手帳を使って、ハッピーなことやモヤモヤしたことを吐き出してみませんか。
1日ほんの3行の「プチ内観」をして、そのモヤッとした気分を「プラスの行動」に変換できると、あなたの明日を変えることができます。
こんばんは、ラブです。
1日をふりかえる3行日記をつけよう
思い返してみて、今日1日で1番心に残っているのは、どんなことでしょうか?
ハッピーなことでも、モヤモヤしたことでも、悲しかったことでも構いません。
出来事と感情はセットになっています。
その気持ちは何が起こったときに感じたものなのでしょうか。
「プチ内観」とは、自分の心の内側に起きたことを客観的に3行日記に書き留める、日記のようなもの。
寝る前に今日1日をふりかえって心と気持ちを「見えるか」する習慣を持つと、スッキリします。
「プチ内観」の書き方
「プチ内観」は、以下のような構成で分を組み立てていくと良いようです。
(1行目)出来事・行動
(2行目)結果・感情
(3行目)学び・宣言
まず、1日の予定に沿って1行目と2行目を記入します。
例1 思い立ってAさんに電話した。
来週早速会うことになった。
直感で動いてみるものだ
ポイントとなるのは3行目の「学び」の書き方です。
3行目には「感想」ではなく、あくまでも「学び」を書きます。
この場合は「思い立ったことがプラスに働いた」ことが「学び」です。
また、以下のようなケースでは、より具体的に「学び」に記入する必要があります。
例2 仕事に遅刻してしまった。
店長に怒られて凹んだ。
×次からは遅刻しない。
〇明日は1本早い電車に乗る。
「次からは遅刻しない」と目標を書くだけでは行動につながらず、きっとまた遅刻してしまうでしょう。
「1本早い電車に乗る」と具体策まで考えて始めて、前進することができるのです。
「プチ内観」の目的は、後悔ではなく明日をより良くすること。
過ぎ去った時間はすべて学びの種です。
ポジティブな感情や喜びからは、自分だけの成功法則を見出すことができます。
つまり、未来もその人同じパターンで行動すれば、よい現実を再現させることができるのです。
逆にネガティブな感情や反省点からは、同じことを繰り返さないための改善策が導き出せます。
「こうすればよかた」という教訓を忘れないために、「プチ内観」で見えるかしてしまいましょう。
何を書けばよいのか悩んだら
いざ「プチ内観」を書こうとしても何も思い浮かばないときは、手帳のメモページを活用してください。
ウイークリーページのスケジュールを愛で追いながら、1日の出来事や自分の行動を書き出します。
その時々どんな気持ちだったか思い出して「プチ内観」の材料探しをしましょう。
よくなかった出来事ばかり思い付いて、なかなかハッピーな「プチ内観」が引き出せない人も多いかも。
1日の終りの時間帯は、体同様に脳もお疲れモード。
思考が反省に向かいやすいので、これは仕方がないことです。
でも、反省するばかりではなくて、「何を学んだのか」「次はどのように行動するのか」を書き留めて、よりよい明日を呼び込むようにしてみましょう。
また、辛い感情やイヤな出来事は、心に溜め込まず、メモページへ吐き出すのがおすすめです。
すっかり書ききって読みかえすとき、不思議と冷静になり、解決の糸口が見つかるはずです。
自分なりの原因と解決方法が見えて来たら、「プチ内観」として改めて書き留めます。
3行目に改善プランを宣言して1日を締めくくれば、スッキリした気分で就寝できるでしょう。
「プチ内観」と日記の違い
「プチ内観」と普通の日記の違いは、手帳に書かれたスケジュールにそって書くので、偽りが入らずに事実のみを記述できるという点。
日記だと文章として成立させるために、多少の脚色や偽りが入りがちです。
しかし「プチ内観」は3行という限られたスペースの中に、3つの要素を盛り込まなけれななりません。
短いセンテンスの中で脚色したり、自分を偽るのはなかなか難しいもの。
「プチ内観」は最もシンプルに今の自分を「見える化」できるツールなのです。
明日からの1週間をちょっとだけ楽しみにできた気がします。
ゆっくり休んで、すてきな夢が見られますように!
では、また。