目標(ゴール)を持たずに、興味を持ったものを思いつきでやるのは
ゴールのないマラソンレースをしているようなもの。
ランニングそのものが楽しい人は、それでもできるかもしれませんが、目標(ゴール)を持たずにただ走っているだけだと、違うことに目が行ったり、走ることが面白くなくなり、途中で辞める可能性は高くなります。
違うことをやるのが楽しい、というのも人生の1つの生き方。
でも、続けたいものがあなたにあるならば、目標(ゴール)を決めることから始めることが必要です。
ゴールに向かってPDCAを回そう!
G-目標(ゴール)から始めるPDCA
PDCAというと、「まずはPの計画から」と思いがち。
しかし、その前にもっとも重要なことがあります。
やみくもにPDCAを回すのではなく、目標(ゴール)に向かって回していくということです。
だから、PDCAサイクルではどれが一番大事かというと、著者は「G」と答えています。
著者は本著や前著で「G-PDCA」と繰り返し紹介し、ゴールの大切さを強調しています。
計画の前にはまず目標(ゴール)設定。
「なぜ、この計画を実行するのか?」
「なぜ、このPDCAを回すのか?」
と問いかけてみてください。
目標達成の「GーPDCA」のつくり方
目標達成に必要な「G-PDCA」サイクル
ここで紹介している「G-PDCA」サイクルを回すには、この方法です。
1 ビジョンを実現する目標を決める
2 目標実現のための計画を立てる
3 毎日フレームに沿って行動し、振り返る
やり方が分かって何とかわかり、何とかやってみて達成したから終わり・・・だけではありません。
目標達成は初めは東京の小さな高尾山がゴールでも、次はさらにもう少し高い山を設定することが大切です。
当然新しい景色が次々見えてきます。
あなたは、次々と目標を設定しなおし、行動して高みを目指すあなたへと成長していきます。
そうしたサイクルにあなたを乗せていくには、GーPDCAシステムをいつでも再現できるようにしておくことです。
そこには仕組みが必要です。
フレームづくりがカギ
フレームは、物事の整理の際に使われる思考の型と思われていますが、実は生活の中でも多くのフレームがあるのです。
人間の行動の90%はフレームでできているといわれています。
歯磨きの仕方や顔の洗い方にいちいち悩んだりしませんよね。
そうしたことが生活の中のフレームです。
同様の「脳を疲れさせない流れ」「ストレスなしの習慣」を無理なく作れるのがフレームです。
そこに至るために、らくちんな方法として圧倒的に支持されているのがPDCAノートです。
PDCAノートは、PDCAを合わすための基本的な3つのルールを押さえたフレームになっています。
ルール2 仕組み化。PDCAは仕組で回る
ルール3 習慣化。PDCAを回すことで習慣化する
明日は、あなたの手に入れたいものをあなたの中から引き出す方法を読んでいきます。
今日も1日お疲れさまでした。
ゆっくり休んで、素敵な夢を。
では、また。