本日は、のんびりモードな本を。
一般に男性の方が、年齢とともにファッションがダサくなりやすいと言います。
著者が思うに、20代なり、30代なり、年齢のどこかで、「こんな感じが好き」という自分のスタイルが出来上がってしまい、そこから先に進歩せず、40代になっても、50代になっても変わらぬファッションであるから、傍目にそう見えるのではないか、と。
ズボン丈 美しく見せる
女性は年齢が上がっても、それなりにバージョンアップしていくといいます。
男のファッションでも気になるのは、特にズボンの丈です。
ジーンズは折ってはくのが当たり前で、昨今ではそれがおしゃれと思われています。
が、本来は身長が伸びる成長期の子供がすることで、大人がすることではないかもしれません。
要するに、丈が長いのです。
スーツのズボンでも、チノパンでも、ワンクッションがよいかと言って、だいたい長くて、シルエットが台無しになったりすることが多いもの。
ズボンの丈は横から見て、靴に触るくらいがシルエットは美しいものでもあります。
(待った!これ、実は上級者向けですよね?)
いつもよりちょっと短めの丈になります。
そのためには、丈をつめてもらっても、1日はいて、もう1度詰めてもらうことも。
ウエストに位置が歩くことで変わったりするからだそうです。
サイズがぴったり合ったズボンは座ると足首がよく見えてしまいます。
ズボンがおしゃれでも、どうせ見えないと思ってはいたソックスが釣り合っていないと恥ずかしい思いをしたりしますよね。
(昨日のワタシがそうでした・・・・)
ズボンの丈と、見られることを前提に選ぶソックス。
たったこれだけでも、ずいぶんおしゃれになるのです。
猫と昼寝 しあわせ心地
日曜日の昼、読書の本を抱いて、ソファに横になった著者。
外は寒くても、部屋を暖める春めいた陽ざしが心地よい日でした。
首の後ろにちょうどよくクッションを置くと、まぶたが重いような気になりました。
家には年老いた猫が1匹。
著者がそんな風にくつろぎ始めると、待ってましたとばかりに腹の上に乗ってきて、背中を丸めてころんとなり目をつむりました。
そうだ、こいつは耳を触ってあげると喜ぶんだ。
いたずらっぽく指で耳をつまんだり引っ張ったりしてやると、これ以上の気持ちよさはないというように力を抜いて身体を伸ばしました。
そんなふうにしてやることで、著者もしあわせな気持ちになって意識がふわふわ遠のきました。
はっと目が覚めたのは窓から見える近所の空き地が聞こえてくる、ショベルで地面を掘る工事の音がうるさかったから。
せっかくしあわせな心地で寝ていたのでイライラしてしまいました。
けれども、気にしなければいいと考えて、もう一度目を閉じました。
ダメでした。
工事の音が小さくなっても気になって仕方がない。
ふと腹の上の猫を見ました。
猫は工事の音など気にせず寝入っていました。
人間よりもよく聞こえる耳を持っているはずなのに、なぜ寝ていられるのでしょう。
猫は偉いなぁとつぶやき、頭を撫でてやりました。
著者が起き上がろうとしても、猫は頑固に腹の上から動きませんでした。
工事の音はやみません。
根負けし、そのままでいたら、いつしか著書もぐっすり寝入っていました。
起きた時、腹の上に猫はもういませんでした。
もうあと少しで週末ですね。
こんな猫を抱いた昼寝でも思い浮かべてみようかと思います。
ゆっくり休んで素敵な夢を。
では、また。