「おしゃれになりたい!」日々そう願いながらも、学生時代から服のセンスが良かったためしがない!
しかし今ファストファッションもいろいろあるし、考え方次第でもっと楽しめるはず!コスパで自分の身の丈に合わせたおしゃれを、この重ね着の楽しい季節に味わいたいと思いました。
松浦弥太郎さんは、生き方がおしゃれなクリエイティブディレクターです。
著者に言わせれば、立派な仕事もすてきだけれど、プライベートをきちんと積み重ねている毎日の生活は、ほんとうにリッチな気持ちにさせてくれる大事なもの。
日々の「工夫・コツ」は、わたしたちの生活をお金のあるなしにかかわらず、豊かにしてくれる魔法です。
『暮らしの手帳』やクックパッドの「くらしのきほん」の編集長をつとめた著者の、暮らしを愛するちょっとしたヒントです。
下着で贅沢 しあわせ気分
冬になると、週の半分は、タートルネックのニットを着ているという著者。
ジャケットをはおればカジュアルにはならず、暖かさもあって重宝します。
最近のにっとは、スリムにデザインされていて、とくにタートルネックのニットは痩せていないとかっこ悪い。
だから著者は、毎冬タートルネックのニットを着るために、がんばって体型維持をしているのだとか。(うわ、すごいオシャレ意識高いな~!)
タートルネックのニットを着るとき、インナーに何を着るかというと、Tシャツなのだとか。
冬にインナーとして着るものは、体の線にピッタリしたもの。
素材はシルクコットンの混紡など、柔らかい肌触りが気持ちいい。
安いのから高いのまでいろいろあるけれど、人に見えないおしゃれだからこそ、手を抜くと貧乏くさくなってしまう。
いろいろ試した結果、「HANRO」のTシャツに行きついたそうです。
ちょっとお高いけれど、とにかくしあわせ気分いっぱいの贅沢ができるそう。
おしゃれも練習が大事
秋から冬にかけては、おしゃれが楽しい季節。
シャツにジャケット、コートにパンツ、マフラーというように、身に着けるものが多くなるから。
素材、柄、色、デザインというように、どういうふうに組み合わせたらバランスよく、おしゃれができるのか、これはプロでもなかなか簡単そうで難しいのだそうです。
シャツやコートなど、上質な服を単品で身に着けただけではおしゃれにはならない。
何よりも組み合わせが大事なんだそうで。
よいものを着ることで、人より目立つかもしれませんが、目立つことがおしゃれだと勘違いしてはいけないそうです。
あれこれと組み合わせを試してみて、バランスの良い組み合わせを見つけて、パターンをメモしておくと、出かけるときに役立ちます。
しかし、それでも、いざ外に出かけてみてもしっくりこないと感じることも。
家の中で見る感じと、外で見る感じが違うのです。
そこで著者は、人庭ない休日の午前中など、これはどうだろうという組み合わせをして、近所に散歩に出かけているそうです。
要するに、おしゃれの練習です。
すると、組み合わせの良い悪いが分かるそうです。
そんな練習を繰り返して、バランスの良い組み合わせを見つけておくと、大事な日のおしゃれに悩むことが無くなるとか。
何事も練習だそうです。
猫背も自分の生き方
デスクワークが多い著者は、運動不足のため、毎朝ランニングをしているそうです。
ランニングは肩こりの解消にもあり、運動前後のストレッチで縮こまった身体を伸ばすのにも役立っています。
著者の姿勢は猫背気味なので矯正もかねて。
猫背は悩みの1つ。
姿勢をまっすぐにしようと心がけていても、デスクワークに根を詰めていると、いつの間にか背中が丸くなってしまうのです。
先日、そんな悩みを整体師に相談してみると、思いがけない答えが返ってきました。
著者の場合は「無理に治さなくてもいい」と言うのです。
「ある意味、猫背はあなたの生き方でもあるからです。
よほどのことがない限り、自分の生き方は変えることができませんから、変える必要もないでしょう。
猫背気味になるのは、集中力が合って、物事の思索に長けているからとも言います。
事業などで成功している人もいます」
猫背が生き方でもある、という考え方もあります。
著者にとって猫背はコンプレックスでもあり、とにかく治さなければとおもっていたのですが、ものは考えようです。
それからというもの、猫背の悩みはすーっと軽くなり、たまに気を付けて、背中をそらすなどのストレッチを心がける程度に。
悩まなくなると不思議なことに、猫背がまっすぐに矯正されたような気になったり。
病は気から、と言いますが、その通りなのかもしれません。
今日もお疲れさまでした。
寒い日は暖かいところで、伸びをすると気持ちいいですね。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。