本当に今困っていることは、コロナですか?
それとも、家の中にある”何か”ですか?
それとも、あなたの中にある”何か”ですか?
我が家は、モノが捨てられない人種が多く生息しています。
それにより、「モノで満ち溢れた4畳半」が存在していました。
子供たちにも、夫にも個室(すっごい狭いですけど)があるのに、ワタシだけ部屋が無い状況。
そして、このコロナによる閉塞感。
そして、決して良いとは言い切れない我が家の人間関係(ココがどのご家庭でも一番の問題ではないでしょうか)。
さぁ、どうする。
在宅勤務などしていたら、人間関係のもつれから、本当にいつか新聞に載ってしまうような「事件」を起こしてしまうかもしれない・・・。
しかし、家族とは言え他人のモノって捨てにくい・・・。
コロナで根本的に困っていることは、外に出られないことではない。
そう、困るのは「家に全員がいなければならないこと」。
在宅勤務が決まった日、帰ってきて思いましたよ。
「ああ、窒息するかもしれない」。
コロナに罹ることよりも、家庭内窒息が怖い人って多いと思います。
そこで買ったものは、まずコレ。
音を遮断するだけで、違いますもんね。
ネガティブな家族の会話を、YouTubeがことごとく4分の1くらいのダメージにしてくれる・・・。
さあ、耳につけて、片づけがスタートです!
断捨離ができるところ、できないところ
断捨離、流行ってますね。
ええ、頑張りましたよ、一時期。
今でも1日1捨、一応心がけてはおりますが。
しかしですね、他人のモノは片付かない。
そこで結局有効だったのは、「他人のモノは、段ボールにキレイにしまう」でした。
そう、床に広がったプリント類やパンフレット、雑貨の類。
これを「今すぐ捨てろ!」とやって、さんざん喧嘩した歴史が我が家にはあります。
もう、いい。
とにかく段ボールに「美しく」「縦置きして見やすく」収納する。
でも、それで4畳半のうち、1畳のスペースができました!
「多分いらないもの」を見やすくごみ袋に入れる
「これ、絶対要らないよね!?」
そう思うものについて。
たとえば、パッケージの袋。
子供たちの小学校の頃の防災頭巾や上履き。
袋の外側に入れて、「収集日に出すからね」と一言添える。
当たり前かもしれませんが、「自分でやってほしい」という母親としての思いから
ついつい後回しにして、早幾年月。
もう、待ったなしなんだ!と心に決めて、ごみ袋へ。
「子供にやらせなければならない」という気持ちを断捨離です。
画期的!2.5畳のフリースペースの完成!
そうして片づけていくと、4時間ほどでスペースはみるみるできてきます。
段ボールに入れることで、捨てずに積み重ねた家族の品物。(←うう、見ていると少し腹が立つけれど、段ボールに入ってしまえば、そんなに腹は立たない!!)
それらが、それらしく重なることによって、見事に(!?)スペースは完成し、我が家は血まみれの大戦争には至らず済んだのでした。
テーブルは、集中して仕事ができるように、壁を向いてセット。
何だか素敵な自分の部屋ができたではありませんか!
イメージは、こんな感じですが、現実はかなりシビアな仕上がりです。
なぜ
しかし、我が子かわいさに、ついやってしまう。
子供が今、ちょっと電子ピアノで練習をしなければならないのです。
テーブルの上に電子ピアノを置いてあげると、ピッタリなんだなぁ。
「常に練習させたかったら、練習場所を作ってあげること」これはヤマハ音楽教室でも、常々言われていたのです。
そして、「うん、いいや」。
出来上がった部屋は、何ゆえか子どもの電子ピアノ練習部屋に。
結局リビングで仕事をしようと思いました。
人の役に立つと、ちょっとしたラッキーがやってくる?
電子ピアノ練習場では、子供がひまなこともあり、練習をするようになりました。
しかし、ちょっと寒い日が続いています。
すると、いつもは倹約第一の夫が、「あの部屋、寒いから暖房買おうか?」と言ってくれるではありませんか?
びっくりです。
正直、段ボールがある部屋で火事が起きたら、と思い断りましたが、ご厚意なので受け取ることに。
思っているよりも、優しい人なのかもしれません。
モノがちょっと片付くだけでも、そんな気持ちになれるから不思議です。
気持ちに余裕が出るんですね。
ほんの2畳片づけただけなんですけど。てへ。
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。