著者は普段から各界で活躍している成功者たちに、いろいろな話を聞く機会があります。
そこである共通点を見つけました。
成功者たちは、「成功脳」を持っている、ということです。
簡単に言えば、「成功体験を積み重ねるのがうまい脳」です。
仕事でも、勉強でも、人生でも、成功するかどうかは、実はちゃんとした脳の使い方で決まる、と著者は言います。
ちょっとした習慣や考え方の変更によって、できるようになるそうです。
一緒に「成功するパターン」の脳に変化させていきませんか?
どんな成功者やトップアスリートも、いきなり大きな結果を出すことは不可能です。
彼らもまた、ときには失敗を経験し、自分を見失って落ち込むこともあります。
そのときにどんな考え方をすべきか、どのように行動すれば成功に近づけるかを確実に知っているのです。
それが、「成功脳」の持ち主の特徴の1つでもあります。
彼らはたとえ小さな成功体験でも積み重ねていき、やがて「成功脳」をてにしてどんどん大きな成功へとたどり着いているのです。
それとは逆に、失敗を恐れて何もチャレンジできない、うまくいかなければ何かしらの言い訳をしてしまう。
誰にでもそんな経験があります。
それは「失敗脳」と言えます。
確かに、負け癖がついていると、周囲の慰めに甘え、自分で自分を慰める、あるいは言い訳して一時的な「敗北回避」をしてしまうかもしれません。
ところが、失敗に対する言い訳と言うのは、自分がまけている状態を安定化させるための、まるで悪魔の薬なのです。
この悪魔の薬があなたのなかに存在することで、「人生を負けていても実は生きていけてしまう」とあなたの「失敗脳」を習慣としてとらえるようになってしまいます。
しかし、あなたにそんな習慣があっても大丈夫。
日々のちょっとした意識や習慣を変えることで、あなたは新しい脳回路を強化し、「成功脳」の持ち主になれます。
そのためには、「どんな些細な成功でも、あなた自身をほめてあげる」ということが肝心です。
成功体験を積み重ねて、神経伝達物質であるドーパミンをいかに出せるかが、「成功脳」を持つ大きなきっかけになるのです。
脳は、すべてパターンで回路が働いています。
ですから、成功のパターンが存在します。
そう考えれば、どういう成功パターンがあなたの習慣として身についているのか知ることが、成功脳を強化する際に、大事なポイントです。
そこで、本著には、成功脳と失敗脳のチェックリストがあります。
次の設問に〇×で答えてみてください。
①人の意見をよく参考にしている
②作業中は楽しく、終業後にその出来に対して不満が生じる
③「いつまでに仕上げる」と時間を決めて作業している
④作業に没頭することがよくある
⑤同じ失敗は繰り返さない
⑥「自分はまだまだ」だと思っている
⑦自分を追い込むタイプだ
⑧やるべきこと(To Doリスト)は、頭の中で管理している
⑨日常の中で運動を習慣にしている
⑩何事も、すぐとりかかるほうだ
⑪自分自身のことをよく褒めている
ここで種明かし。
この11個のリストは、成功脳の持ち主の特徴です。
〇が6個以上の人は成功脳パターンが強く、反対に〇が5個以下の人は失敗脳パターンが強いということになります。
ワタシは3個しか〇がございません。
やばいので、明日も、読み進めていこうと思います。
まさかの3個・・・。
逆を言えば、この11個をマスターすれば、成功脳に近づけるわけですもんね!
少しは休めたでしょうか?
今夜も素敵な夢が見られますように。
では、また。