猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

目標設定の最強のフレームワーク~『最短で目標を達成する!PDCAノート』岡村拓朗

,目標設定において必要不可欠なフレームワークがSMART基準です。

 

S(Specific)具体的であること

M(Measurable)計測可能であること

A(Achievable)達成可能であること

R(Relevant)関連性があること

T(Time-bound)期限があること。

 

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目標設定をしていくのに必要なSMARTとは?

S 具体的であること

目標は具体的であることが最重要です。

抽象的で耳障りのいい言葉を並べても、達成しづらく、そもそも達成したかが判断できません。

「いい暮らしがしたい」

「一生懸命頑張るぞ!」

「もっと効率的に仕事をする!」

「生産性を上げる!」

「パートナーを怒らせない」

 

これは、テーマやスローガンであって、具体的な目標になりません。

それらを実現できたと判断できるように、何を、どれくらい、どうやって、とたっつぇい基準が具体的であることが大切です。

 

M 計測可能であること

数値目標であること。

目標達成のプロセスが明確。

進捗状況を計測できることが大前提です。

数字にできそうにないことも必ず「ハカる」ことができる目標に変換することが大事。

数値化するということは、「見える化」すること。

次のようなイメージで数値化したり、行動のコントロールができる目標に変換し、ゴールが明確になります。

 

「1か月で、新規顧客10件のアポイントを獲得する」

「7月までに5キロのダイエットをする」

TOEICを〇月までに600点獲得する」

「毎朝10分早起きして、隣駅まで歩いて出勤する」

数値化しにくい目標の場合

たとえば「パートナーを怒らせない」など、相手の状態がゴールになると、自分ではコントロールできません。

そんなときは、

「パートナーの話を最後まで口を挟まずに聴く」

「パートナーのしてくれたことに対して必ず、ありがとうと伝える」

などにすると、見えやすい達成のわかる目標に変換できます。

 

そのほか、数値化しにくい目標と言うのはたくさんあるものです。

時間軸、金額軸、数量軸、比率軸、点数軸、重さ軸、長さ軸、広さ軸などを加えると、数値化ができてきます。

 

A 達成可能であること

目標を高く掲げるのはよいのですが、現実的に達成可能な目標が必要です。

「〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る」のハーバード大学社会心理学者エイミー・カディ教授の研究では、目標達成できなかったという事実に直面するこてゃ、自分自身を傷つく、モチベーションを失わせてしまうことがわかっています。

 

R 関連性があること

自分に関係がある、つまり自分ごとであること。

あなたの理想の未来、ビジョンに関係あるものである必要があります。

自分ごととしてとらえられているかどうかは、そのゴールを書き出して自分の眼に入れてみて、声に出して読み上げたとき、イメージがわくかどうかで判断できます。

そして、そのイメージにあなたの感情が動くかどうかです。

ワクワクするかどうかという判断基準です。

イメージが浮かばないのは、残念ながら他人(ひと)ごとであるということです。

 

T  期限があること

目標達成日を具体的に決めましょう。

そうすることで、より集中して目標にフォーカスし、計画したプログラムを実行できます。

 

マイルストーンをつくる

目標達成まで節目節目で「マイルストーン」を設定することが効果的です。

細かい締め切りを作っていくイメージです。

そもそもマイルストーンとは、道路に1マイルごとに置かれている標石で、日本で言う「一里塚」と似ています。

目標設定におけるマイルストーンは、小さな締め切りを設けて、1つずつ達成していくことで、道に迷わずに遠くだと思っていた目標地点に到着できる道しるべ、中間ゴールとなります。

 

学生の頃のマラソン大会でも、「あの電柱まで頑張ろう・・・」と小さな設定をすることで、ゴールが多少ラクになったりしませんでしたか?

目標達成までのプロセスが最初から最後までブレずに進むのは、そもそもありません。

その時々で、目標を見直して、設定しなおして、一歩ずつ進めばいいのです。

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明日は、大きなゴールとそこに至るための7つのフレームについて読んでいきます。

 

今週もお疲れさまでした。

では、また。

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