猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

身近な人ほど関係が上手くいかないのは何故?~『「もっと自信をつけたい!!」をかなえる本』

特に同じ屋根の下で一緒に暮らす関係のなかで「距離間隔」を間違えると、トラブルが多くなってきます。

一緒に住んでいるという甘えは、過剰な干渉や口出し、おせっかいなどの問題を引き起こします。

それをどうしたらいいのでしょうか。

 

こんばんは、ラブです。

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自信をつけるためには、何が起こっているかを知る

その行為が、たとえ思いやりからだとしても・・・

著者のところに来た夫婦の例です。

例えばあるとき妻がキッチンでものを探しています。

そんなことをしていると、必ずと言っていいほど夫が顔を出してきます。

「何をしてるの?」

妻は無言で探し続けています。

放っておいてほしいからです。

それなのに、夫は言います。

「一緒に探してあげるよ」。

それに対して妻は

「自分でやるから、いいんだって!」

と怒りだします。それに対して夫は

「何だよ、一緒に探してやろうって言ってるのに!」

と言ってしまいます。

 

そんなに妻は怒ることはないのでは?と思うでしょう。

でも、実はこの夫婦はいつもこのパターンなのです。

夫が毎日毎日よく妻に干渉するのです。

「何を食べているんだ?どこに行くんだ?何を買ったんだ?あのときあの人に何と返事したんだ?」

 

あなたが妻の立場だったら・・・どんな気分でしょうか。

うんざりしますね。

しかし、夫は「親切心」のつもりでやっていますから、ことがメンドウです。

「相手のため」は相手にも自分のためにもなっていない

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一緒に住んでいても、関係性は存在する

この夫婦も、どちらかが悪いということではありません。

あくまでも「お互いが相手の言葉に反応しあっている」という「関係性」なのです。

 

この夫は、妻に親切のつもりで声をかけています。

そして、夫は自分では気づいていませんが、自分が発信したら「妻は必ず応じなければならない」とも思っています。

実は、これも夫の自信のなさのあらわれです。

夫は妻が自分に黙って従っていないと、自信がないゆえに安心できないのです。

関係性に気づけばもめごとが激減する

夫は「妻が自分を不快にさせる」と思っていますし、妻は「夫はいつも監視してくるし、自分のことにすぐ口出しする」と思っています。

夫の一連の行動が、妻を重苦しくさせているのです。

でも、妻は妻で、その気持ちをどういう言い方で伝えていいかわかりません。

それでつい攻撃的な言い方をしてしまうのです。

 

これは親子でもおおいにある話だと思います。

 

もし夫がこんな関係性に気づいて

「口出しするのはやめよう。相手に任せよう」

と決めたら、数多くのもめごとが改善されるでしょう。

いっぽう妻も夫に対して

「手伝ってほしい時には私からお願いするから、そのときは手伝って」

などと伝えることができれば、気持がラクになるでしょう。

「相手のため」ほど役に立たないことはない

人と人は「距離間隔」が近いことが争いの種になります。

ですから、長時間一緒にいる間柄では、なおのことお互いの「距離間隔」を自覚して、できるだけ「相手の領域に無断で侵入しない」ことが大事です。

「相手のため」は、決して相手のためにも、自分のためにもならないのです。

 

もし本当に夫が「妻のため」を思うなら、

「手伝ってほしいことがあったら、遠慮なく言ってくれよ」

一言、そう伝えてみることです。

そうするだけで、心と頭が妻から離れます。

妻にもたれかかっていた自分が、すっと自分の足で立つような感じです。

 

実行してみると、まず自分を大事にできたという心地よさを感じ、相手が気にならなくなります。

同時に何か温かい気持ちが湧いてきて、相手を認める感覚がつかめるのではないでしょうか。

 

この「相手から離れた感覚」が「自立」と「自己信頼」の感覚です。

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少しはのんびりできたでしょうか?

明日からの1週間が、あなたにとって最高の日々になりますように!

では、また。

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