猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

勇気をもってモノに「ごめんなさい」をするとラクになれる~『続・断捨離 俯瞰力』やましたひでこ

断捨離をしていて気づかされることのひとつ。

「ありがとう」の前に必要なのは「ごめんなさい」ではないかということを、著者は述べています。

 

生き方を説くあらゆる本にも「感謝の心を持とう」「ポジティブシンキング」があります。

しかし、そうした感謝の心を携えるためには、まず「自分の非を認める」「自省する」ことも必要です。

それがなかなかできなくて、日々苦戦中のワタシです。

 

断捨離と言うのは、モノを通じてあなた自身と向き合う行為です。

これまでの買い物の失敗の数々、無意識・無自覚にモノを増やした結果、圧迫された空間を目の当たりにするのは、大変つらいことです。

しかし、そこに「不快」や「罪悪感」を感じない限りは、「快」を感じられないのです。

私たちは不快を感じたくないあまり、感覚を麻痺させてしまいがちです。

が、実は不快と快は鏡合わせのような存在です。

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「不快」「罪悪感」もありがたいシステム

モノと情報が多い社会で、私たちは快がわからなくなってきています。

だからなおさら、不快や罪悪感はありがたいシステムです。

それらを感じぬき、勇気をもって引き受けることで、私たちは自分にとっての快をわかるようになってきます。

ですから、不快を感じたらよろこんでもいいくらいなのです!

だって、快に向かうスタートなのですから。

喜びだけを感じようとすると、どうしても無理が生じてしまうものです。

 

片づけに着手し始めるころ、自分の失敗の数々を裏付ける「物的証拠」を数々目にするわけですから、落ち込むことが多くなります。

「自分に対して腹立ちまぎれに捨てました」と言う人の声も著者は聴きました。

「自分の性格も省みず買い込んで、使いこなせず、申し訳ありませんでした!」と。

ことの時はまだ「ありがとう」と、モノに感謝できるような段階ではありません。

ところがだんだんモノが絞り込まれてくるうちに、「ありがとう」という感謝の念があなたの内側から湧いてきます。

とても自然に。

実に人は、いったんモノと向き合えるようになれば、自分の感情に素直に沿うようになるのだ、と著者は断言します。

 

「ごめんなさい」と「ありがとう」の順番。

片づけにおいてだけでなく、あらゆることに言えるのかもしれません。

ただひたすらに「ありがとう」から入ろうとするよりも、「ごめんなさい」と罪悪感を素直に受け入れた方が、ストレスなくいられます。

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失敗したら、「ごめんなさい」。

先週それができずに、自分に言い訳を重ねてしまい、余計にこじれてしまいました!

自分の非を認めるには、勇気が必要です~。

勇気にはけっこう心に体力が必要です。

先週欠けていた自分にご褒美や休憩をあげて心の体力をキープし、さっさと非を認めてしまいます!

 

今日も、お疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね~。

美味しいものを食べて、心も体も元気にしてくださいね。

では、素敵な夢を。

また。

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