年齢を重ねて錆びていく人と、輝いていく人。
その違いは、どこにあるのかを考えるリーダー学!
こんばんは、ラブです。
うっかりやってしまう、オジサン・オバサンの「あるある」話に、反省しきり。
職場の方向に向かって、土下座です・・・。
リーダーというほどの役職でもないですが、一応ベテランですから。
周りへの配慮や全体への影響を考えたり、若手の育成のお手伝いくらいはできなきゃなので、手に取りました。
みなさんの職場にも困ったベテランのオジサン・オバサンがいると思います。
若い時は、「やだね~」って思っていたこと。
おやじギャグにオバちゃんの大笑い。
でも、年齢が上がると、自然と自分もやっちゃったりするんですよ、これが!
ああ、怖い!
自分って見えないモノ。現実への自覚と対策が重要なのです・・・。
ありがちな失敗コミュニケーションとその対策
言い訳をする人か?謝罪する人か?
「どうしてスマートに謝れないのか」という人が時々います。
ワタシ自身も失敗した案件があります・・・。
疲れていたり、自分の非を認める勇気が起きないときにやってしまいます。
相手の心の届いてこそ、”本当の謝罪”。
もう一つ、ありがちなのが、何でもないところまでも「すみません」を連発すること。
謝罪が軽く感じられ、「謝ればいいってもんじゃない!」と思われてしまいます。
謝罪の順序は
1 まずは言葉と態度で謝罪の気持ちを示す
2 いいわけでなく、経緯・原因を説明
3 今後の対応を提示
4 最後にもう一度、反省と感謝の気持ちを
しっかり謝罪ができるスキルって大事ですね。
小さなことで大騒ぎ
街中でも、オバちゃんが「かなりどうでもいいこと」を「おおげさ」に話し合っている姿が見られますよね。
職場でも資料がないとか、ちょっとした困ったこととかで、騒いでしまうこともあります。
ついやってしまうときには、こんなことをすることを提示しています。
1 感情ベースから理性ベースの行動に切り替える
2 「解決できる問題か」「解決できない問題か」に分ける
3 「解決できる問題」を「WHY?」「WHAT?」「HOW?」の順で考える
落ち着くスキルを持つことが、リーダーとなっていく人には大事なことですね。
自分の話ばかりする
いますね。老若男女、すぐに自分の話をしたがる人。
自分では「自己開示」をしているつもりでもただの押し付けですね。
カッコいいベテランは、聞き上手であることも大事なスキル。
相手の生きてきた時代、環境に理解を持つように日ごろから意識。
ベテランになったら懐の大きさを持ちたいものです。
若者言葉や流行語をむやみに使う
オジサン・オバサンの「あるある」ですね。
年齢を重ねたら、会話力を磨くには、若い人の言葉よりも、すてきだと思えるメンターをお手本にすべきですね。
仕事相手、スタッフを名前で呼んでいるか?
記憶力に自信がなくなってくるお年頃には実にありがちなのです。
だからって、年老いた夫婦じゃあるまいし。
「派遣さん」「そこのアナタ」とか・・・。信頼を失います。
記憶力の向上については、よさそうな本を購入したので、後日ご紹介させていただきます。
人の縁は、まず名前から。
記憶力を上げて、頑張りましょう。
大声と大げさな笑い
仕事に集中しているときに、近くで「ギャーハッハ」と笑うのはオバちゃんですね。
とにかく下品。
そう思っていたのに、感情がゆるくなるのか、友達数人と話していたら、声が大きくてカフェで二度見されました。いかん!!!
60代70代でも、かっこいい人はいます。
そういう人の話し方は、必ず落ち着いていますよね。
周りを見る力は、いつもつけていかなくては!
年齢を問わずオバサン化している男女には、こんな要素もあると著者は挙げています。
1 ファッションがちょっと浮いている
2 同じことを何度も言うことがある
3 グサリとくる余計な一言が多い
4 思い込みが激しく、ときどき暴走する
5 自分の話ばかりして、人の話を聞かない
6 TPOをわきまえない会話をする
7 時々話がテーマから離れる
8 間が悪い
・・・確かにこういう人は、オバサン化していますね。
著者は「視界の狭さ」が原因で、「相手やまわりの立場になれない」ということだと言います。
対策としては、年齢を重ねながらも「素敵だなぁ」と感じる人のまねをすることです。
そして、その場の”波長”に合っているか、ときどき意識すること。
ベテランになれば、周りに安心感を与える役割があります。
低めにゆっくり話すことを意識すると良いかもしれませんね。
すてきに年齢を重ねるためのセルフコントロール術
ひとり時間を持つ
時に苦言を呈する役割も担うのがベテランでありリーダーです。
孤独もあり、タフな精神力を要求されます。
自分自身のマネージメントができてこそ、組織で役に立つことができますね。
そんなかっこいいベテランを目指すためのひとり時間は、3つの目的があります。
1 考える時間
全体の流れを把握したり、中期、長期的なTODOリストを挙げたり。
リーダーになれば、目標達成のために、先を予測する時間が必要です。
2 癒す時間(心・体)
元気な心と身体になるようメンテナンスすることは、一番の根っこです。
自分の体力や精神力を過信せず、必要なメンテナンスをかけること。
映画で泣く、お笑い番組で笑う、など対処方法を持っておくことも、ベテランのたしなみ。
3 成長の時間
新しい情報の蓄積こそが、判断力を磨きますよね。
ベテランだからこそキャリアアップを目指すべきでしょう。
自分を大事にする習慣は、年齢を重ねるほど必要なんですね。
ため息とひそひそ話にご用心
上手くいっている多くの管理職やリーダーに共通するのは、明るく、さわやかで、プラスのオーラに満ちていることだと著者は言います。
「ああ、疲れた」「困ったなぁ・・・」「忙しい、忙しい」。
上司がもしそんな”ひとりごと”ばかり言っていたら、うんざりしますよね?
自分の感情をコントロールする技術を持つことが明暗を分けると著者は言います。
「前向きな言葉を使う」「マイナス言葉は使わないようにする」。
そんな習慣を持つことって、周りのためにも大事なことですね。
デスクを整頓する
特に女性上司のデスクが散らかっていると、部下への影響力が大きいそうです。
「自宅も汚そうだな」と推察されやすいですね。
当然若手も整頓を怠るようになってしまいます。
やることは、3つです。
1 いらないものは、すぐ捨てる
2 置き場所を決めて収納する
3 出したら、元の場所に戻す
自信の出る仕事服にする
年齢を重ねた人が、よれよれの服では実に貧乏くさいものです。
仕事を安心して任せられるベテランとしては、
1 清潔感がある
2 TPOに合っている
3 似合っている(サイズ・色・スタイル)
をキープしたいもの。
ワードローブの新陳代謝をしっかりやることも大事ですね。
嫉妬・批判を上手にかわす
実力がついてくると、男女を問わず”嫉妬”されるのは宿命です。
女性の嫉妬は確かによくあります。が、男性の嫉妬は深くて長期にわたりませんか?
本当に怖いんですけど、あれをかわすのは、みなさんどうしているんでしょう?
ベテランになる前から、嫉妬を交わすテクニックを磨くことは大事です!
よく言えば、嫉妬は相手があなたを”上”とみているから起きるある意味の「賞賛」でもあります。
子どものころから美人で育った女性は”嫉妬慣れ”していて、相手を立てたり、自分の失敗談を語っていたりしますよね。
味方になってほしいと思ったら、まずは自分の方から味方になろうとすることが大事だと著者は言います。
また、嫉妬や批判は、自分の問題だけでなく、客観的に見ていると相手の問題であることが多いもの。
「自分がどう思われているか」にフォーカスすると、過剰反応したくなるものですが、「チームでいい仕事ができるか」にフォーカスすることで、全体を見渡せる余裕ができるかもしれません。
感情のコントロールをする
感情のコントロールができてこそ、優秀なベテラン。
自分が自分の感情の主導権を握るためには、コツがあります。
1 カッとなったら10カウント
2 ネガティブなことの中にポジティブな要素を探す
3 余裕のあるスケジュール管理をする
4 好きなことを持つ
5 予測不可能な出来事をよしとする
6 「ありがとう」と”笑顔”を心がける
どう年齢を重ねていきたいのか?
重ねてきた年月を否定するのではなく、誇れるようになりたいですね。
ただ、自分自身も年を重ねて、疲れやすくなったり、プライベートでくたくたになったりしました。
それでも、自分の歴史に対して、背筋を伸ばしてプライドを持って生きていきたいな!
まぁ、まだまだですけどね。
今日は、どんな1日でしたか?
ゆっくり休めましたか?
今夜、すてきな夢が見られますように!
では、また。