猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

勇気と希望と自尊心~『SELF HELP 自分を敬え。超訳・自助論』辻秀一

お金に多少の余裕があっても、ちっとも豊かさを感じられないときがありませんか?

何かが足りない。

何か物寂しくて、そんな日はとりあえずコンビニに入って、何か買ってみたり。

物質的な豊かさも、もちろん豊かさのひとつです。

しかし、もう一方の豊かさ。

精神的な豊かさはどうやって手に入るのでしょう。

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勇気と希望と自尊心を忘れなければ、その人は豊かである

物質的な豊かさは可視化できるのでわかりやすいのですが、精神的な豊かさは可視化できない代わりに、誰もが自由に持つことができます。

それを感じるために私たちがすべきことは何でしょうか。

 

それは、勇気を持つこと、快活でいること、そして希望を忘れず、美徳を持って生きることです。

美徳とは、見られても恥ずかしくない生き方をすることであり、自尊心を持つことです。

自尊心を持つとは、威張ることでも見栄を張ることでもなく、自らを貴ぶこと、つまり自分に誇りを持つことなのです。

 

自分自身に誇りを持つのに理由はいりません。

存在そのものを誇りに思い、自分の生き方そのものを貴ぶことさえできればいいのです。

ここに人の普遍的な豊かさがあると著者は言います。

この豊かさとともに歩む人間は間違いなく幸せになれます。

 

では、そのためには党したらいいのでしょう。

自分を信じる、そんな習慣を持って生きてみるのはどうでしょうか。

2 自分を信じよ。

(1)運命は自分の力で変えられる

スマイルズは『自助論』で、恵まれない境遇にありながら、努力と忍耐で運命を切り拓いた人々を数多く取り上げました。

「運命は自分の力で変えられる」

これこそが同著で彼が主張したいことの1つだったのです。

不本意なことに直面しても、「運命だ」とあきらめてはなりません。

松井秀喜選手も自著『不動心』で高校時代の恩師から受けた教えを綴っています。

 

心が変われば、行動が変わる

行動が変われば、習慣が変わる

習慣が変われば、人格が変わる

人格が変われば、運命が変わる

 

自分で運命を切り拓いた人は、気高い品格を持ち合わせています。

高い品格は、自分の心に責任を持ち、チャレンジし続けることで、得ることができます。

もしも行き詰ったときは、自分を振り返り、初心に戻ること。

あなたの運命を変えることができるのは、あなたしかいないのです。

 

(2)意思の力を身につけるには

人間性という言葉は抽象的ですが、みなどこかでその重要性を認めています。

スマイルズは、人間性の中心となるものは石田と述べています。

意思はその人が持つ自由であり、人生の方向付け、決定していくための宝です。

 

自分で考え、自分で決める。

自分で思い、強く願う。

その力は、わたしたちの人生に想像以上のものをもたらしてくれます。

すべては、自分次第です。

 

そして、その意思とは自分自身であり、人間性です。

これを磨くには、自ら考えて自分で決めて行動する習慣をつけることです。

 

ここで言う「考える」とは、学校の授業で考えることと違い、答えのない問いを考える、という意味です。

正解を求めるのではなく、自分で自分で考えて自分で決めたことに責任を持つ。

そうした習慣をつけることが大切なのです。

 

(3)世界を動かしたければ、誰よりも先に自分が動け

「世界を動かさんとするものはまず自ら動くべし」。

古代ギリシアの哲学者ソクラテスの言葉です。

世界を動かすなど、大それたことに思えますが、大きな発見も発明も、すべては一個人の思いや行動から始まっています。

すなわちすべてはどこかに生きる「自分」がやったのです。

 

どんな「自分」」も世界とつながっています。

いきなり世界を動かすことはできなくても、まず自分を動かすことが世界の何かを少し動かすことになります。

  

 

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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