感情が高ぶっている場面では、もう頭の中が止まらない考えでいっぱいになってしまいます。
そうなってしまうと、この「手ごわい思考」を止めるのはなかなか難しいことです。
そんなときには、「『自分』で何とかしよう」とすることを手放す、というのも、良い方法なのです。
これは、「棚上げ」と同じように、歩くなどして「雑念」を取り除くときにも、「棚上げ」同様、とても有効な考え方です。
「自分で何とかする」を止める
これは、神様でも仏様でも何でもいいのですが、「とにかく自分以外の・・・何だか大きな存在に判断を任せてしまう!」という考え方です。
たとえば、道で走っている人にぶつかりそうになったとします。
「危ないな!」
とあなたはいらだったとします。
するとマインドは、「文句を言って謝らせたい」とか、「きつく叱って懲らしめたい」とか、自分ができそうなことについて、考えます。
でも、「この公衆の面前で、今はそれをするような場面ではない!」と我慢。
そしてますますイライラしている状態となっていくわけです。
そこで、考え直してみるのです。
「神様、あいつを私の代わりにこっぴどく罰してください。
(許すのも罰するのも、もちろん神様の勝手ですけど」
と祈ってしまうのです。
すると、一応、イライラは止まります。
一番良いのは、
「神様、あの人が走ったのをお許しください。
(許すのも罰するのも、もちろん神様の勝手ですけど)」
と祈ることです。
「許してください」と「愛」の方向から祈ると、
「あんなに急いで、もしかしたらあの人は、お母さんが危篤なのかもしれない」など、別の発想が浮かびます。
すると、一瞬にして怒りは消えて、あなた自身が優しい愛に満ちていくのです。
ちょっと今日、めちゃくちゃにイライラ悶々することがあったので、実践してみました。
この「何だか大きなものにあとはお任せする」という祈りは、とても気が楽になります!!
特に「愛」の方向から祈るのは、効果絶大です。
「自分がされたちょっとした理不尽なこと」にばかり注目していた視点が、愛の方向へと変換されるので、心が一気に穏やかになりました~!!
今日も1日、お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、素敵な夢を。
では、また。