心が疲れてしまったときに、ちょっとの時間でできる対処方法です。
雲を眺める、歩く、ぐっすり眠るなどがあります。
1 雲を眺める
感情と気持ちは違います。
気持ちは学習によって習慣化された反応です。
個人的な体験をどう受け止めたいかが、脳に入力されたものです。
感情はそれとは対照的に、人間の基本的な衝動です。
たとえば、悲しみは死に対する万人の共通感情です。
悲しみの状況でどんな気持ちになるかは、文化やこでまでも個人的体験や学習で左右されます。
つまり、過去の体験や文化じより決まるのです。
忘れてしまっていたはずの過去の出来事が、私たちをジェットコースターに乗っているような大きな気持ちの乱高下を招いているのです。
ネガティブな感情が湧いてきたら、それがどこからくるのか分析してみましょう。
・あなたは最近、どんな気持ちになることが多いですか?
・今を危機的状況が起こっているように感じられるのは、過去のせいではないでしょうか?
・過去にそうした気持ちをどう乗り越えたかを、思い出せますか?
では、もうひとつ質問です。
・あなたに喜びを感じさせてくれるものは、何でしょうか?
それがわかったら、それにどっぷりつかりましょう。
そして、雲を眺めてみましょう。
悩みが雲とともに流れていくところを想像してみるのです。
2 歩く
デューク大学の有名な研究成果には、1週間に3回、30分の早歩きをすることは、気分を改善するという点で、抗うつ剤の服用とほぼ同じ効果があることが分かっています。
さらに研究者たちは、運動の方が抗うつ剤の服用より、気分改善の効果が長時間継続することを発見しました。
運動はエンドルフィンと気分を改善する神経伝達物質セロトニンの脳内における分泌を増加させるからです。
それは気分を改善するために抗うつ字が生み出す化学作用と同種のものです。
研究者たちはまた、運動中にアルファ波の増加がみられることを発見しています。
アルファ波はリラックスしtあ迷走状態の時などによくみられる脳波です。
この感覚は運動を始めて30~30分経つとよく現れます。
3.ぐっすり眠る
不眠対策は、根性論ではなく、ごく具体的に取り組むのが早道です。
たとえば、こんなことを1つ試してみてはどうでしょう。
・迷走する
・発行する目覚まし時計を片付ける
・ハーブティかホットミルクを飲む
・ベッドでテレビや本を見ない
・昼寝しない
・退屈なことを思い浮かべる
・心が平和になるものを思い浮かべる
・早起きする
・カフェイン、たばこ、アルコールを避ける
・日中運動する
・北枕で寝る
・トリプトファンを摂取する
とりあえずできることから。
少しでもよく眠れると、心の疲れは対処されますからね!
ゆっくり休んで、素敵な夢を。
では、また。