著者、女性雑誌でおだやかな笑みが魅力の富岡佳子さんです。
若いころだけでなく、40歳を過ぎた現在の方が輝いている、長期にわたって現役を続けるモデルさん。
本著は40代で20代に見えるような美魔女的なものを求めるのではありません。
年齢に合ったすてきな大人になるための、モデルならではの「ちょっとした習慣」を紹介しています。
さすが一流モデルさんだけあって、視点はとてもシビアで、現実的。
しかし一児の母でもある著者。
ふつうの生活を重ねながらも、「今日から」できる実践ばかりです。
明日のあなたをちょっとだけ素敵にしてみませんか。
こんばんは、ラブです。
食事ルールで、ゆっくり年を重ねる
歳をとるのは止められませんが、少しの工夫でそのスピードを遅らせることは簡単にできます。
スキンケア、運動・・アンチエイジングの方法はさまざまですが、著者が意識しているのは、食べ物。
たとえばベジタリアンの人と、ラーメンや焼き肉大好きな人では、肌の質感もボディラインも如実に違ってきます。
しかし、著者もストイックな食生活は出来ません。
しかし「お肉より魚の定食に使用」「冷たいものより温かいものを食べよう」・・・と毎日できる小さな”選択ルール”を課すようにしています。
この小さな「良い選択」を積み重ねるだけで、加齢スピードを遅らせることはできるのです。
毎日忙しくてコンビニご飯を利用することが多くても、ミネラルやイソフラボンの入ったひじき煮とおにぎりを選ぶ。
サラダにも市販品よりも抗酸化作用のあるオリーブオイルをかける。
お肉や揚げ物を選ぶ日があっても、翌日に”良い選択”をすればリカバーです。
ちなみに著者のリカバーメニューは「おかひじき丼」。
湯がいたおかひじき、きゅうり、玉ねぎをフードプロセッサーにかけて、出汁醤油をかけただけ。
これをご飯にかけただけ。
最近スーパーで見る「だし」でもイケるかも?
デトックスになるそうです。
少しの知識で、テキトーご飯でもイケメン・美人になる
忙しい時は、コンビニやできあいご飯もOKですが、何が美容と健康に良いのかは知っておきましょう。
まず必ず摂りたいのが、腸内環境を整え代謝を上げる発酵食品。
身近なものでいえば味噌、ぬか漬け、納豆、ヨーグルト、チーズなどですが、これはコンビニでも手に入りますね。
夕食に食べるなら、ご飯に納豆インスタントの味噌汁と漬物、そして豆腐があれば、りっぱなアンチエイジング・ディナーの出来上がり。
豆腐は鍋に昆布を強いて湯豆腐にすれば、見栄えもします。
そこに発酵食品の醤油をかければ完璧です。
著者もぬか漬けをたっぷり摂るようにしたら、肌と体の調子が上がったそうです。
また、著者は老化の原因の酸化を防ぐよう、リコピンの高い抗酸化作用があるトマトをオリーブオイルや発酵食品であるバルサミコ酢で食べているそうです。
手間いらずでイケメン・美人度がますますアップします。
上質&シンプル。それが財布と体に得になる
調味料は、今スーパーで安価で様々なものが出回っていますが、市販品は砂糖や塩、油を多用するために味が濃く、料理が調味料だけの味になってしまうものも多いです。
すると、その瓶1本を使い切る前にその味に飽きてしまいます。
そして、また違う調味料を買って・・・・。
これでは、とても不経済。
しかも、防腐剤などの不明なものも多く入っているので、健康や美容にも不安があります。
しかし、上質なオイルや酢、醤油、味噌などの素材はそのものの味がしっかりと会って、シンプルな味付けだけで十分おいしくなります。
そうすれば、かえって調味料も最小限で済むのです。
また、栄養価も高く、肉や魚の場合はちょっと上質なものになるだけで余計な脂身が少なかったりするものです。
年齢を重ねて来たら、自分の口に入れるものは意識を高く持って、しかも長い目で見てお財布に優しい方を選びたいですね。
「ダイエット」は不要、「太らない日常習慣」を作るべし
著者はダイエットを推奨しません!?
特に食事制限は、疲れやすく筋肉もなくなるので絶対にやめることを勧めています。
そもそも「ダイエット」というイベントにするから長続きしないそうです。
それよりも、日常習慣で自然と美しくなることができます。
その方法が次の3つのルールです。
1 身体の中を冷やさない
胃を冷やすと、贅肉が付きやすくなるので、飲み水はお湯か、お湯を冷ました白湯。
夏でも冷たい食べ物は避けましょう。
されに毎晩の半身浴は欠かさないこと。
寝る前に靴下を履くのも有効。
2 口に入れるものは、身体にいいものを選ぶ
外食ならメインを肉より魚に。
家で肉を食べるなら、カロリーが引くい鶏肉や豚肉を選ぶ。
でも、魚よりお肉が食べたい気分なら無理せず食べること。
縛りを多くしてギブアップするより、緩くして一生続けられるようになります。
これが加齢をスローにするポイントです。
3 楽しい「ながら運動」を習慣にする
適度な運動をしないと体はどんどん衰えるので、テレビを見ながらのストレッチやお散歩ウォーキングなど、暮らしに溶け込んだ運動を心がけましょう。
どれも特別なことではありません。
一度体にクセづければ当たり前のように続けられるので、どんなダイエット法よりも効果的。
継続こそ素敵なあなたへの近道です。
身体づくりに気を遣っている人は、水とか常温を選んでますよね。
冷えると内臓が贅肉をつけるから、だったのですね。
ちょっと見習おうと思い、目の前に合ったアイスティーを急き温かいお茶に変更です。
今日も1日お疲れさまでした。
明日は、もっとたくさんの良いことがあたなに起きますように!
では、また。