本当に私たちがやりたいことは、「自分を成長させること」。
どう成長したいのか、そのビジョンをよりクリアにするための「目標」は、ほんの手立てであり、「目的」ではありません。
目標というスキルをもっと上手に使って、羽ばたくあなたを手に入れませんか?
こんばんは、ラブです。
前回までに勉強したこと
「目標」を決めることで、「決断の方向性」がぶれなくなりますね。
目標があってもなくても、人は24時間行動し、さまざまな決断をしています。
生きるというのは、決断の連続ですから、目標をしっかり持つことで、効率的に望む結果を手に入れられます。
しかし、失敗した「過去記憶」が、せっかくの「目標」パワーを半分以下にしてしまうことが多くあります。
「今」の行動を変えられるモチベーションの無い目標ならば、「未来記憶」を10段階くらい、「気分が上がるまで」作りましょう。
たとえば掃除を習慣づけたいならば、
掃除をしたら→部屋がきれいになる→気分が上がる→趣味が増える→友達がふえる→恋人ができる(やったー♡)など。
「やったー♡」まで上げ続けることがポイントです。
過去にとらわれやすいタイプの人は、うまくいかなかったときを恐れて「できるかどうか」で目標設定することが多くあります。
しかし、「過去記憶」にはいまいちモチベーションを上げるエネルギーが少ないのが実際ではないでしょうか。
やらずにおしまいにもなりがちなパターンです。
そこで、目標に「取り組む価値があるか?」を問うてみる。
海外の舞台に挑戦するプロスポーツ選手は、「海外で活躍するため」ではなく、「海外で自分を試すことに意味がある」と発言したりしますよね。
「取り組むこと」に意味をつけると、高いモチベーションがやってきます。
「社会的な貢献」など意味をつけることも、高いモチベーションが得られます。
「資格試験に合格する」では、正直言って弱すぎる目標です。
「資格の知識で職場に貢献する」にする。
それだけで、何だか胸を張って歩きたい気分になるほどモチベーションが確実にあがります。
「取り組む意味」を付加することで、ワタシもやる気が上がって先日漢検準2級が取れました~♪
地味で孤独な勉強になりがちな、資格試験にはかなり有効です。
今日は、目標の立て方について、昨日の続きを勉強します。
目標達成にこだわらない
仕事や勉強で「ノルマ達成!」を掲げる私たちは、つい自分が自分に立てた目標に対しても「達成できないなんて、自分はダメ人間だ!」と評価をくだしてしまうものです。
でも、私たちの本当の人生の目的は何でしょうか?
通知表や仕事での評価はほんの一瞬に対してなされる小さなものです。
しかし、私たちの人生の目的は、「自分のなりたい自分であり続けること」。
「何かを達成する」のではなく、「どんな人間に成長するか」です。
目標は、「成長すべき自分の姿」を明確にするための手段なのです。
「売上NO.1の販売員になる」という目標を立てたら、「常にお客さんを一番喜ばせてあげられる販売員に成長する」ということ。
「5キロやせる」という目標を立てたら、「今よりも5キロスリムなことが自然な自分に成長する」ということ。
だから、ラクに目標を達成できる人は、
「これを達成しているときの自分って、どんな自分だろう?どんな気分だろう?」
ということを考えてワクワクしているのだそうです。
目標は、あなたが「成長するため」にある手段にすぎません。
そして、成長しているからこそ、もっと目標の達成がラクになってくる。
このサイクルが回りだすと、成長も達成も加速すると著者は言います。
達成しなくても目標は変えてOK!
繰り返しますが、目標の役割は、あなたを成長させることです。
たとえば4か月もの間、一つの目標に向かって進んでいれば、あなたは4か月後、とても成長して今とは別人のようになっています。
成長したおかげでまったく違う世界が見えているのです。
違う世界が見えているのですから、前の目標にこだわる必要はありません。
もっとあなたを成長させてくれる目標にシフトすることが大事なのです。
半年前に立てた目標は、あくまでも半年前のあなたにふさわしかったもの。
半年で成長したあなたに、ふさわしい新たな目標を再設定する必要があります。
ただし、行動してもいないにもかかわらず、コロコロと目標を変えてしまうのは、「ただ飽きている」だけなので、ご注意ください。
自分自身がしっかりと成長することで見つかる、よりすばらしい目標を設定しなおすことが大事なのです。
期限は成長速度を決めるためのもの
学校でも仕事でも決められていく「期限」「締め切り」。
ラクに無理せず目標を達成するタイプの人は、「締め切り」「期限」に対して、そのほかの人ととらえ方が違うと著者は言います。
目標に向かう時には、やみくもに改善を積み重ねていくよりも、「計画を立てる」ということが有効ですね。
計画を立てるときには、「期限」の設定が必要です。
ですが、「期限」という言葉ほどプレッシャーを感じさせるものは無いのではないでしょうか?
なぜなら、今までの目標達成術では、期限というものが「守らなくてはいけないもの」「それを過ぎると失敗とみなされるもの」という意味づけだったからです。
しかし、その意味づけこそが目標達成を邪魔する大きなトラップだったのです。
「期限は守らなければならないのだ」という思い込みが、目標達成の難易度を上げてしまっていたのです。
じつは「期限」というのは、成長速度を決めるためだけに存在するものです。
つまり、期限を決める理由は、「どのくらいのスピード成長するかを自分で確認するため」だけにあるのです。
著者の講座を受けた経営者も、新しい組織づくりをする際に、「間に合うかどうか」で「3年」と設定していました。
しかし、この「成長速度」の考えを学んで、「1年後に設定すれば、3倍の速度で成長できる」と気づきました。
そして、目標を設定しなおし、しっかりと組織を1年で作り上げたそうです。
「間に合うか」という基準で考えない。
期限を「自分をがんじがらめにする鎖」としてではなく、「自分でこれくらいのスピードで成長したい」と考えるツールとしてとらえることがより成長を速めていくために大事だそうです。
明日は、目標を立てるためのワークをやっていきます。
自分でもちょっとやってみたのですが、「本当に自分が人生で目標としたかったこと」が一気にクリアになりました。
「ああ!こういうことが、本当はやりたかったのか!」
とわかったら、何だか安心感でいっぱいになりました。
今日は、ゆっくり休めましたか?
関東は温かい1日でした。
明日からのあなたの一週間が、また素敵な毎日でありますように!
では、また。