猫のメメとモエ

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家を片付けて人生を取り戻すための基本ルール~『2週間で人生を取り戻す!勝間式 汚部屋脱出プログラム』勝間和代

家のものをすっきりさせたいという気持ちがわいてきたら、始め時。

ともかくたくさんため込んでいる人の場合は、まずはある一定期間、家から不要なものを捨て続ける「急性期対策」が必要だそうです。

著者の場合は、何気なく寝室から始めてみて、ほぼ毎日1~2時間ずつ断捨離を継続し、約1か月が必要でした。

著者はためこんでいた期間が長かったので、一般家庭くらいなら毎日1~2時間を2週間やればほぼ2週間やればほぼ終了するのではないでしょうか。

断捨離を始めるにあたって、著者が作った4つのルールがありました。

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ルール1 基本は「今、使っていないものは捨てる」

まず、最も重要な「何を捨てるか」。

基本の判断基準はいたって簡単で、「今、使っていないものは捨てる」です。

 

「今使っていなくて、将来も使わない」ものは、サクッと捨てられますが、難しいのは「将来使うかもしれない」もの。

それを考えると、捨てる勇気が無くなります。

そんなときは「気持ちのコスト」「再調達コスト」「スペースのコスト」を考えます。

例えば、電源コードやAVケーブル、ハンガー、割りばしといった消耗品で、希少性はほとんどなく、安価にすぐ再調達が可能なものは、気持ちのコストも再調達コストも軽いので「どんどん捨ててしまう」が正解。

一方、難しいのが、思い出の品など気持ちのコストが高いものや、再び買うのには高価だったり手に入れにくいもの。

これは、一人一人がそれぞれ納得できる目安を作るしかありませんが、著者ならばこのような目安でした。

・再調達コストが3万円を上回らないものは処分

・再調達コストが3蔓延を上回るもの、思い出の品なども、これまで3年間使わず、現時点で今後3年間も使う見込みがないものも処分

 

例えば、本などはよほどの希少品でない限り、中古でも電子でも図書館でも見つけることができます。

迷ったときは「スペースのコスト」に換算するのも手です。

 

でも、「現在は使っていない」けれど、「本当は好きで好きで、使いたい」と思っているものは、捨てる必要はありません。

そういうものは、必ず「使わなくなった理由」があるはず。

それを何とか解決できないか考えましょう。

ルール2 断捨離の順番は、簡単で効果実感が高い場所から

断捨離はひとつ成功すると、ドミノ倒しのように次々につながっていくという性質があります。

なので、最初にどの場所から初めて、どの順番でとりかかるかというのは、かなり重要。

簡単で効果実感の高い場所からやると成功しやすいというルールがあるのです。

 

つまり、

①自分が長く過ごす場所、目につく場所

②目的のはっきりしている場所

③もの自体が少ない場所・スペース

という3条件を兼ね備えた場所から、優先して始めると、いい回転に入りやすいということです。

 

一般的な家庭では

ステップ1 バスルーム&洗面所・玄関・寝室・キッチン

ステップ2 クローゼット・デスク周り(書類)・居間

ステップ3 物置

と言うような順番が標準的。

著者はステップ2までは、だいたい1か所2時間程度で完了していましたが、最後の物置は6時間かかり、ものすごく疲れました。

 

ルール3 一度に全部終えようと思わない

ルール2で導き出した順番で、毎日、1~2時間などと時間を決めてひとつの場所ごとに断捨離していくわけですが、ここで重要なのは、一度ですべてのものを捨てきってしまおうと思わないことです。

捨てる決意がつかないものは捨てなくても大丈夫です。

迷い始めると時間もかかり、気も重くなります。

著者も、一度断捨離した後、3週間着なかった服を、結局全部捨てました。

今の季節の服なのに、それを3週間も着ないということは、たぶんいらないのだという決断ができたのです。

また、断捨離後の生活が変わり始まることで不要になるものもあるそうです。

どれもこれも、捨てる決心がつかない、と言う状況ならば、執行猶予期間を設ける、という手もあります。

捨てるべきものを段ボールなどに入れて、玄関などに一定期間置いておくのです。

大抵の場合は、段ボールなどに仕分けてしまうと、部屋や生活が想像以上に快適になるので、その段ボールに入れたものをもとに戻そうとは思わなくなるそうです。

 

また、家族のものは原則として、捨てるべきではないそうです。

ものが多いとか少ないとかは、その人の長年培ってきた宗教のようなものだからです。

 

ルール4 リバウンドを防ぐ生活習慣を身につける

道具やグッズの厳選をしていくことは、すっきりした環境をキープするためには必要なこと。

すっきりさせることを習慣化すると、掃除が格段にラクになります。

リネン類などの見た目をそろえることも、生まれ変わったようにすっきりした気分になれます。

靴などはよく考えると、同じものしか使っていなかったりするものです。

よく使う、お気に入りのものだけにすると、宅配の人も堂々と招き入れることができます。

キッチン用品も、調理家電の利用頻度、皿やカトラリーも著者は基本を5組だけとしています。

 

通販は、できるだけリアルの店で。

そのほうが、服や靴、小物など、身体に触れるものはリアルに触って、「どこに収納するか」「何回使えるか」をしっかり感性でも判断することができます。

 

在庫を「ジャストインタイム」なものに限ることは、中長期的に伸びていく会社にとって大事なポイントです。

私たち個人でも同じで、家に不良在庫を持たないことは大事。

冷蔵庫に2日分の材料を用意し、2、3日に1回買い物をするのが著者のやり方だそうです。

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今日も1日お疲れさまでした。

ゆっくり休んで素敵な夢を。

では、また。

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