猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

愛されるコツは、ナチュラル&ワイルドな生態~『ねことパリジェンヌに学ぶリラックスシックな生き方』米澤よう子

パリで女の子に住んでいる地域について聞いてみると、必ず最後に「いいところよ!」と付け加えてくれるそうです。

あるとき、著者はパリの友人に地元の案内を頼んでみました。

それはいたって「ふつうの」公園だったのですが、高台からの景色は絶景で、連なるグレーの屋根とテラコッタの煙突が美しい場所でした。

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ふつうがいい!

そのうち太陽がだんだん傾き、屋根がオレンジに染まっていき・・・。

地元っ子が愛する穴場スポット。

著者もとても感動しました。

 

パリのひとたちは、食も同じく「ふつう」がお気に入りだそうです。

私たちの感覚するとごちそうではない「いつものりんご」や「市場のハム」などを、美味しそうに食べるのです。

”ごちそう”の概念をちょっと変えてみるのも、おもしろいのかもしれません。

恋人にこそツンデレ

外ではちょっとつれなかったのに、家では何もなかったようにご機嫌になったり。

さっき甘えてきたかと思えば、もうアンニュイになったり。

パリの女性は恋愛中も、自分のお天気に素直です。

親しい人にこそ感情に正直なところが、飼い猫の性格に似ているのかもしれません。

軽やかなサバイバー

パリは人や物が集中する都市で、古くて趣がある建物がいっぱい。

ほかにない良さもあれば、実は特有のストレスもあります。

アパルトマンは、”ねこの額”ほどの狭さだし、水回りのトラブルは日常茶飯事。

人込みではすりに合わないように、また細かく区切られた街では、裏道に迷い込まないよう注意も必要です。

 

そんな中、パリの人たちは軽やかに生き抜いているのです。

物理的にも心理的にも「ロック」をしっかりかけることを怠らないし、それでいて「解除」したらちゃんとリラックスします。

日常のちょっとしたトラブルで「人の手」を借りる伝統があるだけに、人間同士のイザコザは挨拶や譲り合い、助け合いなどで未然に回避しているのです。

シンプルシックなファッションも、実はそんなサバイブをするのに最適なのかもしれません。

オシャレなパリジェンヌもサバイバーで、実は無駄な獲物を求めたりしませんし、買い物も堅実傾向なのだそうです。

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今日も1日、お疲れ様でした。

ゆっくり休んで、素敵な夢を。

では、また。

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