私はNOと言うのを苦手としている人が好きです。
相手の気持ちを考えると、自分が我慢してもう一歩頑張っちゃう、そんな優しい人だと思います。でも、家庭や職場、学校のひずみを受け止めて、真っ先に倒れてしまうのもこういう人です。涙が出ます。
それは、とても辛いことです。
こんばんは。ラブです。
雨で、のんびりと過ごした方も多いかもしれません。
お疲れ、少しは取れましたか?
たまに、メンタルトレーニングのヒントになるかな?くらいの緩いものを紹介させていただいています。
こんな体験から、書くことを始めました・・・。
友達に親との軋轢に悩みすぎてしまってふらふらになった人がいました。周りとのかかわり方にも影響がでてきました。
カウンセリングを受けたら?と勧めたのですが、高額になるからどうしても受けられなくて。
心療内科って入るのに勇気もいるから、ほかの人に言われて受診なんて、抵抗があります。
横で見ていても、結構深刻だから、早く通ってほしいな、と思って心配したり・・・。
けっこうみんな通えないのが実際だなあ、と思いました。
自分も心のバランスを崩して、あちこちカウンセリングに行ったり、トレーニングを受けたり、本で読んで試したりしてきました。
肩の力を抜いて、無理なくのんびり試していくと良いように思えました。
そこで、ちょっとしたトレーニング法をご一緒に考えたり、紹介させてもらっています。
やっても良いな、と思うものがあったら、読んでいただければ嬉しいと思っている程度です。
聞きかじったことを偉そうにいうのも非常に恥ずかしいのですが、ちょっとしたヒントだと思ってください。
今回は、仕事や家庭などでNOと言うのが苦手な方へのトレーニングをこっそり伝授です。
高すぎる従順性の能力をセーブしちゃいましょう
NOが言いにくいのは、従順性が高すぎるから。従順性は、人との関係が円滑に進むための大事な能力だそうです。
絶対音感を持っていると、良いこともあるけれど生活で不自由があるように、従順性も高すぎると不便ですね。
言いたいことも言えないもんだから、自分のことさえ責めてしまったり。
今日もあなたは、がんばった!
そんな時は、「自分の頑張りを認める場所」を作ることを意識したら、というトレーニングを受けました。自分の疲れや気持ちにさえ、ふたをしていることがありますからね。
一日の最後に誰が何と言おうと、「今日も頑張った!」と自分を評価する、というのも一つのトレーニングだそうです。
ひとりでいるときに、「独り言で自分をほめる」というもの。
いつやっても良いそうですが・・・。
始めは抵抗がある人も多いとか。私もうまく自分をほめられなかったです。
でも、声に出して自分をほめてあげるトレーニングは、慣れてくるととてもきもちよくて、びっくりしました。
疲れていたり、頑張ったときに、自分をほめることを習慣にできました。
ほかの人にはちょっと見せられない姿ですが(笑)。
自分の頑張りを認められると、落ち込みがちな場面でも気持ちが安定します。
かなり、おすすめです!一人褒めまくり大会!!
さらに、何かこっそりご褒美を用意して、毎日の自分をしっかり認めてあげると、とても救われますよね~。
「いや、もっと頑張れるはず!!」などと心で叫ぶスパルタ教師は、退場してもらって、週末とか夜は自分を大事にしてあげては?
自分を本当に大切にできるのは、自分だけなんですから~。
いつも責めちゃう自分を 楽にする スキル
それでも、考え方の癖はなかなか取れないですよね~。
自分を責めて、ネガティブの闇に落ち込むことも多いのがこのタイプだそう。
人一倍頑張っているのに自分を責めて、しかも人の分まで働いて・・・。
そういう人がくたくたになって消耗してしまうなんて、本当にそんなのダメです!!
そんな癖のある人は、こんなことを意識すると良いらしいです。
・自分にダメ出ししてしまったら、第三者になったつもりで、そのダメ出しが、
本当に正しいか、考える。責めすぎていることがあるから。
・今の素直な気持ちを認めてあげる。嫌なら、嫌な気持ちも認める。
・嫌な感情について、ある程度考えたら、気分を変えることをする。
その他、こんなことも・・・。
自分の気持ちを表現する場所を持つ
表現と言えば、ブログ。最高です。
私はここがお初で、始めてから1か月になりますが、こちらを支えてくださっている皆様にほんとに感謝してます。ほかの場で紹介してくれる人までいて、神です。
好きなだけ表現できるし、たまに評価までいただけちゃう。似た悩みを持つ人の意見まで聞けて、匿名性も守られる(気を付ければ)。
その他にも、詩や写真、俳句などにするサークルもネット内に立ち上がってますが、けっこうあちらも気持ちいいですね。ブログよりもずっと気軽に入れますし、1回5分でできた作品だって発表出来ちゃいます。しかも高評価が獲得できます。NOが苦手な繊細さも併せ持つ方は、感受性が高いわけですから、向いているかもしれません。
表現する場所を持つと、自分のことを責めてイライラする時間もぐっと減りますし、客観的に自分を見る必要が出てくるので、第三者の目で見る考え方が養われますね。
では、行動にも少しテコ入れするトレーニングもご紹介。
小出しに、NOに挑戦
いきなりラスボスに挑んでは玉砕しますから、本当に言いたい相手のことは、ちょっと待って。妻や夫、義父母に挑むのは、ゆっくりと。
スモールステップを大切に・・・。
まずは、
①一番言いやすい人に、愚痴を言う。
身近で、相談に乗ってくれそうな人に、悩みを相談してみる。
ここは、わりとできるかな?
その次が
②もう少しだけ広い範囲の人にお願いをする練習をする。
仕事先の同僚に「これをやってくれたら、助かるな~。」などと、言い慣れないかもしれないけど、言ってみる。
これは、このタイプの人には、すでに結構ハードルは高めです。できなくて自分を責めないことが大事だそうです。
ココロの習慣は取れにくいものなので、少しずつゆっくり。
自分を許しながら、が大切だそうです。
ここで大事なのは、人に言えることよりも、自分が本当は何を言いたいのか、自分の中で見えることです。
③ラスボス
メンタルがよほど強くならないと、戦ってはいけない相手かもしれません。
タイミングをよく見計らいましょう!!と言われました。
どうも難しい様子だったり、あなたが疲れている場合は、外堀から埋める作戦にした方が得策です。それで、いいんです。
ラスボスには、ラスボスたるゆえんがあるはず。
客観的に見て、話の通じる相手かどうか、よく考えてみましょう。
言ってもわからない人に対して努力をして、結局あなたが傷を負ってはなりません。
また、勇気を振り絞って挑戦し、たとえ失敗したとしても、名誉の負傷をした自分を責める必要はないのです。人に有無を言わせない性格の持ち主かもしれないんです。
「言える人に言う」って、ずるい言葉かもしれません。自分が言いやすいタイプなだけに、自分がそうすることに抵抗があるかもしれません。
でも、
「言ってもわからない人には、距離を置く」というのも処世術かもしれませぬ~。
そうしたわけで、私が習った、「NOが苦手な優しい人が、少しでも楽になるスキル」をお送りしました。
一雨ごとに冬が近づいてきますね。
温かくして、お休みください。
明日もたくさん、あなたに良いことがありますよう。
そうだ、明日は旅におつきあいいただけたら、うれしいです。
では、また。
今回の参考文献
松岡修造『挫折を愛する』