月からの新しい環境で、何かと「あ!しまった。忘れた」をやりがちです。

いや、そもそもスケジュールそのものが頭に入っていなかったり・・・。

付箋紙を持ち歩いて、メモをとっていたりするのですが、新しいデスクや管理システムの中で、大事なメモをとった付箋紙も行方不明になったり・・・。

そこで、「手帳」「メモ」「ノート」の使い方をもう一度見直してみようと思います。

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著者が言うには、ミスをしない人には共通する習慣があるそうです。

それは記録をすることです。

記憶を過信するのは禁物。

人は忘れる生き物だからです。

発想を変えると、「記録するだけでミスがなくせる」 ということ。

 

今の若者たちは

PCやスマホでの管理も上手。

そんな人たちにベテランも負けてはいられないのです。

 

understandlove.hatenablog.com

 

 

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手帳の基本

予定はひとつのツールで管理せよ

ミスをなくすには、予定をできるだけひとつのツールで管理してください。

例えば、ひとつのアポイントメントが決まったとします。

そのとき手帳に書き、卓上カレンダーにも書き、スマホやパソコンのカレンダーにも入力する人がいます。

・・・

ミスをなくそうと努力しているのでしょうが、残念ながらミスは増えるでしょう。

そもそも複数のツールで同時に管理しようとするのがムリというもの。

必ずと言っていいほど転記モレが起きるからです。

 やりますね・・・。

「これ、絶対忘れたくない!」と思うからこそ、あっちこっちに書きたくなる!

そしてそれなのに、なぜかダブルブッキングが起きている・・・。

とはいえ会社や職場で、上司やメンバーの予定は共有すべき。

・・・

大切なのは、優先順位をつけること。

手帳をメインにするなら、予定が入ったとき、変更やキャンセルがあったときは、すぐその場で手帳に記入。

メンテナンスは必ず手帳でしてください。

これで間違いなく1本化できます。

手帳は自分のため、共有スケジューラーは他人のため。

そう割り切ることも大切です。

予定は手帳に書き、その後で共有用に転記する。

この順番を死守しましょう。

職場の人たちがきっと知りたいのは、あなたが外出したり会議に出たり、はたまた休暇を取ってデスクにいない日時です。

 

 MY締め切りの作り方

MY締め切りは、年度末に「やっていて良かった!!」と心底救われたスキルでした。

ホントに大事なので、おさらいさせてください。

締め切りは2つで管理しましょう。

おすすめするのは、本来の締め切りの他に「MY締め切り」を作ること。

相手が設定した期日を「YOU締め切り」と名づけたら、それより1日以上はやめた「MY締め切り」を決めます。

手帳にはYOU締め切りを書き、そのあとでMY締め切りを書きます。

2つとも書いておかないと本当の締め切りがいつなのか、わからなくなるのでセットにしてください。

MY締め切りまでに相手に納品しますが、早さを重視するあまりミスがあるといけません。

そのためMY締め切りの前日までに完成させるようにし、書類を一晩寝かせてからチェックしましょう。

できたてホヤホヤのときは「正しい」という思い込みが邪魔をしてミスに気づきにくいためです。

いつも締め切り破りの人生でした・・・。 

しかしこれで、年度末の締め切り地獄をいくつかの文書で「1番で提出!」できました。

くっそ忙しい時期に「1番提出」!

最高の気分が味わえました。

着手する日を書く

納期遅延ミスをなくすために、もうひとつ書いてほしいことがあります。

それは着手する日です。

締め切り日だけを書くと、当日気づいたとしても間に合わないことがあります。

その仕事にかける十分な時間が取れないからです。

段取りを調えるには、ゴールから逆算して十分な日数や時間を確保することが大切。

そのためゴールとスタートはセットにすべきです。

スタートするのは、早すぎるくらいがちょうどいいタイミング。

ギリギリに着手すると、リスクは高く、割り込み仕事や至急の案件、体調不良などでできない状況も予想されます。

もし、月末など特定の日に複数の仕事の締め切りが集中する場合は、着手日をずらせばムリ・ムダがなくせ、平準化できます。

 他にも大事なこととして、

・時間を先に書く

・持ち物を書いておく

・いらない書き込みは消す

・消せる3色ボールペンで書く

・消せるマーカーで囲む(業務別に)

・デスクで手帳は開いたままにする

・電話番号とパスワードを書いておく

・ワクワクする予定を先に書く

 

などがあります。

「ワクワクする予定を先に書く」を実践したところ、「手帳を開く回数が断然増える」「明るい気分で仕事に取り組める」という効果がありました!

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関東では4月の気温が低めだったので、ラッキーなことに今年の春は長い時間ソメイヨシノを楽しむことができました。

仕事の帰り道に夜桜が見られる贅沢な日々。

明日からの毎日が、あなたにとって素敵な日々になりますように。

ではまた。

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51対49で十分にハッピー!~『人生が変わる!1%の法則』植西聰

私たちの心の中には、いつも、プラスとマイナスのエネルギーがあるそうです。

ちょうど、腸に善玉菌と悪玉菌がいるように。

「プラスが100パーセント、マイナスはゼロ」とか、「”プラス90”が、ずっと続く」という状態を目指しても、現実的ではないと著者は言います。

最初は、プラスが51、つまりたった1パーセントがプラスに傾いているだけでもいいのです。

心のエネルギーはそこからプラスになるのだそうです。

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「なかなか正社員になれない。非正規社員のままだから、将来が不安だ」

「結婚相手が見つからない。もし、このままずっと結婚できなかったらどうしよう」

「身体が弱いので、他の人みたいに無理ができない」

「上司との関係がギクシャクしている。そのため、会社に行くのが苦痛だ」

このように、多くの人たちは大なり小なり悩みや苦しみといったものを抱えています。

その比重が増えれば増えるほど、心はマイナスの状態になります。

 

心がマイナスの状態になれば、「悪いことを思えば悪いことが起こる」という心の法則によって、運命も悪い方に傾いてしまいます。

 

厄介なのは、こうしたものはなかなか消滅してくれないことです。

では、悩みや苦しみに打ちひしがれるしか手立てはないのでしょうか。

そんなことはありません。

人生に悩みや苦しみはつきものですから、それをプラスに変えていけばいいのです。

悩みや苦しみを「希望」「楽しみ」「期待」といった”幸せの要素”に転化していけばいいのです。

 

わかりやすくいうと、

「考え方を変えていけば、行動にも変化が生じるようになる。

すると、生き方も変わり運命までも変わるようになる」

というのです。

 

 

著者は、そのための9つのポイントをまとめました。

・「善」を見つめ、楽天的に生きる

・考え方を変える

・「人生の黄金律」(宇宙の法則)を知る

・意識を別のことに向ける

・夢を持つ

・マイナスの感情を形に表す

・心を磨き、強くする

・足るを知る

・愛と善意と喜びを与える

 

この9つのポイントを日常生活の中に取り入れていけば、心が日に日にプラスの状態に移行するようになります。

初めのうちは、マイナスのパーセンテージが上回っていたとしても、いつしかプラスが上回るようになります。

 

51対49でいい

50パーセント以上でよしとする

あらゆる現象にはプラスの側面とマイナスの側面があります。

マイナスの側面に目を向ければ心はマイナスになりますが、プラスの側面に目を向ければ心はプラスになります。

すると、人生までもが良い方向に転じるようになります。

・・・

腸内には、善玉菌でも悪玉菌でもない、日和見菌という菌が存在します。

この日和見菌は悪玉菌が増えると悪玉菌になびきますが、善玉菌が増えると善玉菌になびきます。

それと同じで、「50パーセント以上、心がプラスになれば、運気もプラスの心になびいてくれる。51パーセントでも、十分にプラスである」と考えるようにするのです。

そうなれば、心の中のプラスのパーセンテージはさらに増えるようになり、その人の人生は望ましい方向に展開していくようになるでしょう。

 マイナスの現象を好都合ととらえる

マイナスの現象の中から”善”の要素を見つけ出し、楽天的に生きるためには、マイナスの現象を好都合として捉えるのがいいと思います。

「人生は考え方次第で明るくも暗くもなります。その選択権はあなたにあります」

これはアメリカの宗教家ジョセフ・マーフィーの言葉ですが、心の向きをちょっと変えるだけで、悩みや苦しみや腹立たしさは、「希望」や「楽しみ」や「期待」に転じるようになるのです。

 悩まなくていいことで悩まない

「昔の自分」と今は違う

「どうせ、この仕事もうまくいかないに決まっている」

「どうせ、この料理もうまく作れないに決まっている」

このように「どうせ」という言葉を口ぐせになっている人のために、アフリカに古くからある民話を紹介しましょう。

 

あるところに、群れから取り起こされた1頭の子象がいました。

子象はいつもライオンたちにいじめられ、逃げ回っていました。

まもなくして、子象は仲間たちに見つけ出され、一緒に暮らすようになりました。

ところが、子象は成長して大きな増になっても、ライオンを見るたびにおびえます。

見るに見かねた仲間の象は言ったのです。

「バカだなあ。君は。今ならその巨体でライオンをいとも簡単に蹴散らすことができるのに・・・」

 

人間も同じです。「昔の自分」と「今の自分」は違うのです。

昔、できなかったとしても、今やれば、できる可能性が十分にあるのです。

機能、失敗しても、今日やれば、成功するかもしれないのです。

それによって、人生が良い方向に転じる可能性があるのです。

したがって、自分の能力を低く見積もることはありません。

 

アメリカの思想家ラルフ・トラインも次のように言います。

「毎日が新しき始まりである。

悲しみに打ちひしがれたあなたよ。

今日はあなたにとって美しき希望がある」

 

過去の成功体験を思い出す

しかし、時と場合によっては、過去を振り返った方がいいおともあります。

「未来のことはわからない。

しかし、われわれには過去が希望を与えてくれるはずである」

これはイギリスの首相を務めたウィンストン・チャーチルの言葉ですが、過去の成功体験が、悩みを希望に変えてくれることもあるからです。

・・・

過去の出来事には忘れた方がいいものと、忘れない方がいいものがあります。

マイナスの出来事は当然忘れるべきですが、成功体験のようなプラスの出来事は、いつまでも記憶にとどめておくといいでしょう。

いざというとき、それは悩みを「自信」や「勇気」に変えるための栄養分となってくれるに違いありません。

 

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春は、新しい環境の中で、不安や心配が尽きない季節でもあります。

そんな中、つい過去の失敗とか思い出して、一人で余計にしんどい気分になったり。

でも、「昔の自分」は「今の自分」じゃないし、「うまくいった過去」だってありますもんね。

せっかくの桜の美しい季節。

1パーセントだけ気分をプラスにして、楽しくいきましょうね~。

 

今週もお疲れさまでした。

週末にあなたが素敵な夢を見られますように。

 

では、また。

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一流の技を盗もう!~『なぜ、一流の人はここ一番で脳が冴えるのか』菅原洋平

一流の人から技術を盗むのは、ビジネスパーソンにとって最も重要な能力です。

この能力に長けていれば、自分の悩みを解決する術をすべて提供してもらえます。

しかし、そのまま真似すればいいというものではないと著者は言います。

先輩の技術や有名人の生活習慣をそのまままねてもうまくいきませんよね?

実はそれは、伝えられている技術の「しくみ」を理解できていないからだそうです。

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今の社会のスピードでは、先輩から技術を盗むことが、とても難しくなっています。

社会が変化しているからです。

あなたに求められる能力は、様々な分野の一流の人の工夫を、自分に置き換えてアレンジすることです。

・・・

本著は、ビジネスパーソンから寄せられた61個の悩みに対して、ビジネスの現場で見つかった科学的な解決方法をご紹介しています。

 

気分に左右されないで集中力・記憶力を上げる仕組み

名刺やUSBメモリーなど必需品の忘れ物が多い

私たちの脳は、容量制限があるので、普段の行動をできるだけ自動化して、考えるべきことに容量を使えるようにしています。

この自動化された行動を変えた時が要注意です。

気分転換にカバンを変える、気合を入れて新しいスーツを着る、テンションを上げようと打ち合わせ前にカフェに行くなど、どれも自分を高めようとしている行為ですが、その行為によって、脳は普段の行動パターンが崩されます。

脳は、行動パターンが崩されると、新しい行動に容量を奪われます。

・・・

脳は普段と違う行動をしたときに容量を奪われることを知っておき、「気分転換をしよう」と思ったら、必需品のチェックもセットにしてみましょう。

 毎年GW明けと夏休み明けに、やる気が出なくて仕事に集中できない

季節の変わり目に体調を崩したり、何に対してもやる気が起こらなくなってしまうことはよく経験するのですが、予防策を講じないことはもったいないことです。

季節の変わり目が体調やメンタルの不調に影響するのは、自律神経のしくみが関係しています。

自律神経は、活動モードの交感神経と、リラックスモードの副交感神経から構成していて、この2つがバランスをとりながら私たちの生活を支えています。

・・・

この自律神経が大きく切り替わるタイミングが1年に2回あります。

北半球では春から夏にかけては、体は副交感神経が働きやすくなり、秋から冬にかけては交感神経が働きやすくなります。

この自律神経の切り替わりをサポートしてあげれば、季節の変わり目の不調を防ぐことができます。

体は、何を基準に自律神経を切り替えているかというと、日照時間です。

たとえば、日の出が急激に早くなる2月末から3月に、朝の光をしっかり浴びていると、体は甲状腺刺激ホルモンを分泌させ、約2か月後の急激な気温上昇にそなえて体を作っていきます。

2月はまだ寒いので、この季節に朝日を浴びに窓際に行くのは億劫。

そんな気持ちから布団でぬくぬくと過ごしていると、体の準備が遅れてしまいます。

4月に入って本格的に気温が上昇してくると、後れを取った体は対応に追われます。

急激に副交感神経の働きを高めようとするので、これによって起こるのがいわゆる五月病です。

副交感神経が高まると、だらだらしたり、運動不足になったり、甘いものを食べすぎてしまいます。

 

同じように、8月末から9月には急激に日の出が遅くなっていきます。

これも、脳に光を届けることを怠っていると、体は乗り遅れてしまい、10月あたりになって、イライラしたり、やる気が起こらなくなったり、炭水化物をドカ食いしてしまうことがあります。

これは冬季うつ病と呼ばれ、交感神経が急激に高まった状態です。

 

つまり、季節の変わり目をうまく乗り切るには、朝の光が重要であるということです。

特に2月末と8月末あたりには、意識して窓際に行ったり、ベランダに出たりすることで、体調やメンタルを崩すことを防げます。

 

また、2月と8月をすぎてからできる対策としては、反対の神経の活動を高めてバランスをとることです。

春先には、反対の交感神経の活動をサポートしておくと調子が良くなります。

特に背中の筋肉を鍛えることが大切なので、背筋のトレーニングをすることがおすすめです。

加えて、ランニングや水泳など全身のトレーニングがこのタイミングでできると、体はスムーズに春夏に順応します。

 悩み事がぐるぐる頭の中をめぐり、不安になって仕事が手につかない

悩み事があるときには、仕事が手につきません。

私たちに不安や焦りの感情を抱かせているのは、ノルアドレナリンという物質です。

脳を覚醒させる物質の一部です。

・・・

悩み事でぐるぐる頭が回っていて、集中できないときは、ノルアドレナリンが増えすぎています。

ノルアドレナリンが増えすぎたのは、自分が理解できる範囲を超える事態が起こったからです。

 

そんなときは、「憶測」をやめてみましょう。

悩み事のほとんどは憶測です。

事実ではないので、考えても答えが出ることはありません。

それに、憶測で考えていたことが現実に役立つことも、ほとんどありません。

脳は憶測をしだすと、ノルアドレナリンが出て、不安を生み出し、集中力が奪われます。

「〇〇はどうなるんだろう?」

「〇〇さんはどうするつもりだろう?」

このような考えが頭に浮かんだら、「答えが出ないことは考えない!」とつぶやいて、ピシャッと憶測をストップさせましょう。

脳に集中力を無駄遣いさせてはいけません。

 

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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