「異性がなんだか怖くてなかなか恋愛できない」
「人前に出ると、手や声が震える」
恐れがさらに強くなると、防御の準備がさらに進んで肉体はさらに緊張し、「恐怖」になります。
マインドがいっぱいになりキャパオーバーに
身体の皮膚から内臓まで緊張して、委縮して毛細血管を圧迫します。
筋肉はいつでも行動が起こせる用意運動エネルギーを充填し、そのエネルギーがあふれてくると震えてきます。
つまり、「恐怖で震える」のは、防御のためのエネルギーが満杯になってい状態なのです。
マインドも思考能力が極端に落ち、余裕のある賢明な判断ができない状態で、さらに肉体に防衛についての応援を求めます。
また、方針として防衛状態をとりますが、防衛と攻撃は紙一重。
「窮鼠猫を噛む」と言うように、追いつめられると反撃に転じることもあります。
恐怖により理性的なことが考えられなくなるのです。
恐怖には肉体反応が伴いますが、例えばインフルエンザで高熱になって寝ているときに泥棒がないって来ても、通常のような強い恐怖心は起きません。
不思議と体調不良でエネルギーが貯められないと、防衛体制の過剰なスタンバイができないので、恐怖の感情にならないのです。
マラソンでへとへとになってゴールした瞬間にヘビがいても、それほど恐怖を感じません。
恐怖は実にな時に肉体が過剰なスタンバイをするのですが、不健康だと本来対応すべき危険にも対応できないと言えます。
不要な恐怖を起こすプログラムを見直そう
恐怖を止めるには、毎回披露していればよいかと言えば、そうではありません。
頭は疲れていても、肉体を動かそうとしますし、危険に対応できなくなります。
また、根本的な解決にはならないので、肉体は元気なままで恐怖を止めましょう。
日常で不要な恐怖を感じる場合は、「自分の処理能力が少なくなっていないか」を疑ってみましょう。
マインドをいつも片づけておくと、思考にゆとりができ、すぐに体が応援を求める必要はなくなるので、過剰防衛にならずに済みます。
また、特定の者に対して恐怖を感じる場合は、「トラウマ的なプログラムがある」ことを疑ってみるのを著者はおすすめしています。
例えば先端恐怖症の場合、幼い時に注射が痛くて、「先端がとがったものは危険である」というプログラムができ、それに自動反応している可能性があります。
このようなトラウマ的な恐怖は、「クエスチョン積み上げ方式」で、プログラムを削除しましょう。
まず、特定の恐怖を感じるたびに、「なぜ恐怖を感じるのだろう?」と疑問を持ちます。
疑問の「?」をその恐怖のプログラムに着けておくのです。
その「?」がたくさんたまっていくと、マインドは自動的にチェックに行き、現在もし必要がなくなれば、そのプログラムを削除することがあります。
わけもなく恐怖を感じる者は、この「クエスチョン積み上げ方式」で地道に除去に追い込みます。
無用の恐怖のプログラムがなくなればなくなるだけ、人生が楽になるハズです。
恐怖は、できるだけ手放したいですよね!
うまく手放して、人生をもっと楽しくしたいです。
今日は、少しは休めましたか?
温かくして、ゆっくり休んでくださいね。
では、また。